Romance of the Three Kingdoms X with Power Up Kit

Romance of the Three Kingdoms X with Power Up Kit

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【日本語版】三国志Ⅹのすゝめ【簡単ガイド】
By BlazeStar
ようこそ、ちょっと特別な三国志の世界へ
このガイドでは、従来のKOEI三国志シリーズでは異色作である
「三国志Ⅹ」の初心者向け解説をしていきます。

・三国志シリーズをプレイした事がない
・知ってて買ってみたけど、自分の知ってる三国志シリーズと違う


そんな方に向けたガイドとなっています。
筆者は当ゲームをやり込んだワケではないですが、それなりに楽しく遊んでるので
少しでもこのゲームを楽しめる手助けになれたら幸いです。
   
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三国志Ⅹは、他の三国志シリーズとは結構違う
どちらかと言うと太閤立志伝
まずプレイヤーは、勢力ではなく武将を選択する事になります。
選んだ武将の身分によって、異なった遊び方になる点に注意しましょう。
君主>都督>太守>一般>在野
と各武将の身分の差があります。
そこに更に領主か放浪軍かで遊び方が変わります。

シナリオ選択→新武将(新勢力)配置→主人公選択→各種設定
これらが終わったら、いよいよ三国志の世界へ突入します。
シナリオ(年代)と寿命かイベントによって死亡するまでが
物語となっています。但し死亡した場合、親族或いは義兄弟がいれば
その武将に乗り移る形で再開する事が可能になっています。
各身分共通の遊び方
自由に動けるから、身分に縛られる事はない
全ての身分に言える事は「他武将との関わり」が可能であること。
身分や自身の行動によって初対面の時の対応が変わる事がありますが
1日に1回、出会った場所で会話や贈呈ができるようになっています。

各武将には「個人相性ID:0~127」と「勢力相性ID:0~127」が設定されており
IDが近ければ近いほど会話した時の親密度上昇幅が大きくなります。
0と127は隣り合わせなので良相性。
個人と勢力どちらも良相性だと、1回の会話で知己以上の信頼度を得る事があります。
逆に悪い相性だと、なかなか会話してくれない事があります。
そして身分や名声によっても会話難易度があがります。

この交流のさらに詳しい解説は、別セクションにて解説します。

各種コマンドや施設などについては、ゲーム内で説明がある為
慣れるまで必ずチュートリアルをONにしておこう。
とにかく「交流」をするかしないかは、あなた次第です。
君主プレイ
従来の三国志シリーズに最も近い身分
最大の役職であり、一番自由なプレイができるのはおそらくコレ。
但し何もかもが自由と言うワケではない点には注意。
他の勢力の動き方次第では敵対となる為、敵勢力内では制限が掛かる。

君主の主な仕事は
・陳情を解決する
・好きに外交をする。攻めてよし仲良くしてよし小勢力なら放浪してよし
・都督に任命できる武将(二品官以上)を配属し広い土地をNPCに任せる
・太守に任命できる武将(五品官以上)を配属し一つの土地をNPCに任せる
・自ら出陣するもよし、面倒なら総大将を他武将にして出撃させれる
・戦役も、自勢力が「大将軍」以上であれば発令できるので、圧倒的戦力ならコレでパっと統一
※但し”戦役”は君主称号によって出撃できる部隊数が変わる点に注意

となっています。これに共通の動き方も加えたら最も行動範囲の広い役職となります。
主な仕事をほったらかして、酒場で依頼を受けたり他武将と酒を飲み明かしてもOK。
但し陳情は解決しておかないと、10件以上溜まってしまうと治安ペナルティが発生する。
陳情はギャンブル性のある内容があれば、確定で有効な効果を得られるものもあります。
名声は称号ボーナスを除けば基本的に陳情解決で稼ぐ事になるかもしれません。

戦闘に関しては、自身が出陣している場合は全てのユニットを操作できます。
ハッキリ言って、三国志Ⅹの戦闘AIはゴミです。一般プレイで見たら分かります。
ですが君主か都督なら、ほぼ自操作になる為効率よく敵軍を溶かす事ができます。
戦闘のコツについては、気が向いたら。Googleで検索すると出てきます。

とりあえず先ずは、縛りが事実上ナシの君主で遊んでみましょう。
一般武将プレイ
成り上がれ、この勢力の片腕に
勢力に所属する場合、名声が余程高くない限りは基本的にこの身分でスタート。
十品官から五品管になるまでのサクセスストーリーを築き上げるのが目的。
主なプレイ内容は
・君主、或いは所属都市の太守から任務を受け実行する
・任務の達成具合で功労度が変化、それを季節別で他武将と競う
・最上位かつ一定以上の功績だった場合、太守から褒美が貰えるかもしれない
・功績はそのまま自身の階級経験値になる。それで五品官を目指す
・任務がない場合は、どこかで名声を上げると良いかも?

