Into the Radius VR

Into the Radius VR

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金策、装備考察etc、攻略小ネタ集
By Reばにら
若干のネタバレを含みますが、攻略に関する小ネタ集です。
私が自分でプレイした所感なのでもっと別の意見もあるかと思いますが、日本語での情報が極めて少ないゲームなので、少しでも参考になれば幸いです。
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細かい小ネタ
個人的にわかるまでコツが必要だったこととか、意外と気づかないこととかまとめ。

メンテナンス系
・オイルとブラシでのメンテナンスをする際、ブラシでどれだけ擦ってもなんかたまにしか反応しなくてうまく擦れない・・・という場合、たぶんブラシを押し付けすぎ。イメージとしては、ブラシを少し武器やマガジンから浮かせて、表面をなぞるようなイメージで優しくブラッシングするとうまく汚れが落ちてくれます。

・ゲーム内でも説明がありますが、武器やマガジンは耐久値が赤色まで行っていると修理が必須です。武器の場合は、黄色のときはオイルとブラシで、青色のときはバレル内の清掃で耐久値を回復できます。マガジンの場合は、黄色も青もオイルとブラシで耐久値を回復できます。

・実は清掃は、必ずしも万力で固定する必要はありません。そのためメンテナンス道具を持ち歩いていれば、出先でもメンテナンス可能です。よほどの激戦でない限り、常にメンテナンスしながら戦うことで、青ゲージを維持できます。ただし赤ゲージまで行ってしまうと修理するしかないほか、サイレンサーはメンテナスできないので、消音機能には限界があります。
 また、出先では時間経過が早いので、可能であれば時間経過の遅い拠点でメンテナンスするほうが良いです。ただセーフゾーンで夜を明かすときなど、どのみち時間をつぶすような場合には、メンテナンス道具を持っていればついでにメンテナンスしておくことで、長期の行動が可能になります。

サバイバル系
・睡眠は1時間未満でも寝さえすれば体力全回復します。難易度設定で無効化しない限りシャワー室の意義は皆無。

・歩く/走る速度は、大きく30kg、40kg、50kgを境に変わります。30kgを超えると目に見えて遅く、40kgを超えるとかなり遅くなり、50kgを超えるとそもそも走れなくなります。50kg越えでの行動は現実的ではないのでやめましょう。
 ある程度激しい戦闘に耐えうる機動性としては30kg未満が必須になるので、装備の目安にしましょう。

・同じく重量がらみで、時計の左上についてる謎のLEDは上記の重量の目安です。30kgを超えると黄色、50kgを超えると赤に光ります。行動の参考に。

・さらに重量がらみでいうと、補給の弾を持っていくなら脳死でアモ缶を持っていくより紙の弾薬ケースのほうが軽いので、重量を節約したければアモ缶だけでなく弾薬ケースも有効活用しましょう。特にマガジンを6つも8つも携行する重武装モードのときは重要です。
 一方、考えようによっては、特にアサルトライフル系の弾薬ケースは一箱30発などでマガジンサイズと同じだったりするので、わざわざ詰めなおすよりもマガジンを一個買い足して弾を込めてしまったほうが実用的だったりします。重量と戦いやすさのバランスを考えましょう。

・自分が触ってその場に置いておいたアイテムはTideが過ぎても消えることがありません。そのため、例えばペルボマイルートのカーチャの家などのように草が生えているエリアは、懐中電灯をつけっぱなしにして放置しておくことで、実質的に草を制圧して二度と生えないようにすることができます。金策などでよく通る場所にはおいておくことをお勧めします。
 また、探索中に見つけたクレートの中身なども、一度触っておけば消えません。せっかく武器を見つけたりしたら、その場では持ち帰れなかったとしても、とりあえず手だけはつけておきましょう。触れなかったアイテムはTideが過ぎると流されてしまいますが、一度でも触れればTideが過ぎたあとでも回収できます。

・戦闘以外はおおむね座ったままでもプレイできる本作ですが、戦闘時はできるだけ立ってプレイしたほうが良いです。遮蔽から身を出したりする際、椅子に座ってプレイしているとスティックでキャラを動かすしかありませんが、立ってプレイしていると、自分の身体を使って操作できるため、かなり繊細な立ち回りができるようになります。
 このゲームではリーン(覗き込み)の概念がないので、遮蔽から身を出すと全身が出てしまいますが、だからこそ尚のこと、遮蔽から出す体は最小限であるべきなので、スティックで操作して体を出してしまうよりも、遮蔽の角に隠れた状態で立ってプレイし、遮蔽から覗き込むように自分自身が動くことで、細かい位置を調整できます。

・空になったアモ缶ですが、実は意外な使い道があり、二~三個は残しておくと良いです。紙の弾薬ケースも同様です。
 このゲームは手を離したばかりのアイテムには物理演算が働きますが、おおむね十秒ほど経過すると、その時点の姿勢でアイテムが固定されます。そのため、手に持ったアモ缶の上に別のアイテムを置き、そのアモ缶を十秒間維持し続けると、上に乗っているアイテムを空中で固定できます。
 固定されたアイテムはほかのどんなアイテムにも負けない最強の設置物となるため、どんなアイテムであっても、バランスさえ取れれば上にほかのアイテムを乗せることが可能になります。
 これを利用すると、空中に武器を設置したり、空になった紙の弾薬ケースを壁掛けのガンラック代わりにしたり、照明を空中に設置したりできます。



・ちなみに上記の方法を使って、空になったアモ缶や要らない武器などを空中に並べることで、疑似的に机を増設することも可能ではあります。ただ、空中に設置されたアモ缶自体がアイテムなためにさわれてしまうので、結果として机自体を触ってしまって崩壊してしまうことも多く、使い勝手はイマイチです。
 特に弾薬やマガジンなど、たくさん触らないといけないものを置くと、誤接触の原因になりやすいのでやめておきましょう。せいぜい、武器を飾るためのスタンドぐらいにとどめておくのが良いです。
 もしやるなら、天板部分は少しだけ(上に乗せたいものが落ちない程度に)間隔をあけて再配置しやすくすることと、天板を作る支えとなる梁を裏に設けておくと、誤って触ってしまった場合もリカバリしやすいかも。




武器・装備系
・射撃場の奥のほうにはキルハウスがあり、屋内戦を想定したタイムアタックで武器の使い勝手を試せます。サイドアームを検討する際の参考にぜひ。

・マガジンの数はケチってはいけません。メインで使うと決めた武器のマガジンは、最低でも5つくらいは用意しましょう。フル装填した状態+マガジンポーチ4つ分で計5つです。平気でそれくらいの弾は使います。
 遮蔽に隠れて弾を込めれば、極論をいえばマガジンは2つあればやりくりできなくはないですが、どうしてもマガジンの消耗は避けることができません。射撃時にジャムってしまう原因は武器だけでなくマガジン側の耐久値にも依存します。そのため、一つのマガジンを長く使っていると、ジャムとも付き合う羽目になります。

