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28 people found this review helpful
29.1 hrs on record (29.1 hrs at review time)
既に素晴らしいレビューが沢山書かれているのでちょっとだけレビュー。

謎多き地域で愛車を運転して素材を集め、拠点に帰還、集めた素材で愛車を修理・アップグレードしつつこの地域の深淵を目指す物語重視のドライブADV。

地形はドライブ毎に変化する点、拠点に帰還失敗の際は収集した素材をほぼロストする点がちょっとしたローグライク要素となっている。

それぞれの目的を抱えるが目指すところは同じ、癖のある3人の研究者のやりとりと共に進むストーリーは、セリフも演技も素晴らしく惹き込まれる。
また素材を集める、深淵に近づくほど危険で不穏な空気が漂い始める雰囲気はプレイヤーに焦燥感をもたらし、帰還したときの大きな達成感を与える。
安全な拠点に帰った後は達成感と安堵に包まれながら、素材の整理、車の修理・アップグレード、そして次の旅のルートを決める。愛車とこれまでの旅路に思いを馳せる時間でもある。

ゲームプレイ、ストーリー共に緩急の付け方が素晴らしく、先に進んで真相を確かめたいと思わせてくれる。
一方でゲームプレイの奥深さについては、ストーリー重視のためやや単純で、ストーリーが一段落するとやることが車のアップグレードくらいしか無い。また、ストーリーを進めるための条件が大変な箇所があり、しばらく素材集め&道の開拓を繰り返さないとならない場面は少々ダレ気味。

ストーリーを進めるために何度か繰り返しが必要な箇所がある、ストーリーを一段落させた後にやることがなくなるという欠点はあるが、これらを差し引いても没入感が素晴らしく、思い出にに強く残る体験をさせてくれるゲーム。
操作もそこまで難しくないし、もし難しいと感じてもダメージを限りなくゼロにしたり素材のロストを無効にしたり出来るため、ストーリーのみを追いたいという方にもオススメ。

私はとても楽しいゲームで、引き続きプレイしたいと思っているが、進めた場合の報酬があまり無いので食指が動かず…という歯がゆい思いをしている。
追加のストーリーなど、何かプレイする理由が出来ればすぐにプレイを再開すると思う。
Posted 6 September.
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178.5 hrs on record (177.8 hrs at review time)
このレビュー執筆時点で次回作が来年に登場するというアナウンス有り。

今作を見送って次回作を購入する方が良いか?という点について。個人的にはNo。

なぜなら、初代、今作とFPSというジャンルは同じ、ルールも同じながらゲームバランスは大幅に変わっており、更に次回作はそれぞれのキャラクターがアクティブスキルを持つヒーローシューターとなる予想。つまりそれぞれが違ったゲームとして楽しめることになるから。

初代はテンポがゆっくりでクロスヘア無しのタクティカル寄りのバランス。
今作はスプリントが実装され機敏に動き回りながら敵を蹂躙するゲームへ変化。
更に次回作はCoopヒーローシューターとなる予定。

また、ベースゲームがセール時には90%OFFになるし、今まで実装されてきた武器やコスメが全部手に入るDLCも追加された。MODによるマップも豊富。
また何よりシリーズの売りであるヘッドショットの爽快感、敵爆破時の内蔵がゴム紐のごとく飛び散るといった優れたゴア表現は現在でも色褪せない。

安価でベースゲームを購入して、気に入ったならDLCの購入を検討するくらいで良いと思う。
決して人口は多くないが、サーバーは結構な数が常にあり、細々と長い期間愛されているゲーム。この点は初代も同様。次回作も同じく長期間愛されるゲームになることを祈る。
Posted 22 July.
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2.8 hrs on record
DotEmuのメタスラシリーズの総評としてレビュー。

移植度が低い。頻繁な処理落ちに適切に再生されない音源。
唯一評価出来るところはオンラインプレイに対応しているところ。ただしこちらも快適とは言い難い。

PC(Windows)でメタスラを遊ぶなら、良質な移植がMicrosoft StoreでアケアカNEOGEOシリーズとして1~5まで揃っている。ただしこちらはオンラインプレイ非対応。