こんな感じだろうか。五品官になればプレイヤーがそれなりに優先的に太守に任命される。
但し自勢力が強くない場合、君主或いは太守が戦闘をしない可能性がある。
そうなると、どこか強大な勢力が攻めてくるまで何もできなかったりする点は注意。
それを防ぐ術が、正直あまり無いので初心者で一般プレイをするなら
「曹操・孫権・劉備・袁紹・公孫瓚・董卓」辺りの強力な君主の配下でプレイしよう。
弱小勢力で一般武将として統一をするのは茨の道と思うべし。

階級は、戦闘か任務でしか伸ばせない。任意で内政や工作をすると名声が増える。
名声が多くなると、内政時に民が協力してくれて効果が1.5倍になるイベントが増える。
太守になる前に増やしておくと、後々優位に進めれるかもしれない。
もし何も出来そうにない場合は、酒場でお茶濁しを。
もちろん限界を感じたなら、下野してしまおう。在野の方が自由かもしれない。
太守プレイ
もしかしたら、一番不自由かもしれない
一般武将から無事に五品官まで階級を伸ばし、本拠地以外の都市がある場合に
君主から都市の太守に任命される事がある。ハッキリいって苦行である。
と言うのも、太守としての主な仕事は
・陳情を解決する
・君主から受けた都市方針を達成する
・内政なら目標値到達、都市奪還の場合は戦闘
・自分の都市を内政で強化していく
となっているのだが、自分の配下となる武将は君主の気分で決められる。

これがどういう事かと言うと
・大抵、君主が送ってくる配下はそこまで強くない微妙なヤツらを渡されやすい
・一般→太守になるまでの間に相当時間が経っている為、登用できる環境じゃない
・登用して都市奪還した後、新しい太守が来た際に再編されるのでまた武将が少なくなる
と、君主に振り回されまくる事になる為かなり覚悟が必要となる。
コレに関しては、例え曹操の配下プレイだったとしてもこうなりがちな為
如何に速く二品官になるかが鍵になる。都督になるその時までが辛い。

出世する為の道は険しいが、そこは三国志Ⅹ。好きに動いて構わない。
謀反してみるのも良いが…果たしてただでさえ小さい都市で上手く乗り越えられるか?
都督になれたら
私は、この勢力の右腕である
一般から太守、そこから配下を上手く使い無事に二品官になったアナタは
君主から都督に任命され、活躍次第では君主並に自由な動き方ができるようになる。
シナリオによっては、主人公が最初から都督になっている場合もある。

・新しい都督が出来ても、自軍団が獲得した武将・都市が削られる可能性は低め
・なので、自分で軍団を操作して領土拡大をすればするほど自由に動ける幅が増える
・その際、武将もしっかり獲得していけば君主より大きな勢力になりえる
と、都督になれれば割とやりたい放題ができるようになる。
但しそれもシナリオの進行具合などに大きく左右されるので
・最初は太守とほぼ変わらないスタートになるので、勢力拡大は大変
・覇権争いが後半~終盤であればあるほど、せっかく都督になっても得られる領土が少ない
・なので速く都督になりたくても、太守から都督になるのは茨の道
と、理想の動きができるかどうかは運次第である。

しかし、都督にさえなってしまえば戦役なども独断で発令できるので
天下統一も速くなり、直前で謀反を起こす事でラスボスとして君臨できるかも?
一応、下野も可能ではあるが…それをするのは太守以下の時にした方がよい。
まぁ何か思う事があるなら、ここは三国志Ⅹの世界。好きに動いていいのです。
在野プレイ
一般人として、情勢を眺めるもよし
一般武将として楽しむだけ楽しんだら、下野して在野になる事もできる。
或いはスタート時点で在野の場合は、一定の資金と場合によっては私兵を雇った状態で開始する。
在野としてやれる事は
・酒場の依頼で資金稼ぎ、低予算で私兵軍を所持できる
・戦争中の所に乱入、加勢ができる
・盗賊部隊に単独で戦闘ができる
・無謀ではあるが、進行中の軍勢を邪魔できる
・中立都市で旗揚げができる。自身の能力次第では戦闘せずに都市が貰える。
・その場合は君主プレイに変わる

