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最短日数クリアの手引
By Sai
OAGは最短何日でゲームクリアできるのか?
   
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導入
OAGは基本的に日数制限の無いゲームですが、敢えて休みを取らず依頼をこなし続けた場合、最短何日でゲームクリアできるのか?

ということで、様々な試行錯誤と検証を経てその答えを突き止めました。
内容はラスボスやエンドコンテンツのネタバレになりますので未クリアの方は画面をスクロールすることなくお戻りください。





















































クリアまで最短の手順を取り続けた結果、ラスボスを倒したのは46日、討伐済みのクリアデータが記録されたのはその翌日の47日付となりました。
v1.54、ノーマル難度(+冒険者の勧誘を許可)での検証となります。

以下、これが最短であるとする根拠と、ゲームの仕様について述べます。
実際の手順とゲームの仕様
おおまかなゲームの進行は次の通りで
  • 各種依頼を受注してクリアする。
  • 拠点上部に表示されるゲージが溜まる。
  • ゲージが一定量溜まるとキーとなる特別依頼が出現する。
    該当する依頼は画面右上部に「次の名声ランクに到達するために必須」と表示される。(以降、昇格依頼と呼ぶ)
  • 昇格依頼をクリアする。
この流れをラスボス出現まで繰り返していく事になります。
更に細かい話としては
  • ゲージを進行させる量は単純に依頼の星(★)の数に比例して決まる。
    私が知る限り、それ以外の要因でゲージが増減することはない。
    例えば、取得した経験値やゴールドの量がゲージに影響する事は無い。
    一般依頼と特別依頼は区別されず、互いの星の数が同じなら同じだけゲージが進行する。
  • ランク昇格の節目に際し、星の数がゲージ容量を超過していたとしてもその分は次ランクに繰り越してゲージを進行させる。
    例えば「昇格に際しゲージが必ず0にリセットされる」だとか「ゲージ満タン以上に取得した星が無駄になる」というような事はない。
  • つまりゲーム開始から一貫して休みなく、その時得られる最高難度の依頼を受注し続けなければならない。
  • 幾つかの依頼はその時受けられる「妥当な難易度」を超えて出現する。
    具体的には各種の昇格依頼のほか「ミササの魂」「後世に語り継ぐ叙事詩」「恐炎のヴォラサクス」がそれに当たり、勿論直ちに受注しなければならない。
    そのため当プレイではミササは孤独を抱えたままに終わるし、ラスボスよりも先にヴォラサクスを討伐する事になる。
  • 最適な依頼選択を続ければ46日目にラスボス挑戦権を得る。星を1つでも取りこぼすと47日以降にずれ込む
特別依頼と任務の出現スケジュール
今回のプレイで各特別依頼が出現した日を記載します。
出現した日であって受注した日は必ずしも一致しないことに注意。

