黒い星が
黒い星が
黒い星が
あたしを身っている

曖昧な空模様
紫陽花がささやいた
「今日はいい天気です」?
分からないが

濡れるアスファルト
足を滑らせて
膝をぶつけてしまう
お前たち

迷い続けた
地図の隅っこで
静かな願い事が
佇んで
待ってる

探し続けた
地図のど真ん中
虫に食われ穴が開いている

カエルたちの音に呼び止められて
鳴き止んだ静けさに
落ちつかないココロひとつ
カエルたちの音はまた鳴り出して
元通りの喧騒に
なでおろすココロひとつ
寂し暮のさかみち
風に吹かれてる

カエルたちの音に呼び止められて
鳴き止んだ静けさに
落ちつかないココロひとつ
機械仕掛けのネイロがきこえる
音が止んで初めて
生きてることを知った
寂し暮のさかみち
風に吹かれてる