よほどオンラインプレイしたいという意思が無い限りはMS Storeでの購入を勧める。
Posted 22 July.
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28 people found this review helpful
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144.5 hrs on record (14.4 hrs at review time)
メタスラシリーズ最新作となるモバイルゲーム。

より強い装備を求めて何度もミッションをこなすルーターシューターとなった。
また、キャラごとにアクティブスキルを持つなど、ヒーローシューター要素も追加。
ゲームモードはストーリーに加えて、スコアアタック、1v1のPvP、オートバトル、ローグライク等流行りのジャンルが全部入り。

自動照準がデフォルトとなり、また体力制となったためミスが許容されアクションとしてはかなり敷居が下がった。
グラフィックは元のドット絵を精度良く3Dで再現しており、これについては高い評価を与えたい。

一方でモバイルゲームの宿命として、どこに何があるのか分からないごちゃついたUI、狙ったキャラや武器を入手するのが困難という難点。更にスタミナ制となっているため限られた時間しかプレイできない。
ただし一日に長時間プレイしてもあまり成長しないので、毎日プレイしてデイリーミッションで美味しい報酬を入手するというプレイスタイルになる。それでも一日で十分満足できる程度には遊べると思う。

ドット絵とプレイスキルの向上の嬉しさが失われた代わりに、カジュアルに短時間で遊べるゲームとなった。
煩雑なUIと流行りの要素全部乗せを苦だと思わない、もしくは乗り越えることができるならオススメ。
原作を知らなくても楽しめる。

個人的にはスタミナ切れを目処としてプレイ出来るし、緩い難易度ながらゲームをプレイしたという満足感が得られることからリラックス用のゲームとしてオススメとしておく。
Posted 22 July.
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380.3 hrs on record (315.7 hrs at review time)
政治的皮肉たっぷりの4人Coop TPS。敵の猛攻をかいくぐり、ミッションを遂行して脱出せよ
4人小隊でミッションを遂行するTPS。
ミッション遂行で得た報酬で更なるアップグレードを行い、より強力な武器や装飾品をアンロックしていく。
現在最高難易度でプレイ中。

システム
1.全体の流れ
・全体命令。全プレイヤーに向けた命令で、基本はこれに沿った星でミッションを遂行し、惑星を制服または防衛する。全体命令成功報酬として新兵器がアンロック可能になることもある。
・作戦。一つの作戦を選び、その作戦内の1-3つのミッションを完遂することにより、初めて全体命令に貢献できる。
・ミッション。敵の拠点を破壊や、ICBMの発射など様々。主目標と副次目標があり、主目標を全て達成時点でミッション完了となる(脱出はオプション)。なお、副次目標はマップを探索し自身で見つける必要がある。また、敵の殲滅は一切のポイントにならない。
・脱出。ミッション地域内を十分探索しきった、あるいはこれ以上持ちこたえるのが困難と判断した場合は脱出地点に向かい、脱出用輸送機が来るまで耐え忍ぶ。
・報酬。ミッション完遂で貰えるもの、地表に隠されていて、取得するだけで貰えるもの、そして地表で取得して、持ち帰る(=脱出成功)ことで初めて入手可能なサンプルがある。
・ウォーボンド。期限の無いバトルパスのようなもので、スーパークレジットと呼ばれる課金または地表で見つかる通貨でアンロック。これにミッション遂行時に貰えるメダルを注ぎ込むことで、武器やアーマー等様々な報酬をアンロックできる。
・戦艦のアップグレード。後述する支援兵器や、支援兵器のアップグレードを行う。
・敵勢力。現在虫とロボットが存在。それぞれで攻略法が大きく異なる。特にロボット相手は身を隠すことが重要。
・クイックマッチ。少しだけプレイしたい場合などには、他人のミッションに途中参加可能。

2.戦闘の流れ
・ミッションを選び、降下地点を選択。降下場所はホストに委ねられる。
・支援兵器の選択。ロケットランチャー等の手持ち武器から上空からの爆撃など複数。ミッションや仲間の装備との相性を考えながら複数種から4つ選ぶ。またこの画面から自身のプライマリ・セカンダリウエポン、アーマーの選択も可能。
・ミッション開始。主目標のみを遂行し速やかに作戦遂行するも良し、報酬のためにマップをくまなく探索するも良し。ただし主目標は必ず完遂すること。
・脱出。脱出地点に向かい脱出を要請する。めぼしい収集品がある場合は生きて帰ること。