などなど、思い付けるだけたくさんの事ができる。できないのは武将操作だけである。
特に成り上がりを目指しているワケではない場合は、一般→在野→一般を繰り返すなどして
自由に三国志の世界をイジり倒そう。仙人プレイだって可能だ。

自宅を各都市に設定できるが、特にメリットなどはない。
後、仲の良い武将がいると自宅や移動先にいた場合に勧誘イベントが発生しやすい。
放浪軍とは
特定のシナリオを除けば、放浪軍は基本的に太守以上の身分の時に可能になる特殊な勢力です。
シナリオによっては最初から放浪軍になっていて、勢力の誰を選ぶかによって操作内容が変わります。

君主であるなら、自分で好きなところに移動させる事ができます。
それ以外だと君主に意見具申する事で移動先が決まります。
必ずしもプレイヤーが選んだ地域に移動するとは限りません。

移動先が決まり到着すると、更に移動するか或いは拠点に対して「襲撃」「勧告」ができます。
襲撃をすると、戦闘が発生します。勝利するとその拠点を得て通常の勢力となります。
勧告は、特定の能力を持った君主であれば戦わずして拠点を得る事ができます。
但し成功するかは能力次第となっています。

放浪軍は兵糧があるので、あまり長い期間放浪する事はできません。
一応兵糧の売買は可能ですが、兵糧が尽きると解散・滅亡となります。
一騎打ち
じゃんけんもどきカードゲーム
一騎打ちの操作方法などは、ゲーム内チュートリアルで学んでください。
ココでは、一騎打ちのコツを解説します。

一騎打ちの重要な事は「如何に攻撃を受けないか」になります。
突>斬>払の相性、回避をするタイミング、武技の仕様など考えれる事は非常に多いです。
武力に差があれどワンチャン20差をひっくり返す事も夢じゃないです。
…あっ、一撃必殺演出はやめてクレメンス。

一番重要なのが「回避」のタイミングです。
1ウェーブの3ターン目に「回避」が成功すると、相手が自失状態のまま次のウェーブに移行します。
これによって、相手は必殺技が確定で出せなくなります。

「気炎」「気合」は、気力ゲージの回復ができます。基本的に回復系武技は最優先で処理されます。
気力ゲージが一定以上で発動すると特殊な状態になり、気力ゲージを一定ウェーブ消費しなくなります。
斬系コマンドはハッキリいって弱いので、気合と気炎を持っていれば安全に消費する事ができるでしょう。

「回復」は文字通り体力回復ができます。
が、それには「回避」が3枚必要となる為「回避」コマンドが非常に重要な一騎打ちでは使う機会は少ないでしょう。
但しコレも「攻撃を確定で受けない」点は優秀なので、使えるなら使ってしまって良いかもしれません。

「弾返」「受返」は最優先で発動する武技で且つ「負けない」武技となっています。
この武技が発動してる時に「回避」「防御」がない場合は大ダメージを期待できます。
更に相手が武技を選んでいた場合はその武技をそのまま返す事ができます。
「気合」などで高揚状態の場合はダメージを2倍にして返すことができます。
優先度は回復系よりは低い為、相手の「回復」などは許してしまいます。
高揚状態で「受返」→相手が「三段」を使用していた場合、よほどの武力差でなければ一撃で決着が付きます。

「三段」「螺旋」は、突カード3枚で発動できる強力な攻撃です。
但し相手が返し系特技を持っている場合は、1ウェーブ3ターン目に回避が成功した状態か
気力ゲージが半分以下の時に使うよう心がけましょう。
「気合」などで高揚状態の時に決まれば、それで決着がつくかもしれません。

全員共通で出せる「神速」「疾風」は、優先度は低いですが三段・螺旋同様安全に打てる状況なら使うと良いでしょう。
但し発動ターンは2ターンの為、自失状態の相手に繰り出しても確定でダメージを与えれるワケではないので注意。
一旦コマンドを整理したい、高揚状態だから連発したい時などに使用しよう。

通常コマンド戦では、可能な限り「突」と「回避」優先で使用し、読みで「払」を打ってみましょう。
「斬」は突と回避がない場合のお茶濁しになります。
考えうる行動パターンは・・・
:1ウェーブ目なら、1突2払3回避 或いは 1突2回避3斬
:3ターン目の回避が成功しているなら、1斬2突か払3回避

