Project CARS

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チューニングセットアップ訳
By Z.O.E
ピット内のチューニングセットアップの日本語訳。車のセットアップ指南ではない。車の知識がない自分のために作っており、誤りを含んでいる。
   
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タイヤ&ブレーキ

・タイヤコンパウンド
 スリックタイヤは、乾燥路面のレースにおいてのみ理想的です。柔らかいコンパウンドは摩耗が激しい代わりに、グリップが増加します。一方、レインタイヤには溝が刻まれ、湿潤路面のレースに最適となります。乾燥路面でこれらを使うと、速やかに加熱されて摩耗します。


・タイヤ圧
 アンダーステアに対処するには、前輪のタイヤ圧を下げます。オーバーステアに対しては、後輪のタイヤ圧を下げます。しかし、あまりにも高くしたり低くすると、全体的なグリップを喪失するかもしれません。


・ブレーキ圧
 マスターシリンダーサイズを変更する事で、+/-50%の範囲で全ブレーキ圧を調整します。


・ブレーキバランス
 前ブレーキ圧を増加させると、コーナー進入時の制動で、アンダーステアになりがちです。後ブレーキ圧を増加させると、コーナー進入時の制動で、オーバーステアになりがちです。


・ブレーキダクト
 もし走行中に、ブレーキが加熱しすぎるなら、ブレーキダクトをより開くことで、ブレーキ冷却の助けとなります。しかし注意すべきことに、これには空力抵抗とダウンフォース低下という副作用があります。


・トラクションコントロールスリップ
ここを高く設定すると、車を安定する前に、より多く(タイヤの)空転させるよう、トラクションコントロールシステムに影響を与えます。
空力的性能&車体

・ダウンフォース
 高いダウンフォースは、高速で曲がるのを改善しますが、空気抵抗の増加により最高速度が低下します。


・ウェイトジャッカー
 車の対角線荷重バランスに影響を与えます。前左に向かって増加させると、左曲がりに良い結果となり、逆もまた同じです。例えば、この設定はオーバルコースで走る時に使って下さい。


・水平荷重偏
 曲がっている時、車の仮想荷重分配は、外側のタイヤに水平方向で高くかかります。水平荷重偏は、この現象に抵抗するために使用され、より多くのグリップをもたらします。例えば、左曲がりが多くあるコースを走るなら、右タイヤに高負荷をかけると、左に水平荷重偏となります。


・鉛直荷重偏
 荷重を後タイヤに移動させると、加速時により多くのトラクションを得ますが、操舵する前タイヤには少なくなります。後への偏りは、コーナー脱出時の優位な加速となりますが、均衡の設定はスムーズな操舵となります。
アライメント

・ステアリング比
 ここを低比率にすると、ステアリングラックの速度が増加して、タイヤ操舵に必要な入力を少なくします。高く設定すると、緻密なステア操作ができるようになります。


・キャスター角
 ほとんどの車は、取り立てキャスターの設定に過敏になることはありませんが、他の設定との兼ね合いで、大きな角度が直線時の助けとなり、小さな角度が操舵反応を良くします。


・キャンバー
 タイヤの鉛直角を調整します。キャンバーを増加させると、コーナー時に好影響となりますが、加速と制動を損ねることにもなります。


・トーイン角
 前タイヤの水平角を調整します。これを増加させると、直線時の安定が図れますが、(ステアリングの)反応性は犠牲となります。
サスペンション

・ライド高
 ライド高を下げると、重心を下げて全体の安定性を増します。しかし、あまりにも下げ過ぎると、サスペンションが底打つ前に、上下動量が減少します。前ライドを高くすると、加速と制動の助けとなり、後ライドを高くすると、グリップを増加する前方微傾斜を作ります。


・スプリング比
 硬いスプリングは、車の(ステアリング)反応性を改善しますが、あまりにも硬すぎると、悪路面でタイヤの接地を喪失するかもしれません。


・スウェイバー
 硬くすると車体ロールを軽減しますが、コーナ時にタイヤが地面から浮いてしまうかもしれません。速くスムーズな道には、前後両方を硬して、急で凹凸ある場所には柔らかくしてください。
ダンパー

