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Posted: 26 Jun, 2023 @ 3:33am
Updated: 26 Jun, 2023 @ 5:47am

Early Access Review
街シミュというよりは、産業チェーン経営シミュレーションに近い感じです。
このゲームでは建物を立てるには資源と労働力と時間が必要で、これらを手数料を払ってスキップしていきなり建物を無人の荒野に出現させられる通常モードと、建設機械も資源も人も全て自前で用意して時間を掛けて少しずつ拡大していく必要がある現実モードがありますが、通常モードでの手数料はかなり高額なので、ある程度仕組みを理解したら後者で遊ぶのが面白いです。
最初に最小限のサイズの町を用意して、町の住民を使って資金が尽きる前に何かしらの産業に手をつけて製品を国外輸出して外貨を稼ぎつつ、自国内ですべての資源を賄えるように都市や産業施設の規模を拡大していきます。
社会主義を題材にしている関係上国内通貨の概念はありませんので、国民の要求を満たしつつ、国外との貿易の収支の帳尻を合わせることが目的になります。利益は”住宅地を囲う謎の壁”の建設費用とするのではなく、国民に還元して暮らしを豊かにし、資本主義経済圏に崇高な社会主義経済の力を見せつけましょう。
最初は原油を輸入して加工し、加工品を売却して外貨獲得するのが個人的なおすすめです。
このゲームでとっつきにくいのは住民がなぜか300m程度しか徒歩で移動してくれない仕様だと思いますが、住居の付近にいちいち公共交通手段を用意しなければならないのは最初は辟易するものの、逆に言えば住民が勝手に遠くへ移動することはないので都市のの労働力の計画は立てやすいです。
仕様なのか今後アップデートで変更されるのかはわかりませんが、現状は石油や石炭、鉱石といった本来は有限の天然資源が無限に採取可能なので、一旦産業が軌道にさえ乗れば資金難によるゲームオーバーは起こしにくいと思います。
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