3ターン目に回避が決まるとアドバンテージが非常に高いので、そこからどう相手を崩すかは自分で決めてみよう。
1ウェーブ目からいきなり相手が疾風をしてくる可能性があるのも考慮して、2ターン目に回避する事も頭に入れておこう。
舌戦
かなり特殊なシステムで、個人的には結構面白い
舌戦の基本的なルールなどは、ゲーム内チュートリアルで学んでください。
舌戦は、武将の「知力」「魅力」によって状況が変わります。
「知力」が高いと、所持できるコマンドカードが増えます。10ごとに1枚、最低4枚(知力39以下でも最低保証)を持てます。
「魅力」が舌戦版武力となり、高いほうがダメージ量が有利になります。

どちらかと言うと「知力」の方が重要であり、それよりもどれだけ舌戦特技を持ってるかで難易度は大きく変わります。
少なくとも「揚足」を持っていないと話になりません。持っていないなら家出職人を何度も呼び戻しましょう。

コマンドの強さは、面罵>挑発>論破>揚足
となっていますが、論破でカウンターができるので
相手に紫コマンドが見えてる場合は迂闊に発動しないよう注意。
抗弁ならコチラに被害はないので、いくらでも打ってみよう。

「威圧」は特技の中では弱い方ですが、挑発とのコンボはバカにならないので損はありません。

※以下は挑発なしの環境でのコツ?になります

基本的には、大と小の強いコマンドをひたすらに打つだけでOKです。
ただし3コマが並ぶのだけは阻止しましょう。また罠を仕掛け相手に逆3コマを誘発させるのも面白いかもです。
負けてる時に集中コマンドは、集中コマンドが強くない限りはやめておきましょう。
威圧なら、次ターンで少し軽減されるし次の行動で威圧消しを誘発させて勝ちやすくなるかもなので、アリかも。

最終的には運ゲーなので、揚足連打されても泣かない。
挑発持ちが相手なら、必ず抗弁論破を持ってから挑戦する事。
最後に、オススメの遊び方など
色々ありますが、とりあえずまずは普通に遊んでみましょう。
好きな三国志武将を選ぶ→天下統一エンドを達成する

コレが終わったら、ちょっと別の遊び方をしてみましょう。

・最弱武将の成長物語
 オリジナル武将でALL1の武将を作るか「黄皓」みたいな最弱クラスの武将を選択し
 学問所や依頼、師事を繰り返しどれだけ成長させる事ができるかチャレンジしてみよう。
 更に一騎打ちや舌戦も30連勝し、目指せ周瑜超え・全称号コンプリート。

・オリジナル武将100体+αで群雄割拠シナリオ
 いろんな勢力を作ったりして、カオスな三国志を作り上げよう。
 もし自分で絵が描けるのなら、知り合いや自分自身を作ったりするのも楽しいかもしれない。
 版権キャラを登場させるのもアリだが、扱い方には気を付けよう。
 KOEIが用意してくれている顔グラを使ってKOEIワールドを広げたりするのはアリだ。
 顔グラフィック編集を使って、弱い武将を強くしつつ別個体に変えてしまうのもアリだ。
 但し自分で操作は基本できないのでソコだけ要注意だ。

・友達600人できるかなチャレンジ
 意外とキツいチャレンジ。相性と名声の関係で会えない武将も多いかもしれない。
 更に通常シナリオなら死別すらしてしまう。友達が増えては減るを経験しまくる事に。
 そもそも寿命ありシナリオだと400人できれば大したものだ。
 中国全土を駆け巡り、たくさんの武将と仲良くなり
 伝令から死亡報告を聞いて、しんみりする毎月を送ってみるのも面白いかもしれない。
 自分が死なないよう、若い武将かつ薬をしっかり保持しておこう。

・死体の山
 暴君の限りを尽くす。自分以外のすべての武将を、処せ。
 850以上の首と数億の民の血で中国を赤く染め上げるのだ。
 途中から襲撃率が非常に高くなり、戦闘で負けるとほぼ確定で処刑されるので
 いつゲームオーバーになるかのハードコアっぷりを味わえるぞ。

チャレンジモードも公式で用意されてたりするので、色々な楽しみ方ができる三国志10。
ゆっくりじっくり、三国志ワールドを駆け巡ろう。