3.戦闘システム
・支援の要請。移動キーにてコマンド入力を行う。強力な支援ほどコマンドが複雑化する傾向。
・ミッションの遂行。PCのような画面を見ながらの操作や、バルブを開ける、レバーを引くなど様々。これらの動作中は攻撃、移動不可。キャンセルは可能。
・フレンドリーファイア。常に有効で、自身の射撃や爆風で小隊の誰かが死ぬことがしばしば発生する。なお敵同士もフレンドリーファイアが有効になっている。
・隊員の補充。隊員が戦死した場合、補充要請を行うことが出来る。瞬時に要請できる数は限られており、これが尽きると一定時間ごとに一人隊員を補充可能となる。
・リロード。マガジン内に残った弾は捨てられる方式。可能な限り撃ちきってリロードすること。
・ミッション遂行中に欠員が出た場合、SOSを発信しプレイヤーを呼び込むことが出来る。ただし頻繁に使用はできない。


良いところ
・協力を促されるバランス
全体的にキャラクターの動きが緩慢かつ、体力も多くない。最下級の雑魚に絡まれただけで死ぬ場合もあるので、なるべく仲間と離れないように行動する必要がある。
また割とすぐに弾切れを起こすので、そうなってしまった場合にはミッション遂行側として行動したり、敵を引き付けて仲間に自身ともども爆撃してもらう、などの役割分担が生まれる。
特に意思疎通なくともこういった協力が起こるバランスで、一緒に戦場を生き抜いている感覚が楽しい。

・敵勢力のバリエーション
敵勢力によって大きく戦い方が異なる。
虫相手では大量に敵を捌くことが重要で、ロボット相手にはなるべく被弾しないよう身を隠す必要があったりと、敵勢力によって全く異なる戦い方が要求される。
現在2勢力しか存在しないが、前作から予想するにあと1,2勢力は追加されるはず。

・バリエーションのある装備構成
ある程度最強装備みたいなものはあるが、自身で考えた装備構成でも十分に戦えるバランス。
最初はテンプレート的な構成から初めて、使ったことのない武器、その弱点を補う構成など、ある程度装備構成に幅がある。
現在の調整では最高難易度でも構成に幅を持たせられるバランス。

・じっくり目標攻略を考えられる
ひっきりなしに敵が襲ってくるわけではないので、敵に見つからないよう安全な場所から攻め方を考え、慎重にコマンドを入力など準備して戦闘に入ることができる。
言い換えれば、上述の通りキャラクターは緩慢なので、素早い操作が求められる状況は詰みかけているといえる。

・適切な頻度でのバランス調整
開発はどの装備構成でも十分に戦えるようにしたいと考えており、それに向けてしばしばバランス調整が入る。
調整が上手いかと言われれば、話題にも上がらない武器があったりと粗もあるが、調整に前向きな姿勢には好感が持てる。

・随所に散りばめられる笑える、馬鹿馬鹿しい倫理観
オープニングムービーからフレーバーテキストまで政治的皮肉に溢れている。
燃料生成のために養殖していた生物がミスで繁殖し人命を奪っていることを隠す省庁や、地表の貴重なサンプルと引き換えに貰えるアップグレードが気象ソフトのサブスクリプション解禁など。虫相手に国家を聞かせるミッションなども存在する。
馬鹿馬鹿しく笑える要素が随所に散りばめられる。
映画「スターシップ・トゥルーパーズ」からの影響が強い。

賛否両論点
・マイクロトランザクション
新しいウォーボンドや一部プレミアムなアーマーを買う際にスーパークレジットというゲーム内通貨が必要。
ミッションマップ内に落ちてはいるがごく僅かで、見つけるのも難しめ。
常に最新のウォーボンド及びアーマーを入手したいなら課金必須という感じのバランス。
ただしこれらの追加頻度はそこまで高くなく、また課金量もモバイルゲームと比べると微量といえるレベル。
運営継続に必要な費用と捉えるか、拝金主義と捉えるか。
個人的には課金量に見合ったコンテンツを追加してくれていると感じるので特に気にしてはいない。