・前述の理由から、マガジンの交換もケチってはいけません。1マガジン分弾を撃ったら、たとえ残弾があって弾込めすればまた満タンになるとしても、マガジンは交換しておき、常に可能な限り高い耐久値を維持するようにしましょう。ジャムってから考える、ではなく、ジャムらないように立ち回ることを意識しましょう。ジャムるくらい耐久値が減ってから交換すればいいや、と慢心して、ジャムった瞬間にスライダーやスカウトミミックが目の前に二体いたら普通に死にます。

・ストックを折りたたんだりスライドさせたりできる武器は、ストックを調べるとゲーム内でも折りたたんだりできます。ゲーム的に意味があるのか見た目だけなのかは不明。もしかしたら射撃精度とかに影響が出る? 取り回しが悪い武器を屋内で使ったりするのには使えるかも。

・弾薬は破壊すると暴発します。弾薬ケースやアモ缶を撃つと、中に入っている弾の数だけ暴発します。射撃訓練場でアモ缶を山積みしてグレネードをぶっ放したりすると大変面白いことに。近づくと非常に危険なので、一応、その気になればトラップとして使えないことはないかもしれない気がしなくもありません。普通にグレネード投げたほうが強いですが。

・緑色または赤色に光る、胸につけて使うライトは、持った状態でボタン(長押しでアイテムの詳細を確認できるボタン)を押下すると赤と緑の色を切り替えられます。場所によって使い分けるといいでしょう。ヘッドライト購入後は使わなくなりますが。

・長物の集中モードのエイム速度は、上に載せているスコープによって変わります。具体的には、等倍、4倍系、7-35倍の三つそれぞれでエイム速度が異なります。スナイパーライフルを正確に当てるには、事実上、7-35倍がほぼ必須。

・狙撃を行う際、できるだけ手ぶれを抑えるためには、VR内ではなく実際の部屋のなかで、自分の前に適切な高さの台座を設置し、コントローラを握る手を台座の上に置くと良いです。空中で構えるより、ちゃんと台座に置いた腕でエイムするほうが確実にエイム精度が上がります。
 普段から台座を置いていると邪魔になってしまうので、狙撃を行うときだけ置くと良いでしょう。安定してヘッドショットできるようになります。

・フェンスや柵は思いのほか当たり判定が大きいので気をつけましょう。ボロトキー村のクレーンの上やコルホース・ザーリャの操車場のキャットウォークなど、かなりの勢いで手すりに弾を吸われます。手すりを避けて撃ってこれる向こうのほうがはるかに有利なので、攻めるときは気をつけましょう。同じ高さに移動する、近くの建物の窓から撃つなど、イーブンな状況を作り出せるまでは迂闊に攻めないほうが良いかもしれません。スモークグレネードなどをうまく活用して、不利な状況で長時間戦うことがないようにしましょう。

・若干雰囲気を破壊してしまいますが、銃を持った状態でアイテムの詳細を表示して耐久値等を確認すると、マガジン内の残弾と、マガジン+チャンバーを合計した残弾数がいずれも表示されます。正確に残弾を把握したい場合は確認しましょう。また、マガジン単体でも、そのマガジンに装填されている残弾数をチェックできます。
 ただし戦闘中に悠長に残弾確認してマガジンの入れ替えを検討している余裕はないことも多いので、ある程度肌感覚で残弾を認識しておくのは重要なことです。長時間使って慣れた武器であれば、「やばい」と思ってマガジンを変えたタイミングが、丁度チャンバーに一発残してきれいにリロードしたタイミング、ということも珍しくなくなります。


ショップ系
・アモ缶や弾薬の箱は、かなり安いですが売れます。空箱の数が多くなってきたら修理代の足しに。

・売却するとき、アイテムを入れた時の売却額の表示と、精算するときの売却額の表示が異なりますが、アイテムを入れた時の表示が正です。精算画面での表示は、耐久値を考慮せずに売却アイテム本来の価格で計算した場合の金額の模様?

・一度に大量に購入しようとすると、売却品・購入品を置くあの機械の中身のスペースがないとエラーで追加できなくなります。

・購入したアイテムをすべて取っても「購入したアイテムを取り出してください」という旨の表示が消えないことがあります。この時は一度なにか手持ちのアイテムをそこに置いてから再度取り出すと、再度判定されて表示が消えます。


エネミー関連
・アーマー系の敵は基本的に全身装甲だと思って良いですが、フラグメントは足がおろそかだったりシーカーは頭にアーマーがなかったりします。足しか通らないフラグメントはともかく、シーカーはヘッショすればちゃんと一撃で倒せるので狙える時は狙いましょう。

・敵を復活させてしまうために遠距離ぷちぷちを許さないことで名高いリフトですが、とはいえリフトの補給間隔はかなり長いので、相当な時間をかけない限り、狙撃で敵の数を減らしていくのは非常に有効な手段です。警備が厳重なエリアに侵入する際は、事前に付近の高台などから主要な敵を狙撃しておくと、侵入がかなり楽になります。
 ポベダ工場以降は特にマップ全体通して難易度が高くなり、敵が一体増えるだけでもかなりの脅威になるので、一体でも減らしていることは非常に重要になります。

・当然と言えば当然ですが、リフトが復活させるのは初期配置の敵だけなので、同じエリアでクリーンアップ作戦などを受注して敵が追加されていても、追加された敵は補給対象にはなりません。ご安心を。

・その独特の見た目と挙動から、しょっちゅういろんなところにスタックするスポーンさんですが、当たり判定が大きいので、はみ出た体を撃てば倒せることもままあります。クリーンアップ作戦の対象がスタックしたり、スタックしたスポーンさんがうるさくて気になるときは、試しにいろんな角度から撃ってみましょう。ただし徒労に終わった場合は無駄弾を垂れ流すだけになるので、お金に余裕がなければほどほどに。


アーティファクト関連
・ここだけかわかりませんが、ポベダ工場の崩れた送電塔エリアでネオンを見つけるミッションは、ライトニングの範囲内にネオンが湧くことがありました。ライトニングの範囲ギリギリまで近づいて検出器を使えば出現させることはできるので、出現させたら一気に走り抜けながら回収して、ライトニングの範囲外まで駆け抜けましょう。できれば体力を満タンにしたうえで、さらに注射器を刺すと同時に走り出すと、ライトニングで食らった体力を無理矢理回復しながらゴリ押せます。