・バンプストップ
 僅かに高さを増加すると、低ライド高やサスの硬い設定による底打ちを防ぎます。高いバンプストップは、安定性をいくらか犠牲にしますが、乗り心地を硬くして、反応性を良くします。


・遅及び速バンプ
硬くて遅いバンプ設定は、オーバーステアを増加させ、コーナー進入時に車が機敏に曲がれます。対照的に、硬くて速いバンプは、アンダーステアを増加させ、コーナーで車は鈍くなります。あなたが攻めているコースのコーナーにおいて、どの程度緩急があるのか、またその頻度に基づいてこれらを設定します。


・遅及び速リバウンド
 遅いリバウンドは、どの程度素早く車体がコーナー進入に組み込まれるかを調整する。前を硬く、後ろを柔らかくすると、ターンインとコーナー出口のオーバーステアを減少させる(逆もまた然り)。速いリバウンドは、どの程度素早くタイヤが凹凸を越えてからの安定状態に戻るかを調整する。前を硬く、後ろを柔らかくすると、凹凸や縁石を越えてからのオーバーステアを減少させる(逆もまた然り)。
デファレンシャル

・制限スリップ加速ロック
 ここの高い設定は、コーナー脱出時車により良いトラクションを与えますが、旋回能力に制限が加わります。低い設定は逆に、簡単に曲がるようになりますが、急コーナー出口においてホイールスピンの可能性ともなります。


・制限スリップ減速ロック
 加速ロック同様、高い設定はコーナー進入時に安定した減速となりますが、旋回能力に制限が加わります。低い設定は、この旋回能力の改善となりますが、コーナー進入時に車が不安定になります。


・制限スリップ事前与圧
 ニュートラルスロットル状態同様、いかなる加速や減速効果が起こる前に、内蔵ロックの量を調整します。低い設定は運動性が向上し、高い設定では低下します。


・粘性ロック
 デフロックの可変形状保護で、ここの高い設定は、クラッチ運動により抵抗を与えて、旋回能力の損失に対して良いトラクションを与えます。


・ラジエーター
 ラジエーターは、エンジン冷却の主な手段で、開放設定により空気を通過させ、閉鎖設定による空気抵抗の低下でより良いスピードを出します。多くの車には水温計があり、よりラジエーターを開くべきか判断します。例えば、長い直線があり、涼しい天候なら、そこまで開放する必要はありません。
ギア

・ナンバードギア
 最高速度を調整すると、加速が鈍り逆もまた然りとなります。各ギアを短くすることでこれを改善し、最高速度を伸ばすには高くします。

・ファイナルドライブ
 デファレンシャルギア比を調整すると、他の全てのギアに影響を与えます。
エンジン


・燃料積載
 多量の燃料を入れると、長く走れるので、耐久レースには適しています。しかし、追加重量となるので、走行性能を損ないます。短いスプリントレースでは、ゴールと同時に全て使い切るようにします。交通量、サーキットの長さ、運転スタイル、ピット停車の可能性ということを留めておいて下さい。


・ウェストゲート圧
 低圧はターボに到達する空気量を減らし、結果としてパワー出力も減少となります。高圧は空気の流入量と出力が増しますが、エンジンの消耗が増えます。


・ブレーキマッピング
 ECU適応により、追加スロットル量を増加します。急ブレーキ下での車体後部の安定性を与えますが、低速コーナーでアンダーステアを生み出し、また燃費に僅かな悪影響があることに気をつけてください。強引にブレーキを踏むと、突然後タイヤがロックする危険があるので、ブレーキマッピングを減らすと、低速旋回の助けとなります。


・制限機
 空気制限は、その部類において車の走行性能と他とのバランスに使用されます。ここで低い設定をすると、エンジンへの吸気量が減り、結果出力も低下します。一方で、高い設定だと空気の流れが増えて出力も増します。