・武器選択にマウスホイールを割り当てるのが困難
武器の射撃モード変更に割りあたっているので、マウスホイールを割り当ててしまうと大幅にキーバインドを変える必要がある。
幸い武器は最大でも3種類なので、慣れれば割と問題なく操作できるが、手が小さい人は不便を被るかも。

悪いところ
・メニューの操作方法
コントローラー主体での操作想定のためか、決定キーがTABだったりとPCゲームとして見ると違和感あるキーバインド。
慣れれば問題ないが、メニュー操作に関しては通例に従うべきと考える。

・動作がやや不安定
アップデート毎に不具合が発生し、それが終了時のフリーズ、ミッション開始時の無限ロードだったりと結構クリティカル。
また、クイックマッチでは数秒程度のラグが発生し、まともにプレイ出来る状態にない場合がある。ミッションを最後まで完遂したい場合は自身でホストすることを推奨。

・フレームレート向上が期待出来ない
開発中にゲームエンジンのサポートが終了してしまったらしく、NvidiaのDLSSなどハードウェアアクセラレーションを利用出来る可能性は低そう。
そこまで重いゲームでないし、プレイ中もフレームレートの低下に遭遇する時間も僅かなのが不幸中の幸い。

・多くの国で販売中止となった
PSNをサポートしない約180の国で販売中止。
日本から直接の被害は無いが、プレイヤーベースが減り、4人フルでのパーティが完成しづらい、全体命令の遂行がより困難になるなどの弊害はある。

総評
歴代Coopゲームの中でも屈指の面白さ。
仲間に協力したり、自身が主導して目標攻略したり、時には単独で工作活動したりプレイの幅は広い。
加えて敵勢力によって戦い方や装備が大きく変わる。
自身の役割・仲間の性質・敵勢力の違いの組み合わせにより様々なドラマが生まれる。

自身がホストしてがっつりプレイも良し、クイックマッチでサクッと手助けするも良し。
ゲームプレイの内容は変化に富み、プレイ時間は柔軟な調整が可能。
長い時間愛されるであろうCoopゲームの一つと感じた。
Posted 3 July.
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30.7 hrs on record (24.9 hrs at review time)
画面中央に様々にカスタマイズ可能なクロスヘアを配置するソフト。
ゲーム側のディスプレイ設定はボーダレスウィンドウまたはウィンドウでないとならない。
フルスクリーンしか設定が無いゲームはBorderless Gaming等を使用してボーダレスウィンドウ化すること。

ゲーム側で用意されたクロスヘアが見づらいものしかない、またウォーキングシミュレータ等でそもそもクロスヘアが無く、それ故に酔ってしまう場合等に非常に便利。

Steamワークショップ対応で、リコイルパターンが刻まれたりリロードアニメーションが入る実用的なものからアニメキャラが指を指す冗談のようなクロスヘアまで様々ある。

ただしPvPで特に競技色の強いゲームでの使用はグレーなので、これに使う際は規約をよく確認すること。

PvE・シングルプレイシューター、ウォーキングシミュレータの酔い止め、ホラーゲームで冗談めいたクロスヘアを設定し怖さを紛らわすなど様々な使い方が出来る便利ソフト。とてもおすすめ。

細かい動作要件があるので、もし自身のゲームでうまくクロスヘアが表示されない場合は、Steamコミュニティハブのスレッドを確認すること。デベロッパ側がヘルプを用意している。

また、自身の想定した環境で動作するかは、無料版のCrosshair V2で試すと良い。こちらは用意されたクロスヘア以外は設定不可能だが根本の挙動はこのソフトと同じ。

以下、関連ソフト
https://store.steampowered.com/app/388080/Borderless_Gaming/
https://store.steampowered.com/app/2250040/Crosshair_V2/
Posted 2 July.
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0.3 hrs on record
3Dフラクタル空間を自在に移動し探検出来るソフト。