・ミッション「転移」で対象になる壊れたシャードですが、各Tideごとにドロップ対象が決まっています。そのため、「転移」のミッションは受注していなくとも、選択した時点で表示されるドロップ対象のリフトの位置さえ確認してしまえば、回収自体はいつでもできます。
 クエストの受注数を節約できるので、同時に複数クエストを進める際の邪魔になるようなら「転移」は受けずに自力で探しに行くのも手。


アノマリー関連
・あまり説明がありませんが、ライトニングは実はごく短いクールタイムがあります。ダメージ判定がアサルトライフルのように断続的に発生すると思いがちですが、ポンプアクションショットガンくらいの間隔でごくわずかな間が空くので、一度電撃が発生すると次の電撃を連続して食らうことはありません。そのため、プローブを投げ込んだ直後に走り抜けると実は攻撃を受けなかったりします。また、ライトニングの有効範囲内でも一切身動きをとらなければダメージは受けないので、前述のようにあらかじめ注射器を刺してから突っ込み、回復するのを待ってから再度動き出せば、一応強行突破も可能です。

・アノマリーの発生位置及び発生する種類は、あらかじめ設定されている中からTideごとにランダムで決まります。例えばボロトキー村において、ショートカット目の前の村を東に降りたすぐの湿地帯にアノマリーエリアがありますが、ここはリフレクター、ディストーション、ライトニングのうちいずれか二つが出現します。基本的にはライトニングが一番厄介なので、ライトニングが発生していなければお宝探しチャンスです。
 対象となるアノマリーの種類は場所によって決まっているので、ランダム要素があるエリアは試しに覗いてみると、意外に簡単にアーティファクトが手に入ることがあるかもしれません。



金策について
 Ver2.0より前を知りませんが、Ver2.0ではお金周りがだいぶ改善されたという噂です。
 が、ちゃんとお金を稼がないと「本当か?」と思うくらいお金が足りません。
 一方で、ちゃんとお金を稼げば嘘みたいに貯まっていきます。高級な弾といわれる弾種をバカスカ撃って装備を更新しまくってもちゃんと貯まっていきます。
 レッツ金策。

金策① ペルボマイルート周回(平均$3,000)
 最初のマップであるペルボマイルートで、主要な拠点と各地のアーティファクトを集めて回ると、だいたい一回で$3,000~$4,000前後の収入が得られます。弾薬やグレネード、食料なども、有り余っているようなら売り払うと修理代程度は追加で補えます。
 敵の数も種類も少なく、慣れてくると掃討してから家探しし終えるまででゲーム内で24時間以内に回れるようになるので、序盤では特に重要。めぼしいミッションがなく次のTideまで微妙にヒマなタイミングなどがあればぜひ。


 実際に金策として周回するなら、フィールドを二回回るとストレスなく動けます。

 一周目はコストのかからない武装と、アーティファクト収集くらいの装備を持って、フィールドの敵を一掃します。ナイフを5本~10本程度と、ハンドガンを2~3マガジン程度携行すればおおむね一掃できますので、安全確保と、ついでにアーティファクトくらいは漁って帰りましょう。

 二周目は最低限の自衛装備だけを持って、極力かばんを軽くします。たまたま倒し漏れと遭遇した場合に備えて装填済みハンドガン+予備マグ1個とリジェネ1個、ヘッドライトくらいですかね。


 前述の主要拠点をあらかた漁って帰ると、大体35kg~40kgぐらいになっているので、前述の主要拠点を、時計回りまたは反時計回りで回って、漁り終わったときにはマップの手前側にいる状態になるようにするとスムーズです。
 原則としてほぼほぼ安全を確保できている前提で、戦闘が起こってもフラグメントやスポーン一体程度なので、夜間でも問題ありません。音だけ気をつけましょう。


 間違えて買ってしまった弾薬や、タワーができるくらい積みあがった余剰弾薬などがあれば、景気よくぶっ放してストレス解消しましょう。


金策② ボロトキー村周回(平均$4,000)
 難易度的には二番目のマップであるボロトキー村で、ショートカットから入って、反時計回りに大きな拠点である右上の建物までを往復してくるだけで、一回$4,000程度の収入を得られます。ボロトキー村は中盤以降も、ミッションの配置や他マップへの交通の便が良い兼ね合いでよくお世話になるので、Tideの度にミッションがてらこなすと良いです。

 手順としては金策①と同様、主要な敵をまずはすべて排除してから、一旦アーティファクト程度を回収したのち、バッグを空けてもう一周回るのがおすすめ。
 余力があるならマップ全体を制圧しておくと、マップ中央付近とマップ北端付近にもアーティファクト発生エリアがあり、そこの稼ぎも含めるともっと稼げます。


 一番稼ぎのある右上の建物はボロトキー村の中でもかなり警備が厳重なので、それなりの装備が必要です。とはいえアーマー持ちはいないので、AP弾までは不要。PPSh程度の武器があれば楽できます。
 長物枠を埋めると戦利品を持ち帰るのに難儀するので、マシンピストル一丁だけで戦えれば理想です。あるいは自信があるなら、トカレフやマカロフ一本でもなんとかなります。自分の腕と要相談で。

 多いときは長物枠が3本以上出てくることもあるので、全部持ち帰りたい場合、最低でもカバンの長物枠は空けておくこと!
 ピストル一丁なら最大で4本まで持ち帰れるので、できれば長物なしで戦えると理想ですね。

金策③ 【中盤~終盤】$1,000以上のミッションを回す
 具体的にはコルホース・ザーリャのメインミッションが出てくるくらいの進捗になると、コルホース・ザーリャのクリーンアップ作戦や、コルホース・ザーリャやポベダ工場でのアーティファクト探しがメインになってきます。このあたりのミッションは報酬が$1,000を超えることがザラになります。


 具体的におすすめのミッションは下記。念のためネタバレ防止。
<コルホース・ザーリャ>
・ショートカットを出た目の前らへんでネオンを探すミッション($600程度)

・同じく目の前らへん(鉄道の陸橋の手前あたり)の敵を掃討するクリーンアップ作戦($2500程度)
 軍人ミミックが出てくるので報酬が高いのですが、なぜかアーマーすらつけていないので、スナイパーライフル持っていけばワンショットワンキルで弾5発で終わります。ショートカットからマップに出た時点で敵が見える割に向こうからは視認されない距離なので、マップに出た瞬間からぼっ立ちで撃って終わるので非常に楽。

