EA版割引後：1207円　EA版割引前：1420円

• 期待して購入した、期待以上だった。
  
• 現時点の日本語訳でも、違和感はほとんど無し。
  
• 今後の開発予定も、作中で明示されている点が良い。

おすすめする理由

　私は全実績を解除した後にのみ、決まったフォーマットでレビューをしている者です。

　ですが、現時点でのレビューが少なすぎて、判断材料が足りない方のために、ひとまず触れての印象を綴ろう思います。
　そのため、本レビュー下部の未記載の部分に関しては、私の基準を満たした時点で追記します。
　発売時にプレー可能であったクラス全てで、最後までクリアしたので追記しました。（※2022/09/28追記、2023/09/23校正。）

　作品の雰囲気は、スクリーンショットや動画で十分に伝わるものと思いますが、実際にプレーしてみると更に奥深いです。
　補足するのであれば、デッキ構築を行い、単純にカードバトルに挑むようなゲームではないということです。

　ランダム性が介入してくる箇所もバランスが取れており、現時点での評価は相当に良いです。

　じっくりと頭を使って、有り物で制するのが好きな方にはおすすめでき、逆に強い装備やデッキを作って、相手を蹂躙するのが好きな方にはおすすめできない、というニュアンスでしょうか。


ゲームの特徴

　大きく2つの画面を行き来する形になります。

　1つ目はワールドマップやフィールドに相当するもので、ランダム要素が大きく介入するのはここでしょう。
　例えば、入場前に何が起こるか（e.g. カードが入手できる、戦闘が発生する。）は分かっても、その先（e.g. 何のカードなのか、どんな敵なのか。）が分かりません。

　また、視界も自分が踏破した少し先までしか及ばないため、リソース管理やルート構築も要となります。
　このバランスが非常に心地よく、探究心や射幸心に揺られながら、プレーに没頭できること間違いなしです。

　2つ目は戦闘画面に相当するもので、ここで初めてカードが活きると言えます。
　とはいえ、それも戦闘を構成する一要素に過ぎず、常に地形や行動順など、気を配る要素は多々あります。

　これがはまるかどうかが、本作最大の特徴と言えるのではないでしょうか。
　どうあれ、カードの要素と、ターン制の戦術の要素、そしてフィールド探索の要素をここまで上手に交えたのは、感嘆に値します。

　肝心な難易度に関してですが、（印象の段階なので断定はできませんが、）私には中程度に思えました。


気が付いたこと等

　クラス毎のクリアの難易度は、大きく異なると感じました。この辺りは、今後の開発の中でバランスを取っていくのではないでしょうか。
　未実装の箇所に関しては、未完成ではなく「追加実装予定」という認識の方が、プレイヤーにとって近い気がします。

　ちなみに、タイトル画面左上から、セーブデータの切り替えが可能です。データを残したまま、初期の状態から遊ぶことが出来るのは素晴らしいです。



大型アップデート（23/08/10）後の追記

　本項の追記時点ではクラスが6つ、難易度がイージーとノーマルと上級者モード1～10の12段階、都合72パターンの始め方が存在します。（このアップデートでクラスが1つ増えました。）
　このうちイージーを除く全パターンでクリアしたので、気が付いたことを書き足します。

　各クラスのコンセプトがしっかりしており、全く異なるプレースタイルで攻略する必要があるため、ここまでやり込んでも楽しめました。
　ただし、最上級の難易度で遊ぶ場合、クラスによっては序盤で相当に詰みます。もっとも、実績が絡んでいるわけでもないので、必死にクリアする必要があるかは疑問ですが・・・。