移動は勿論、何等かのパラメータを増減させて空間の形をリアルタイムで変形させることができる。

YouTube等で同様のフラクタル空間の動画を見ることが出来るが、学術的知識の無い人には厳しい専用ソフトとカメラのパスを設定することなどによって初めて実現するもの。
一方で本ソフトでは専用ソフトほどの自由度は無いものの手軽にその世界を体感出来る。

現在2つのフラクタル空間が無料で、残りはDLC。気になったら購入してみるといい。

ただただ空間を鑑賞するだけのソフトなので、遊べる時間は短いが、体感してみる価値は十分ある。
無料だし容量も大きくないので、気になったらインストールして遊んでみよう。
Posted 20 June. Last edited 20 June.
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6.0 hrs on record
Very simple but very nice FPS.

The graphics are beautiful with excellent lighting. Very rich.
The guns are all unique and fun to use. Also, the movement speed is fast and exhilarating.
The maps are beautiful like paintings and art and are fun to explore.

Overall, a very good boomer shooter.

Despite this, the game has not sold well because it is not well known and the author has not been able to make DLC or a sequel.

If you like it after watching the trailer or playing the demo, please buy it.

I like this game very much and I am waiting for DLC or a sequel!

とてもシンプルですが、とても素晴らしいFPSです。

グラフィックはライティングが綺麗です。とてもリッチ。
銃はどれもユニークで使っていて楽しいです。また、移動速度が速く、爽快感があります。
マップは絵画やアートのように美しく、探索が楽しいです。

総合的に、とても優れたブーマーシューターです。

にもかかわらず、このゲームが有名でないためにあまり売れず、作者はDLCや続編を作れずにいます。

もしトレイラーを見たり、デモをプレイしたりして気に入ったら、是非購入してみてください。

私はこのゲームをとても気に入っています。DLCや続編を待っています!
Posted 1 January.
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1.2 hrs on record
Early Access Review
成長・カスタマイズ要素てんこ盛りのメトロイドヴァニアRPG
性能の異なる美少女2人を切り替えてダンジョンを探索するアクションRPG。
序盤を触った感想。

システム
・横スクロールアクション。マップは上下左右に広がり複雑。特定のスキルを入手しないと進めない箇所もある。
・キャラクターの切り替え。好きなタイミングで異なるキャラクターに切り替え可能。特定のキャラクターでないと進めない箇所あり。
・成長要素。敵を倒すとステータスが上がる。
・豊富な装備要素。武器は勿論アーティファクトなど、装備するものが沢山ある。アイテムの種類も豊富。

良いところ
・グラフィックが綺麗
フル3Dで描かれたキャラは良く動くし、風景も綺麗に書き込まれている。
・キャラクター切り替え
近距離戦が強いキャラ、魔法系スキルの豊富なキャラクターを適材適所で切り替えて進む。それぞれのキャラの個性が強く使い分けが楽しい。
・コミカルなキャラクター
主人公からサポートキャラまで日本のアニメを思わせる個性豊かなキャラクター。イベントシーンでのやりとりが楽しい。
・日本語音声に対応
イベントシーンはフルで日本語音声に対応。声優の質も上質。

賛否両論点
・複雑なアクション
格闘ゲームのような複雑なアクションが用意されている。ゲームの奥深さに貢献してるとも取れるが、個人的にはマップ探索に重きを置くべきと考えており、この要素はもう少し控えめでも良いと感じた。

悪いところ
・やや見づらい地形
フル3Dで描かれたマップのため、足場を見落としたりすることがあった。同ジャンルで2Dドット絵の場合は重要な地形は強調されて描かれるが、このゲームの場合は背景含め全ての要素が書き込まれているので地形を見失いやすい。
・複雑なシステムなのに説明不足
新しいスキルを取得した際に、短い文章が一瞬出るだけ。またそれを発動するための操作も簡単に参照出来ない。ゲーム内に辞典があるのでそれを参照してくれ、というスタンス。
アイテム類についても説明がなく、豊富な要素の割に投げっぱなしな印象
・何をすればいいのか分からない、説明不足
マップに投げ出されたとき、注意深くNPCの会話を読まないと迷ってしまう。強制的にイベントを入れるなり、常に主目標を表示すべき。