・同じく目の前らへん(ショートカットを出たすぐ南側)のサンプルコンテナを回収するミッション($1500程度?)
 装甲持ちの敵2~3体とフラグメントやスポーンなど、敵5体ほどが出てくるので、戦闘の用意は忘れずに。

・温室のすぐ西側の丘の敵を掃討するクリーンアップ作戦($1500程度)
 ショートカットの辺りはこちらが一方的に敵を視認できる距離なので、スナイパーライフルで楽勝です。

・温室の中でクライヤーを探すミッション($600~1500程度)

・温室の中で腕時計を探すミッション($1500程度)
 スライダーや装甲ミミックが配置されるので戦闘の準備は忘れずに。Tide明けは初期配置の敵と合わせて出てくるので、自信がなければ制圧するまでは受けないほうがいいかも? とはいえ装甲ミミックは腕時計を守るように温室内に配置されるので、スライダーに苦手意識がないなら気にしないで良いです。

 これらのミッションをこなすにあたっては、基本的に温室エリアの敵の掃討がほぼ前提になるので、必然的に温室エリアの戦利品は売れます。ここはクレートがかなり多く、アノマリーエリアもあって高級なアーティファクトも複数見込めるので、コルホース・ザーリャのショートカットが開通できてミッションを受けられるようになったら、節約生活とはおさらばです。

<ペチョルスク城>
・マップ入ってすぐのところにあるセーフハウスでブラックボックス回収するミッション($1500~2500)
 スライダーさんや装甲軍人ミミックなど強敵がひしめいているものの、M4A1一丁で十分対処できるレベルです。移動が面倒ではあるものの、遮蔽物も多いので戦闘に慣れていれば報酬に対しての労力が割合少なくて済むおすすめのミッション。


 この辺のミッションが受けられるようになると、マップをぐるっと回ってアーティファクトや物資を集めて売って・・とやるのが馬鹿らしくなるくらい、ミッションだけで食っていけるようになります。
 ただ、この辺のミッションを簡単にクリアできるということはそれだけ装備が充実しているということでもあるので、装備の更新は忘れずに。

 弾薬はなんだかんだかき集めてるとマガジン2~3個分くらいは溜まっていたりするので多少の節約になるほか、中盤ステージでのアーティファクトは高価に売れるものが多いです。リジェネも出やすくなるので回復の補給にもなり、注射器の必要性も下がります。
 合計で満タンのリジェネ1個分+注射器2~3本もあれば一回の探索には十分事足りるので、それを超えるリジェネは売ってしまって問題ありません。供給のほうが多くなります。


 ポベダ工場の山岳地帯側やコルホース・ザーリャの操車場にアクセスするにはボロトキー村から行くほうが便利なので、ボロトキー村の制圧はついて回ることが多く、金策②とは並行することが多いです。
各セキュリティレベルごとのおすすめ武装
 各セキュリティレベルで購入可能な武器としてのおすすめではなく、購入する時期としてそのセキュリティレベル帯でのおすすめの武器を紹介しています。そのため、解禁されるのはもっと早くても、すぐ買い替えるほどではない武器などは、本来の解禁時期よりもセキュリティレベルを遅く記載しているものもあります。


セキュリティレベル1
【ハンドガン】TT-33(トカレフ)
 最初に更新する武器。最初のマップで落ちてるので、そのまま整備して採用することが多いでしょう。7.62x25弾(通称・トカレフ弾)は序盤でも供給が多めで比較的手に入りやすい弾種であり、ゲーム全編通してもかなり供給量が多いので、行く先々でも困らない武装です。サイトがマカロフより見やすいこと、セーフティがないのでうっかり引き金が動かない、なんて事故が起こりにくいことがメリット。
 マカロフに比べて火力の向上を如実に感じられる一方、それでも装弾数は8発から変わらないので、装弾数不足を強く感じるでしょう。セキュリティレベル2はすぐいけるので、前述の金策①などを活用して、早々にセキュリティレベルを上げ、次の武器に更新したいところです。

【サブマシンガン】PPSh(ソードオフ版)
 こちらも最初のマップに高確率で落ちているので、そのまま整備して採用することの多い武器でしょう。ただ、セーフティがないことやオープンボルトであることから銃に詳しくないと撃ち方が難しく、また弾の消費も激しいので、つい使うのを避けてしまいがちな武器かもしれません。実際のところ、使ってみると非常に心強い火力を供給してくれ、35発装填できるマガジンの偉大さを教えてくれます。ボロトキー村程度であれば無双できる、序盤最強武装です。弾幕は正義。序盤のうちはトカレフと合わせて、アモ缶を買ってでも運用してもいい逸品です。

 中盤以降は弾種の都合上、トカレフ弾が運用しづらいのでお役御免になってしまいがちですが、武器自体のポテンシャルは中盤以降でも十分に通用する性能を持っています。本格的に使うなら、セキュリティレベル2になったところでレールSをつけれるようにしてレーザーポインタをつけておくと腰だめで撃てるようになるのでお勧めです。レールSのレーザーポインタはほかのサブマシンガンやハンドガンにも付けれるので、持っておいて損はありません。

 なお、このゲームで唯一のドラムマガジン持ちでもあります。驚異の71発装填。金策で周回してると割と出てくるので、気づいたら3~4つ持ってたりします。4つもあれば約280発装填でき、ほぼアモ缶一つ分を携行できます。+P弾にしようものなら弾幕の鬼。継戦能力はピカイチです。実際レーザーポインタを付けた近距離での戦闘ではリロード不要の弾幕で無類の強さを発揮するので、ロマンを求めるならぜひ。

セキュリティレベル2
【ハンドガン】M9
 おそらくこのゲームのプレイヤーの9割が口を揃えるであろう最も汎用性に富むハンドガン。火力と装弾数のバランスが良く、使い勝手が非常に良いです。弾種が9x19と主要なサイドアームに対応していることも追い風で、ハンドガンとしては必要十分な火力で豊富な装弾数を運用できることから、利用者が非常に多い武装です。
 なお、レーザーポインタをつけると雑に使いやすくなります。サイトはサイレンサーを使うかどうかによりますが、夜間戦闘の可能性も考慮に含めるならドットサイトにしたほうが良いでしょう。

 最終的に+P弾を装填できるようになると、弾代はアサルトライフル並みにかかりますが、装甲の有無にかかわらず高い火力を安定して供給できるため、サイドアームとは思えないほど頼りになります。将来性も鑑みると、是非とも入手したい一丁です。


