Kerbal Space Program

Kerbal Space Program

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KSP_MultiPlayer_Settings_JPN
By Eboshi
DMPサーバーセッティングのうち、よく使いそうな項目を紹介します。
全ての設定が知りたい人はWikiや公式ページを参照してくださいね。

前回
KSPマルチプレイ入門ガイド

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Settings.txtについて
'Settings.txt'はDarkMultiPlayerの基本設定ファイルです。
DarkMultiPlayerを初回起動した際に"DMPServer > Config"フォルダの中に生成されます。

主な設定は以下の通り。使用頻度が少なそうなものは割愛しています。

項目
初期値
説明
port
6702
サーバーが使用するポート番号です。
内部ネットワークで複数のサーバーを立てる際に設定しましょう。
warpMode
SUBSPACE
時空の同期方法です。
  • MCW_FORCE:
    全員が同じ時空を共有します。手動ワープは可能ですが、一人のワープが全員に影響します。
  • SUBSPACE:
    ソロプレイと同じようにワープが可能です。他のプレイヤーとの同期は'Sync'ボタンで行います。
gameMode
SANDBOX
ソロプレイのゲームモードと同じです。
SIENCE・CAREERでの資金・サイエンスポイント等は共有しませんが、工夫次第で互いに協力することはできます。
gameDifficulty
NORMAL
ソロプレイのゲーム難易度と同じです。
CUSTOMを設定した場合は、次の起動時にGamePlaySettings.txt
が生成されるのでそのファイルを使って詳細を設定します。
modControl
ENABLED_STOP_
INVALID_PART_SYNC
サーバー非設定のMODパーツを含む機体への設定です。
  • DISABLED:
    設定なし。これにすると不明パーツエラーが頻発します。
  • ENABLED_STOP_INVALID_PART_SYNC:
    非設定パーツを含む機体は同期が出来ません。
  • ENABLED_STOP_INVALID_PART_LAUNCH:
    非設定パーツを含む機体は打ち上げ・離陸が出来ません。
screenshotsPerPlayer
20
サーバーに保存するプレイヤーごとのスクリーンショットの数です。この数を超えると古い方から削除されていきます。
screenshotHeight
720
サーバーに保存するプレイヤーごとのスクリーンショットの縦方向のpixel数です。
autoNuke
0
KSC近くの機体を消去するコマンドの頻度を分で指定します。
0で無効です。なかなか消えないこともあります。
あとKSC2の方でも消されたりします。
autoDekessler
30
デブリを消去するコマンドの頻度を分で指定します。
0で無効です。消えないことも結構多いです。
expireLogs
0
ログを保存する日数です。0で無効です。
何かしらの数字を入力して古い方から消えるようにした方が良いと思います。
safetyBubbleDistance
100
発射台や滑走路のスタート地点に設置する安全地帯の半径をmで設定します。
発射台直上や滑走路での追突事故防止の為に少し大きめが良いかもしれません。
DMPModControl.txtについて
'DMPModControl.txt'はサーバー内でのMOD使用可否を設定するファイルです。
'DMPServer.exe'と同階層に置いて使用します。
DarkMultiPlayerを初回起動した後、"DMPServer"フォルダの中に生成される他、
クライアント側でもMODを盛り込んだ状態で生成することができます。

設定用txtファイルの生成
ここではクライアントからファイルを生成する方法で設定する方法を紹介します。
  • まずKSPを起動して、DMPコンソール > Options画面 > Advancedタブを開きます。
    ここで①または②を押すと、クライアントに導入されているMODを盛り込んだ
    'DMPModControl.txt'がKerbal Space Programインストールディレクトリに生成されます。
    ①Whitelist方式 : リストに記載したMODだけが使用できる方式です。
    ②Blacklist方式 : リストに記載したMODだけが使用できない方式です。
    この2方式は、生成後でも簡単に相互への手直しが出来ます。
    また、どちらの方式でも、optional-filesに登録されたMODは使用できます。(後述)

txtファイルの編集
'DMPModControl.txt'をメモ帳などのテキストエディタで開いて編集・設定しましょう。
記述には、MOD本体はGameDataフォルダ内の.dllファイルとそのアドレスを、
パーツは.cfgファイル内のPART{}セクションのnameの値を使用します。
  • !required-files
    ここにはサーバーログインに必須となるMODを設定します。
    .txtの生成時には、当該クライアントに導入されていたパーツ追加系MODやModuleManagerなどが追加されています。
    例)AsteroidDay/SentinelMission.dll
    例)ModuleManager.2.7.5.dll
    ここに書かれたMODを導入していないクライアントにはエラーメッセージが表示され、サーバーに接続できません。

  • !optional-files
    ここにはクライアントが任意に使用できるMODを設定します。
    .txtの生成時には、当該クライアントに導入されていた環境系MODや機能系MODなどが追加されています。
    例)CameraTools/Plugins/CameraTools.dll
    ここに書かれたMODはwhitelist、blacklistに関係なく使用できます。

  • !resource-whitelistまたは!resource-blacklist
    whitelistでは使用できるMODを、blacklistでは禁止MODを設定します。
    違反しているクライアントにはエラーメッセージが表示され、サーバーに接続できません。

    !optional-filesにリストアップされていたMODをこちらにカット&ペーストしたり、
    禁止したいMODのフォルダ階層と.dllファイルを調べて記入します。
    例)MechJeb2/Plugins/MechJeb2.dll

    ただし、optional-filesに書かれているMODはwhitelist、blacklistに関係なく使用できます。

  • !partslist
    サーバーで使用できるパーツを設定します。
    バニラパーツ、MODパーツ、全てのパーツを記述する必要があります。

    記述するパーツ名には.cfgファイル内のPART{}セクションのnameの値を使用します。
    ここにないパーツをクライアントが使用した場合、Settings.txtのmodControl設定に準じた処理がなされます。

設定ファイルの設置と実行
作成した'DMPModControl.txt'をサーバーPCの'DMPServer.exe'と同階層に置けば準備完了です。
'DMPServer.exe'を起動して、自分のクライアントを使って動作確認をしましょう。