総評
国産オープンワールドアクションRPGのアクション部分をメトロイドヴァニアに置き換えたという印象。
要素が豊富で、おそらく国産ゲームを沢山プレイしている方なら慣れが早いと思われるが、そうでない場合は要素の豊富さに圧倒されてしまうという印象。
一つ一つの要素をよく理解でき、また主目標を分かりやすくする工夫が足らないため、進行が分かりづらい。
悪いゲームではないし、むしろ作り込まれていてワクワクするのだが、説明が圧倒的に不足しており進行を大きく妨げてしまっている。
アクション部分はほとんど完成といっても良い出来で、説明が足らないのが惜しい。
早期アクセスということで、先に進むのに困らないようなつくりとなるよう改善されることを強く望む。
国産ゲームをやり慣れているか、隅々まで要素をチェックする几帳面さを持っているならオススメ。そうでないなら様子見でも良いかもしれないが、説明部分以外の完成度はとても高いことを考慮に入れるべき。

このレビューは、Steamグループゲーミングチャイルドの依頼によって執筆しました。新作紹介やレビューをほぼ毎日行なっています。メンバー登録、キュレーターのフォローをお待ちしています。
Posted 21 February, 2023.
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50.7 hrs on record
へんてこアタッチメントがランダムドロップのローグライクFPS。面白いが荒い調整が牙を剥く場面も多々
エイリアンから人類を救うため、シミュレーションを用いて最強の銃を開発するFPS。
ランダムドロップのアタッチメントを集めつつ、全6ステージの踏破に挑む。

システム
・アタッチメントはランダムドロップ。但しドロップするアタッチメントの種類を増やすには研究所のストアでアタッチメントを購入する必要がある。
・操作は移動とスキル、プライマリ及びセカンダリファイアのみ。ADSは無し。セカンダリファイアはそれを持つアタッチメントを装備している時のみ発射可能。
・インゲームマネーはビットとハイパーコインの2種類。前者はシミュレーション内でヘルス・シールド・鍵等を買う一時的なお金で、後者はアタッチメント・クラスのアンロック等に使われる恒久的もの。
・クラスシステム。4つのクラスがあり、それぞれでベースとなる銃、スキル、体力等が異なる。初期クラス以外はハイパーコインでアンロック。
・マップはランダム生成。基本的な部屋構造は変わらないが、トラップの位置が異なる場合がある。
・戦闘はアリーナ形式。部屋に入ると敵が出現し、殲滅するまでその部屋から出られない(ショップと宝箱部屋を除く)。
・クリアした部屋はワープポイントが起動し、マップから好きな部屋へ移動可能。部屋の無駄な行き来を省略出来る。ボス撃破後も自由に行き来可能。
・体力がゼロになるか、最後までクリアするとシミュレーション終了。ハイパーコインのみ保持される。
・恒久的アップグレードは無いが、ストアに並ぶアタッチメントがどんどん優秀になるので、結果としてゲーム後半ほどクリアの可能性が高まるつくり。

良いところ
・アイデア豊かなアタッチメントの数々
ドラムマガジンやグレネード等の普通のものから、バナナのマガジンやスロットマシンのバレル等へんてこな見た目のものまで様々。ゲームが進むにつれ銃の見た目がどんどん可笑しくなっていくのが面白い。

・移動と射撃の爽快感
移動速度は速めで移動中の命中精度低下も無し。昔ながらのFPSの操作感。
射撃音は初期こそ迫力が無いが、アタッチメントによって様々に音が変わるのが楽しい(例えば卓球ラケットのアタッチメントを付けると、射撃音はピンポン球の音になる)。

・手強い雑魚・ボス達
1ステージ毎に新たな敵が登場し、段々と戦闘で考慮しなければならない事が増える(シールドを付与する敵がいた場合、それを倒さない限り本体は無敵等)。
また、ボスも遠距離を考慮に入れないとならないものや瞬間火力が重要なものなどバリエーション豊か。