 なお近縁種としてG17が挙げられます。G17はM9に比べて全体的に少し性能は落ちるものの、銃本体・マガジンいずれも素落ちしている確率が高く入手しやすいので、つなぎとして運用するのはありです。なんならアイアンサイトならG17のほうが見やすいという意見も多いので、手になじむほうでいいかもしれません。どちらも9x19弾なので弾には困らないでしょう。


セキュリティレベル3
【ハンドガン】OC-33
 フルオートで連射が可能な、いわゆる「マシンピストル」に分類される武器で、このゲームではG18cと競合する武器です。

 G18cは9x19弾を連射でき、17発も装填できる優れものですが、セキュリティレベル3が必要なことと、OC-33はなんとロングマガジンで27発も装填できるので、そこで差別化されています。一方でOC-33が使用するのは9x18弾、いわゆるマカロフ弾なので、供給こそ多いものの火力はワンランク下がります。弾一発一発の火力より、マシンピストルの性質を生かして物量でゴリ押す武器といえます。
 +P弾を装填できれば驚異の連射レートでアーマーもお構いなしにどんな敵もぶち転がす弾幕をハンドガンからぶっ放せるので、非常に頼りになります。反動がえげつないので少しでも距離が離れるとにぎやかしになりますが、走りこんできた装甲ミミックや飛んできたスライダーを一瞬で処理できるため、安定した強さを供給してくれます。
 屋内戦や接近戦では非常に優秀な火力を発揮してくれる武装なので、一丁持っておくと非常に頼りになります。

 素の威力が低いことから+P弾を装填できるようになってからが本領発揮です。そのため汎用性はM9のほうが高く、即戦力としては使いづらい一丁です。購入可能になるのはセキュリティレベル2からですが、実際に運用できるのは+P弾を購入可能かつある程度余裕が出てくるセキュリティレベル3あたりからが現実的でしょう。なんなら銃本体は購入せずに、戦利品として回収したものをメンテナンスするくらいでもいいかもしれません。入手時期的に、ちゃんと運用できるのはそれくらいになってからです。
 また、その連射レートがたたってかマガジン、サイレンサー、本体、すべての消耗が早めです。信頼性がそこまで高くないので、耐久性が落ちてくると目に見えてジャムる確率が上がりますので、こまめなメンテナンスを忘れずに。マガジンは一つを使いまわすよりも、常に挿し替えていってできるだけ耐久の高いマガジンを使うようにしましょう。

 癖はありますが、+P弾が安定供給できるようになったら是非とも一度は握ってみましょう。病みつきになります。


【サブマシンガン】MP5K
 大体の主力級ハンドガンと共用できる9x19弾を使用するので、現地での弾の取り回しが良いサブマシンガンです。

 キルハウスで使ってみるとわかりますが、射撃精度が非常に高く、近距離のバースト射撃であれば全弾ヘッドショットを狙える程度には扱いやすい挙動をしています。それでいて屋内戦でも困らない取り回しの良い大きさなので、非常に扱いやすい武装です。レーザーポインタとホロサイトを組み合わせるとミドルレンジでも戦えるので、アサルトライフル替わりとして非常に優秀です。
 そして何よりの長所は、それだけの性能を持っていながら+P弾を装填できることで、アーマーの有無を問わずすべての敵に非常に高い火力を供給できるため、状況によってはアサルトライフルより便利です。

 購入可能になるのはセキュリティレベル2からですが、弾の在庫に困っていないようならPPShをしばらく運用し続けて問題ありません。アタッチメントの選択肢が広がり金策もやりやすくなってくるセキュリティレベル3から、アサルトライフルの痒い所に手を伸ばす武装として携行するのがおすすめです。M9ともども+P弾を運用できれば、非常に強力な旅の相棒となってくれるでしょう。

【アサルトライフル】M4A1
 これ一丁で終盤まで行ける、絶対的なおすすめ武器です。効率を考えるならこれ以外の選択肢はないレベルだと思ってます。

 サプレッサー、4倍スコープ、レーザーサイト、ホロサイト(おすすめはEOPSスコープ)を装着して全距離対応にするのがおすすめ。銃の上に載せるスコープが一番扱いやすいスコープになるので、4倍スコープとホロサイトをそれぞれどちらを上につけ、どちらを横につけるかは好みの分かれるところです。
 近距離を優先するのであれば、横向きに構えるとリコイル制御が難しくなるので、上にホロサイトを乗せるほうがいいでしょう。中~遠距離狙撃ではそう連射することはないはずなので、4倍サイトは多少構えにくくてもなんとかなります。
 逆にメインを中~遠距離で考えるなら4倍を上に、ホロサイトを横につけるといいでしょう。近距離で遮蔽に入るまではレーザーポインタを参考に腰だめを当てつつ、遮蔽に入ったら横向きに構えてホロサイトで正確に狙うと良いです。
 なお、集中モードでのエイム速度・精度は銃の上に載っているサイトに左右されます。高倍率のサイトを横につけると無用の長物と化すので注意しましょう。4倍くらいならまだなんとかなるレベルです。
 いずれにしても、本当の至近距離であれば腰だめでレーザーポインタでフルオートをぶっ放すと大体何とかなります。

 ちなみにアサルトライフルの中ではかなり精度が高いほうなので、7-35倍を乗っけてもそれなりにスナイパーライフル代わりとして有用です。7倍が必要になるような狙撃戦では敵が近くにいることも珍しいと思いますので、バッグに7-35倍を仕込むだけ仕込んでおいて、必要に応じて付け替えると良いでしょう。

 ともかく、最初からサイト、バレル、すべてレールBが解放されているのでアップグレードの必要がなく、30発装填できるマガジン、高い連射レート、優れた威力と非の打ち所がない性能をしています。特にこだわりがなければ、アサルトライフルはこれ一択というレベルの完成度です。

 最大の欠点は、コッキングレバーの判定がグリップと近すぎるためか妙に厳しく、撃ち切ってしまった場合のコッキングがしづらいことです。近距離で戦っている場合は致命的なので、常にハンドガンのマガジンは満タンにしておき、すぐに抜ける状態にしておきましょう。
 また、耐久がそこまで高いわけではなく信頼性もあまり高くないので、長いこと使ってるとちょこちょこジャムる場面に出くわします。こればっかりはしょうがないので、二本持っていきましょう(暴論)