　カードや秘宝などの要素も細かく調整されており、購入した約1年前と比べて相当に成長した作品だと感じました。評価は当然、おすすめのままです。



　※なお、本レビューは『EA版レビュー』なので、正式版になりプレーを終えた際に、清書する予定です。

[h3]購入価格（2022/09/27）※発売当日。[/h3] EA版割引後：1207円　[strike]EA版割引前：1420円[/strike] [h1]すぐ分かる概要（EA版）[/h1] [list] [*]期待して購入した、期待以上だった。 [*]現時点の日本語訳でも、違和感はほとんど無し。 [*]今後の開発予定も、作中で明示されている点が良い。 [/list] [h3]印象[/h3] [b][u]おすすめする理由[/u][/b] 　私は全実績を解除した後にのみ、決まったフォーマットでレビューをしている者です。 　ですが、現時点でのレビューが少なすぎて、判断材料が足りない方のために、ひとまず触れての印象を綴ろう思います。 　[strike]そのため、本レビュー下部の未記載の部分に関しては、私の基準を満たした時点で追記します。[/strike] 　発売時にプレー可能であったクラス全てで、最後までクリアしたので追記しました。（※2022/09/28追記、2023/09/23校正。） 　作品の雰囲気は、スクリーンショットや動画で十分に伝わるものと思いますが、実際にプレーしてみると更に奥深いです。 　補足するのであれば、デッキ構築を行い、単純にカードバトルに挑むようなゲームではないということです。 　ランダム性が介入してくる箇所もバランスが取れており、現時点での評価は相当に良いです。 　じっくりと頭を使って、有り物で制するのが好きな方にはおすすめでき、逆に強い装備やデッキを作って、相手を蹂躙するのが好きな方にはおすすめできない、というニュアンスでしょうか。 [b][u]ゲームの特徴[/u][/b] 　大きく2つの画面を行き来する形になります。 　1つ目はワールドマップやフィールドに相当するもので、ランダム要素が大きく介入するのはここでしょう。 　例えば、入場前に何が起こるか（e.g. カードが入手できる、戦闘が発生する。）は分かっても、その先（e.g. 何のカードなのか、どんな敵なのか。）が分かりません。 　また、視界も自分が踏破した少し先までしか及ばないため、リソース管理やルート構築も要となります。 　このバランスが非常に心地よく、探究心や射幸心に揺られながら、プレーに没頭できること間違いなしです。 　2つ目は戦闘画面に相当するもので、ここで初めてカードが活きると言えます。 　とはいえ、それも戦闘を構成する一要素に過ぎず、常に地形や行動順など、気を配る要素は多々あります。 　これがはまるかどうかが、本作最大の特徴と言えるのではないでしょうか。 　どうあれ、カードの要素と、ターン制の戦術の要素、そしてフィールド探索の要素をここまで上手に交えたのは、感嘆に値します。 　肝心な難易度に関してですが、（印象の段階なので断定はできませんが、）私には中程度に思えました。 [b][u]気が付いたこと等[/u][/b] 　クラス毎のクリアの難易度は、大きく異なると感じました。この辺りは、今後の開発の中でバランスを取っていくのではないでしょうか。 　未実装の箇所に関しては、未完成ではなく「追加実装予定」という認識の方が、プレイヤーにとって近い気がします。 　ちなみに、タイトル画面左上から、セーブデータの切り替えが可能です。データを残したまま、初期の状態から遊ぶことが出来るのは素晴らしいです。 [h3]余談[/h3] [b][u]大型アップデート（23/08/10）後の追記[/u][/b] 　本項の追記時点ではクラスが6つ、難易度がイージーとノーマルと上級者モード1～10の12段階、都合72パターンの始め方が存在します。（このアップデートでクラスが1つ増えました。） 　このうちイージーを除く全パターンでクリアしたので、気が付いたことを書き足します。 　各クラスのコンセプトがしっかりしており、全く異なるプレースタイルで攻略する必要があるため、ここまでやり込んでも楽しめました。 　ただし、最上級の難易度で遊ぶ場合、クラスによっては序盤で相当に詰みます。もっとも、実績が絡んでいるわけでもないので、必死にクリアする必要があるかは疑問ですが・・・。 　カードや秘宝などの要素も細かく調整されており、購入した約1年前と比べて相当に成長した作品だと感じました。評価は当然、おすすめのままです。 　[u]※なお、本レビューは『EA版レビュー』なので、正式版になりプレーを終えた際に、清書する予定です。[/u]