・音楽
シンセウェーブの心地よい音楽。

賛否両論点
・グラフィック
原色多め、眩しめのグラフィック。シミュレーション世界っぽくカッコいいとも言えるが、どのステージも無機質で代わり映えしないとも言える。
またステージのライティングのために、せっかく出来上がったカラフルな銃が見づらいという点は個人的には減点対象。

・アタッチメントの効果は小さめ
銃の使い勝手が大きく変化するようなアタッチメントはほとんど無し。
変わったものもあるが、だいたいはファイアレート・弾速のほか、跳弾・属性ダメージが付与される程度。

・高難易度
小さい敵は撃ち落とすのが難しく、また大きい敵は素早く移動するものがおり、不意打ちを喰らいやすい。
受けるダメージは小さくなく、回復手段も乏しいため、全体的な難易度は高め。
またボス撃破後にいくらかの報酬で体力回復出来るが、ギリギリの体力でクリアとなると次のステージですぐダウンとなることが多い。最後まで体力には気を配る必要がある。
より良いスコア(敵の撃破数など)を狙うゲームではなく、クリア出来るかどうかを狙うようなバランス。

悪いところ
・ランダム要素が素直すぎる
特に体力とシールドについて。
これらはシュミレーション内のショップから購入出来るのだが、ショップの内容は完全にランダムで、中には空のスロットもある。
戦闘で痛手を負ってしまったのでショップで回復を狙おうと思ったら、回復アイテムにろくなものが無く、ビットばかりが余って結局ゲームオーバーということが多々あった。
いくつかの回復手段は固定で配置しても良いのではないかと思った。

・付加効果の説明不足
毒や電撃等の属性ダメージや、レーザー砲のアタッチメント等様々なものがあるが、いくつかは説明不足でどういった効果かよく分からないもがあった。
特に属性ダメージは使ってもその効果が分かりづらかった。どのアタッチメントにもより詳しい説明が欲しい。
ちなみに電撃は機械系、出血は生物系の敵に効果的っぽい。

・セーブ不可能
プレイ中のセーブ不可能。
全ての工程で1時間はかかるのである程度時間に対して覚悟をもって始めないとならない。
中断セーブが欲しい。ただし稼いだハイパーコインはどこで中断しても保持される。

・バグ(銃が消える)
致命的ではないが残念なバグ。アタッチメントで改造した銃が一切見えなくなる。
なおこれは一時的なバグではなく、完成した銃が展示される場合にも不可視となる。
ゲームプレイに支障はない(むしろ視野が増えるだけプラスとも言える)が、銃の見た目が大切なこのゲームでは大きな減点ポイント。

・バグ(進行不能・困難)
以下2点致命的なバグに遭遇。
・敵が壁にめり込み、ダメージを与えるのが困難または不可能。
・シールドを付与する雑魚を倒したにも関わらず敵にシールドが付与され、撃破不能。

これらのバグに遭遇すると強制的にやり直しとなってしまう。頻度は多くないが後半に遭遇すると非常に萎える。特に爆発系の武器を使用すると起こりやすい印象。
不幸中の幸い、遭遇頻度は低めで遭遇箇所はゲーム前半に多い。

総評
実力と運の割合は7:3という感じで、上手くなるほど被弾が抑えられ後半に進めるが、クリアにはアタッチメント及び回復アイテムのドロップ運がある程度必要となるバランス。
また銃の見た目はどんどん楽しくなるのだが、一方で使い勝手は最後まであまり代わり映えしない。
敵は派手に吹っ飛ぶし射撃音も良いので射撃の部分は悪くないのだが、ゲームプレイの変化の小ささとバグが足を引っ張っている印象。またセーブ不能なのも不便。
移動の速いスポーツ系FPSが好きで、かつクリア出来るか出来ないかというレベルの高難易度が好きならオススメ。クリアしたときはガッツポーズしてしまった。
一方で、私はあまりプレイ経験が無いがローグライクFPSは多くリリースされており、それらの中にはより優れたものも多くあると思われるので、特に惹かれる部分がなければこのゲームはスルーしても良いかもしれない。
個人的には射撃感・見た目が欠点を上回ったのでオススメとさせていただく。
Posted 4 January, 2023.
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