【アサルトライフル】AKS-74U
 メインアームの補助としての採用を考えた場合の選択肢なので、M4A1との競合というよりはMP5Kとの競合になります。

 M4A1がなんでもできるマンすぎてあまりにも優秀なのでそれに頼ってしまいがちですが、実際の戦場では思った以上に耐久の消耗が激しいため、銃撃戦が発生するような終盤ステージの拠点では耐久が黄色ゲージに突入することも珍しくありません。かつ、屋内戦で取り回しの良さを求められるケースも多く、屋内に突入するにはM4A1の長さでは取り回しが悪いこともあります。特にサプレッサーをつけているとなおのこと。
 そのため、取り回しの良い長さでありながら連射ができ、かつ中距離も対応できる武装、となるとサブマシンガン並みの大きさでアサルトライフルの仕事ができるAKS-74Uは、ニーズに的確にマッチしてくれます。

 AKシリーズというかソ連製銃器の特性である、マガジンを押し出して外せるという点も見逃せません。リロードタイムは近距離戦闘において命取りになりがちです。コッキングレバーも扱いやすいので、このあたりの操作性は、コッキングレバーが小さく銃口に近いので扱いにくいMP5Kや、前述の都合で操作が難しいM4A1とは比較になりません。後でマガジンを血眼になって探し回る羽目になりますが。また、AKシリーズはAKM以外のマガジンを使いまわせるので、出先で拾ったAK-74のマガジンやAK-74Mのマガジンをどちらでも使えるというのも非常に優秀で、現実同様、操作性とコストパフォーマンス面では非常に優秀な武器です。

 ただ、連射レートはサブマシンガンのMP5KはおろかM4A1よりも気持ち遅いです。そのため、本当に近距離でゴリゴリに振り回すには少し力不足かもしれません。マシンピストルと合わせて、至近距離、近~中距離、中~遠距離・・・という使い分けにすると便利かも。


セキュリティレベル4
【スナイパーライフル】タイガーライフル
 ソ連製スコープは4倍までしかなく、4倍ならM4A1などアサルトライフルで十分事足りるので、レールBアタッチメントに改造して7-35倍スコープを載せることが前提になりますが、そのうえで威力と精度のバランスが最も良い武器です。

 他にスナイパーとして運用可能なライフルは、サプレッサーがついていたりフルオートで撃てたりとそれぞれに特徴はあるものの、スナイパーライフルとして最も重要な精度が今一つです。射撃場で最も遠い的にむけて狙撃するとわかります。
 タイガーライフルは狙った場所がずれることがほとんどなく、同じように撃てばおおむね同じ場所に当たります。またセミオートなので弾を込めなおす必要がなく、ミスショットした場合のリカバリも容易です。

 最高価のスナイパーライフルであるDVL-10よりもむしろ取り回しが良く、火力不足を感じない限りはこれで最後まで戦えます。

 ただし、スナイパーライフルという武器種自体の欠点として、これだけで戦うことはできません。敵の拠点には必ずリフトが存在するため、スナイパーライフルでちまちま削っても敵を復活されてしまうので、最終的には突入する必要があります。遠くから一方的に敵を嬲るのは気持ちのいいものですが、ミドルレンジが戦える武装もしっかり用意しましょう。


セキュリティレベル5
【アサルトライフル】FN-17
 いわゆるSCAR-H。装弾数は20発と主要なアサルトライフルからは減るものの、威力が非常に高いため、当たりさえすれば並みのアサルトライフルを凌駕する火力を発揮します。具体的には、スナイパーライフルに使うような弾を連射できる武器です。とにかく火力が非常に高いので、当てれる自信があったり、当てられる状況を作り出せる(必ず敵が一方向からしか来ないなど)場合は非常に強力です。

 一方で、20発しか装填できないことが大きなデメリットで、通常のアサルトライフルは30発入るので多少攻撃が外れてもある程度の継戦能力は確保でき、マグチェンジを細かく行う必要はあまりありませんが、この武器は常にマガジンの残弾を気にしながら戦う必要があります。そのため精密な射撃が求められる、上級者向きの武器といえるでしょう。

 使える人が使えば非常に強力な武器ですが、腰だめなどで軽率に振るにはマガジンが心もとない武器でもあります。確実に当てられる距離まで近づくか、もしくはアサルトライフルとして運用するのであれば、マガジンを大量に用意して、細かくマグチェンジしながら戦い、隙を見てマガジンを整理していくような戦い方をしましょう。
装備の組み合わせ考察
 アサルトライフルを一丁手に入れると、大体のことがそれ一本で解決できるようになるので、なかなか困ることがなくなります。じゃあカバンの横につけられる二本目のメインアームはどう考えるべきでしょうか? 考察していきます。

①一本を中・遠距離、一本を近距離にして差別化する
 一番スタンダードなアイデアで、ゲーム全編を通して扱いやすい組み合わせです。基本的にはこれをベースに考えると良いでしょう。

 このゲームはいわゆる戦争ものではないので、原則としては各個との戦闘がメインで、戦場のような激しい撃ち合いといったケースは多くはありません。そのため中・遠距離向きの武器を主力として運用すると、非常に使い勝手が良いです。
 おすすめなのは、アサルトライフル一本を4倍スコープ+レーザーポイントなどで中~遠距離戦向きにカスタムしておき、もう一本には近~中距離戦用として、サブマシンガンやホロサイトを装備した近距離向けのアサルトライフルを持つ構成です。

 主力にするアサルトライフルは、敵拠点に近づくときにあらかじめ敵を削っておく目的でも使えますし、レーザーポインタを使えば突入してからもクロスレンジで腰だめに使えますので、耐久値は温存しながら使いたいところ。
 そのため近距離ではサブの近距離用武器を主体に戦って、近距離用のカスタムでは厳しい射程でアサルトライフルを出すのが効率的な戦い方になります。

 難点としては弾種がばらけやすいので、現地での使いまわしがききにくいことと、マガジンの入れ替えが大変になることです。
 弾の共用ができないと、端数の弾が出た時やマガジンの残弾が偏ったときに使いまわすことができません。できるだけ弾種を合わせることを意識して装備を組むと、運用が楽になるでしょう。
 また、マガジンポーチが四枠しかないので、異なる種類のマガジンを使い分けるのは難しいです。ハンドガン1、サブのメインアーム1、常用するメインアーム2、などで組み合わせて使いましょう。


 具体的な武器の候補としては、
 ・序盤ならトカレフ+PPSh+SKS
 ・中盤はM9+MP5K+M4A1
 ・終盤はM9+MP5K(いずれも+P弾)+FN-17
 といった形だと、おおむね全レンジ対応できるでしょう。

※実際終盤を攻略していた時はM9+タイガーライフル+FN-17だったのですが、屋内戦ではやはりタイガーライフルがどうしても腐ってしまって勿体ないです。咄嗟に弾が出ず、慌てて目の前のシーカーにタイガーライフルを腰だめでぶっ放すようなシーンもありました。激戦が想定される場所では、ある程度の狙撃はFN-17に任せて、ミドル~クロスレンジを強化しておくことほうが楽だと思います。


