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Posted: 3 Nov, 2020 @ 5:25am
Updated: 1 Feb, 2021 @ 9:45am

Early Access Review
スクリーンショットとトレイラーを見てかなり面白そうと思ったので購入。
日本語はないのだけれど、中世の街づくり系ゲームをやっていればある程度は頑張れる…ぐらいのもの。
※1/31のアップデートにより日本語が実装されました!やったー!
とりあえず3時間程度遊んだ感想を。

リアルタイム進行、タグについているとおりコロニーシミュレーションとしての街づくりゲーム。
道を引き、家を建て、食料を確保し…とこの手のゲームには普通にありがちな要素がつまったゲームになっています。
建物によっては騒音かなんかが発生するので家が近いと満足度が下がるとかそういう要素があるのも街づくりならではのもの。
ただ、個人的に「おっ?」ってなったのは、基礎的な建物「家、畑、資材置き場、道」といったもの以外は好きに建物を建築できないという事。

このゲーム、各施設の建築は「カード」を使う事で1棟建築できる、という制約になっていて「自由に街づくりしたい!」という人には向かないかもしれません。
もちろんカードの持てる枚数は有限ですので、どうカードを使うかを考える必要がでています。

普通ならば冗長なルールであり、面倒に思う事でしょうが、これは恐らくマルチプレイにするにあたって必要なゲームデザインだと思われます。
建設できるカードが増えると入手したいカードが出てくる確率が下がるあたりはアイデアとして悪くないと思われます。
(※実際にマルチプレイを試してないので、どこまで効果的になっているかはわかっていません)

「カード」は一定時間毎にランダムに出現するリストから一枚選んで購入できる(さらにほしい場合は追加の金を払う事でリストが復活、気に入らなければこちらも金を払ってリシャッフルできる)。
そうしてカードを使って建築位置を決めると、領民が領内の資源を使いながら建築を行っていく…という感じ。

あとは技術研究の要素があり、研究を進めていくと新しい建物を建設できるようになったり、資源をより多くとれるようになったり…と恩恵が得られます。また、技術には「時代」があり、同一時代の研究を一定数研究すると次の時代の技術が研究可能になります。

また、土地は最初に任意のエリアを選ぶようになっていて、一つ一つのエリアは非常に狭いです。
そこからお金または食料、はたまた影響力(?)を支払う事で新たな領土を獲得していく、という感じになっています。
それぞれが何等かのゲームで見たことがあるかもしれませんが、個人的にはうまい具合に混ぜている印象があります。

恐らく要素もまだまだ、バランスもまだまだ(難易度Normalでやると、AIが何年かすると半分くらい死滅する)な状態なので
これからじっくり作りこんでいくものと思われます。
UIもまだ結構見づらい感じはあるので最適化は必要でしょう。

しかし、アーリーアクセスとして出すレベルとしては合格点であり、今後期待が持てる感じになっていると個人的には思います。
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