また、任務についても重要度の高そうなものだけ抽出しました。

1日 
2日 
3日 行方知れずの若者
4日 ギルド昇格
5日 
6日 村の危機
7日 ギルド昇格、アリッサ加入
8日 ダリル加入、ローグの仕事(要2日)、老聖騎士を探せ(要2日)
9日 バイとの決闘
10日 死霊術師の隠れ家、ローグの友人
11日 
12日 壊滅した軍
13日 ギルド昇格、トロール捜索(要2日)、学術的探求(要3日)
14日 
15日 山賊王
16日 ギルド昇格、異常な嵐(要4日)
17日 クモ恐怖症(要3日)
18日 ミササ加入、簡単な仕事
19日 
20日 街道の切り裂き魔
21日 
22日 ミササの魂
23日 神聖なる追跡、行方不明の調査隊
24日 
25日 
26日 ギルド昇格
27日 魔女の弟子捜索3件(要3日)、純白の花嫁(要4日)
28日 
29日 
30日 放浪の剣士
31日 
32日 過去の栄光
33日 魔女、燃やすべし
34日 
35日 
36日 後世に語り継ぐ叙事詩
37日 ギルド昇格
38日 影に潜むもの
39日 とこしえの花
40日 
41日 過去の罪
42日 (早ければこの日から)恐炎のヴォラサクス
43日 初恋
44日 
45日 包囲戦、父と娘
46日 皇帝
TIPS
  • 各種提案のうち「連携技の訓練」は優先的に取得するのがオススメ。遅くとも21日頃には完了させておきたい。
    というのも20日には「街道の切り裂き魔」が、22日からは受注必須である「ミササの魂」、24日には「行方不明の調査隊」が並び、これらはどれも人数を必要としない依頼であるため。
    ミササを含めた依頼2件をソロまたは少人数でクリアしつつ、その2日間で並行して連携技訓練の消化に当ててやると良い感じにスケジュール管理できる。
  • 絶対に受注してはいけない特別依頼が存在する。
    具体的には「トロール狩り」「学術的探求」「父と娘」の3つで、これらは出現した時点で他よりも星の少ない依頼になってしまう。
    また「白雪」「過去の栄光」「放浪の剣士」は34日と35日でしか受注できず、この内1つは諦める事になる。
  • 37日に名声ランクが昇格したなら、できるだけ早めに黒曜石の原石を入手してフェルディナンドを強化する。
    うっかり森とかに行って黒曜石を入手し損ねてはいけない。
  • 日を進めなくともNPCに話しかけ続ければ「繰り返し可能な任務」は再出現する。
    特に大型モンスターの捜索任務とそこから派生する討伐依頼は星の数を保証してくれるため重宝する。
  • 留意事項として、大型モンスターの捜索任務は初回だけは星固定の特別依頼が出現する。
    初出時は名声ランク相応の星が設定されているが、昇格後は相対的に星の少ない依頼になってしまう。
    一方で、「繰り返し可能な、一般依頼での大型モンスター討伐」はその時々のランクに相応しい星で出現する。
    捜索中にランク昇格したとしてもちゃんと昇格後のランクに合わせた依頼が出されるので、タイミングを図って派遣すれば昇格直後の依頼不足を補う事が出来る。

余談ですが
私のプレイでは特別依頼「ローグの友人」を直ちに引き受けずに先延ばしにした結果、名声ランク昇格を迎えてしまい、そのクエストはクリア不能になってしまいました。
結果として指南役が一人少ない状態で進行し、魔法剣士を取得することは出来ず、フラグの関係上ルアナが関連するクエスト「影に潜むもの」も当然消滅するはず……と思ったんですが
しかしゲームが進行すると彼女は何食わぬ顔でギルドに出現し、旧知のような態度で会話し、特別依頼を提供してくれました。

ということは
どうやらこのゲームでは(私が懸念したような)面倒なフラグ管理はしていないようだし、
同じように考えれば「クリアするために必須の特別依頼」というのは各種の昇格依頼とラスボス以外に存在しないのかもしれません。
(変なところでフラグを折らないように極力特別依頼優先でプレイしていましたが、その必要も無いかも)
これを元に難易度調整してみる
最短日数を突き止めたところで、以前から考えていた別の疑問が浮かびます。
私はこのゲームに適度な歯応えを持たせつつクリア可能なカスタム難度で遊びたいのですが……どのような設定をすべきでしょうか?

OAGは難しくするだけなら簡単にクリア不能になるまで振り切った設定が出来ますが、
一方で現実的に「ちょうどいい難易度」に落とし込もうとするとゲーム後半がヌルくなりがちだったりもします。
(SRPGというジャンル全体にありがちな問題でもあります)

そこで注目したいのがこの設定です。

今までは匙加減が難しく、なんとなくでしか設定できなかった項目ですが……
ラスボスを46日で倒せるという知見を得て詳細なスケジュールも判明してる今なら、この設定をもっと上手く活用できるのでは?





例えばこう。

こちらは最短日数クリアを基準に稼ぎ行為を一切封じてしまう設定です。
ヴォラサクス討伐を含めた理論上最速は46日ですが、ラスボスより強い敵を回避するため1日の猶予を持たせて、47日としています。
この場合設定下部にある補正値のスライダーを過度に弄るとクリア不能になりそうなので、加減します。

または難所とされる山賊王の討伐に合わせてこんな風に設定しても良いかもしれません。
山賊王は15日から討伐可能となります。
これ以降は難易度カーブが緩くなりがちなので、ここを起点に引き締めていくのも良いでしょう。
レベルアップ間隔は5日毎としラスボス到達時には+6レベルを目処とするものの、実際にはもっと遅れても大丈夫でしょう。


15日を起点にするカスタムは先駆者の方のナイトメアランを想起させますが、補正値スライダーに極端な変更を加えなければ狂気の難易度になる事も無いでしょう。


結び
大分脱線しましたが、以上です。
思い付いた事をつらつらと書かせて頂きました。
これが何かの役に立てば(?)幸いです。