②一本を遠距離(スナイパーライフル)、一本を近・中距離にして差別化する
 逆に遠距離を特化させるスタイル。
 序盤のうちはアサルトライフルの4倍スコープで十分事足りるので、それでも物足りない遠距離の装甲兵や、敵も遠距離戦を仕掛けてくるようになる中盤戦以降での構成になります。
 その観点で行くと、残念ながらモシン・ナガンは力不足感が否めません。その辺で拾ったものをつなぎとして整備して使うのは全然ありですが、貴重なお金を払ってまで使うのは少々勿体ないので、主力として使っていくならタイガーライフルくらいからが現実的です。

 この構成にするならアサルトライフルは中距離以内を対象にするので、4倍スコープだと少々大きすぎるかもしれません。扱いに慣れていて4倍でもある程度戦えるなら問題ありませんが、基本的にはEOPSスコープなど、ホロサイト系を使うほうが現実的でしょう。


 難点は弾代が高騰すること、①と違い弾種問題が解決できないこと、そして入り組んだ地形には向かないことです。
 特に三つ目が非常に悩ましいポイントで、タイガーライフルの欄にも記載した通り、このゲームはスナイパーライフルだけで敵拠点を制圧することは原則としてできません。最終的には突入してリフトを破壊する必要があります。近~中距離での戦闘がどうしても必要になりますが、そこに割ける装備が一枠、遠距離用に埋まってしまうというのは、少々厳しいものがあります。

 そうなるとスナイパーライフルで狙いにくい遠距離以外はアサルトライフルに頼ることになりがちなので、気になってくるのは耐久です。一回の探索でアサルトライフルが新品から黄色ゲージに突入することもザラにありますので、マシンピストルを導入する、ピストルスコープとレーザーポインタで精度を上げるなど、サイドアームもしっかり使いこなしていく意識で戦いたいところです。


 こうした事情から、この構成が最も輝くのは、クリーンアップ作戦やTide明けのマップ掃討時など、敵に気づかれない距離から一方的に攻撃できるシチュエーションです。あるいは入り組んでいる場所でも各個撃破が容易なロケーションでは有用なので、目的を絞って装備すると良いでしょう。


③全距離対応のアサルトライフルを二丁持っていく
 前述②の発展型で、アサルトライフルを全距離対応にして、そのうえで耐久に不安が残るならもう一丁持って行ってしまえばいいじゃない、という考え方。
 同種の武器を複数持っていくのは無駄が多いと思いがちで、実際、耐久性を考えなくても良いゲームであればそうなのですが、このゲームはサバイバル要素の強いゲームです。ボロトキー村くらいまでであればそこまで激しい戦闘も起こらないのであまり考えることのない要素ですが、ポベダ工場以降、特にコルホーズ・ザーリャ以降では戦闘が激化するため、耐久値も考慮に入れないと、大事な時にジャムってしまって命取りになることがあります。かといって出先で手入れはできませんので、それならいっそ単純に耐久値を二倍にしてしまおうということで、複数のアサルトライフルを持っていくアイデアです。

 アタッチメントの付け替えは現地でもできるので、片方を遠距離寄り、片方を近距離寄りにそれぞれカスタムしておいて、耐久度や残弾の状況に応じてアタッチメントを付け替えて適正距離を変えるのも一つの手です。

 基本的にアサルトライフルでの交戦距離は戦闘におけるスタンダードな距離感なので、距離感を変えずに継戦能力をあげられるこのスタイルは、考えることが少なく済むので汎用性に富み、結果としてはかなり有効な装備になります。

 極論としては、すでに完成している一本があるのなら、全く同じ武器をもう一丁持っていくのも現実的にはアリです。ライトニングに迂闊に踏み込んでしまったり銃弾を武器に受けてしまったりと、実践では武器が極端に劣化してしまう不測の事態もありますので、予備のもう一丁があれば安心して使いつぶせます。


 一つ懸念があるポイントとしては遠距離狙撃で、アサルトライフルはそこまで遠くまで撃ち抜く精度を考えて作られている武器ではないので、精度と火力が遠距離狙撃には力不足になったりします。4倍でしっかり狙える距離感であればよいですが、4倍で集中モードでも手ぶれで狙うのが難しいほどの距離感になると、7倍を積んだとしても武器自体の精度の問題で命中が難しくなります。少なくともヘッドショットを能動的に狙うのは難しいので、火力不足感が否めません。
 そのため狙撃戦になってしまった場合は、遮蔽をしっかり利用して近づき、相手の自由に狙撃させないような立ち回りをすることが重要です。それこそ敵が車などを遮蔽に使っている場合は、うまく近づいて下から足元を撃てると良いですね。
 一方でもし当てられる自信があるなら、バッグに7-35倍スコープを仕込んでおいて、必要なタイミングでスコープを付け替えるのもありかもしれません。
各メインミッション攻略
詰まりそうなところとか。

工場エリアの最初のミッション
 ミッションのヒントにもありますが、ボロトキー村からポベダ工場へ移動できる二つの通路のうち、左側のロープから移動すると、目的地の目の前に移動できます。ここだとリフト一体と、敵二体(アーマーフラグメント、アーマー警官)のみ倒せば目的物を回収できます。
 ただし、銃声を鳴らすと近くのアーマーシーカーが寄ってきますので、サプレッサーをつけてないのであれば、目的のものを回収して早々に撤収することをお勧めします。

 ここから先はAP弾や+P弾がほぼ必須になってきますので、とりあえずセキュリティレベルを3にまで上げたら、AP弾を装填したアサルトライフルを運用することを目標に金策を進めていきましょう。


工場エリアの二つ目のミッション
 このゲームの一番の鬼門と思われるミッション。ここが楽にクリアできるだけの装備があれば、基本的にクリアまで困ることはありません。逆にここで苦戦する装備だと、まだもう少し装備更新が必要です。
 それこそM4A1にレーザーポインタ、ホロサイトor4倍スコープ、サイレンサーに、マガジンを4~6本くらい、を主力として、ハンドガンにはM9やG18cに+P弾、サイドアームにレーザーポインタ付きの+P弾を装填したMP5やAP弾を装填したAKなどを持ちこめば、まず苦戦することはないでしょう。

 移動にはペルボマイルートの右端から移動するルートがおすすめです。敵の警戒が厳重ではありますが、どのみち屋内での撃ち合いが避けられないステージなので、最初から敵と戦うことを前提として動くほうが良いです。壁や遮蔽に体をこすりつけるようにしてできるだけ射線を切りながら、まずは大きい建物を制圧しましょう。ただ、最終的な目的地は大きな建物の二階にある事務所のようなエリアですが、ここは一旦スルーで良いです。
 工場の中を制圧できたら北に抜け、付近の敵を警戒しながら爆弾を回収しに行きます。爆弾の周辺はそこまで警戒が厳重ではなく、ミミックが1~2体とあとはフラグメントくらいなので、強気に行っても大丈夫です。

 爆弾を回収したら先ほどの大きな建物に戻り、今度こそ二階の事務所エリアに入ります。ここから先、隣の部屋以降には敵がひしめいているので、アサルトライフルやサブマシンガンを、バーストまたはフルオートにして進みましょう。しっかり遮蔽を使いながら少しずつ体を出し、敵の姿が見えたら先手を打っていきます。
 次の渡り廊下は向こうで待ち伏せされていますので、遮蔽物と4倍スコープなどを使っていきましょう。あるいは、スモークを炊きながら必中距離まで近づくのもありです。

 渡り廊下を渡った後は、廊下を渡る⇒階段を下りる⇒また廊下を渡る⇒階段を下りる、を繰り返していきます。基本的にはすべての廊下に敵がいるので、廊下から顔を出すときは一気に体は出さず、少しずつ奥の様子をうかがいながら、見えた敵を撃っていきましょう。場合によっては角待ちされている場合もありますので、内側の角にも気を付けてください。

 最後の一番奥のフロアにも敵が2体以上いますので、引き続き遮蔽をうまく使いましょう。ここの敵を掃討できれば、とりあえず建物内は安全です。マガジンや残弾の整理をした後で、爆弾を壁に設置しましょう。爆弾は設置してから数秒で爆発するので柱の陰などに隠れて爆発をやり過ごしたのち、白い箱を持って帰ります。その都合上、片手がふさがるので、ライフル系は使いづらくなります。ハンドガンはいつでも抜けるようにしておきましょう。

 帰りは掃討済みの元のルートをたどるのが安全なので、建物内を通って元の大きな工場の建物まで戻り、ペルボマイルートから自宅に帰りましょう。途中、もしかしたら銃声などで集まってきた敵が寄ってきている可能性もあるので、敵との遭遇の可能性を考慮しながら帰りましょう。



コルホース・ザーリャのひとつめ
 工場からさらに難しいミッションで、リフトが村の中にあるため、突入してからも射線が通りまくります。慎重に射線を切り、遮蔽と合わせて行動しましょう。とはいえ工場戦を乗り切っているのであれば立ち回りは身についていると思うので、きちんと射線を切って立ち回れていれば問題ありません。
 また、巡回しているBTRにも見つからないよう、基本的には家の中にこもることを意識しながら進むと良いです。

 コルホース・ザーリャを初めて訪れ、ショートカットを開通させるまでの道順としては、ボロトキー村の左上から移動し、マップ右上の操車場の裏に出るのが良いです。サプレッサー付きのアサルトライフルまたはスナイパーライフルを持ちつつ、装備を20kg程度にして最速ダッシュができるようにしておきましょう。
 操車場の中を掃討する必要はないので、陸橋を渡った向こう側にいるアーマー兵やスナイパーのみ倒してダッシュで進み、とりあえずショートカットを開通させてしまいましょう。

 ショートカット開通後は、目的地への移動は拠点からのショートカットを使い、ビニルハウスの横を通り抜けていくのがおすすめです。必要に応じてビニルハウスエリアを制圧し、安全を確保してから進みましょう。

 現地では結構な数のアイテムを要求されます。
・牛の缶詰2つ
・パイナップルの缶詰3つ
・ジュース4本
・チョコレートバー5本
・手榴弾2つ(丸グレ。パイナップルやスモーク、グレランではない)
 現地では全部かき集めてなんとかギリギリ足りるかどうかというレベルなので、ある程度拠点から持ち込むことをお勧めします。余裕があるなら全部持ち込むと楽です。ちなみに全部消えるので在庫が少ない場合は要注意。
 帰りはバッグも軽くなっているはずで、掃討済みのはずなので、ゆっくり帰りましょう。


コルホース・ザーリャのふたつめ
 マップ右上の操車場がターゲットのエリアで、ここはかなり入り組んだ場所に大量の敵がいます。コルホース・ザーリャは現在のバージョンでは常時夕方のような天候のため、建物の中は非常に暗く、アーマーのないミミックは暗闇に紛れて見えづらいため、アーマーミミックよりもアーマーのないミミックのほうが厄介です。マズルフラッシュを目印に反撃していきましょう。照明弾を持ち込むのも視野に入れると良いでしょう。

 私がここを訪れた限りでは、リフトは操車場の奥、二階にある青い仮設事務所のような部屋の中にしか湧きませんでしたので、とりあえず最初はそこを目標に突入することになります。陸橋と通じている線路から入ると射線が広く、複数の敵から狙われやすいので、おすすめはアーティファクトの発生地点がある北側の入り口から入っていくことです。入り口付近を警戒しているアーマーミミックやフラグメントが数体いますが、それ以外は基本的に建物内にいます。北側の入り口付近を制圧したら、メインの操車場の脇に止められたトラックの裏で装備や体力を整えた後、うまく壁やトラックを遮蔽にしながら、レーザーポインタなどを活用して敵を一体ずつ処理していきましょう。
 敵は西側の壁沿いに溜まりやすいので、そこにたむろしている敵をある程度倒したら、銃声や声が聞こえていても姿が見えなければ大丈夫なので、内部の敵を倒していきます。操車場中央付近の黄色いキャットウォークの上や、操車場東側の仮設倉庫のような青い建物の付近にも敵が集まっていることが多いので、体を出すときは慎重に。少しずつ体を出し、撃たれたらマズルフラッシュからすぐに位置を割り出して体を隠し、銃だけを出して反撃するなどでうまく捌いていきましょう。
 操車場の東側の壁沿いを回り込むと、前述のリフトがわいている二階の事務所のような建物(厳密にはレバーやスイッチがたくさんあるので、車両やクレーンの操作室の模様)に近づけますが、高台の上に陣取っているアーマーミミックがほぼ確定でいるので、そいつは確実に排除しましょう。そいつがいなくなったらマガジンの残弾と射撃モードを確認した後、リフトのところまで駆け込みましょう。リフトが湧いているであろう二階の青い建物の中は、しゃがんでいれば大半の射線を切れるので、あとはここに籠って一体ずつ倒していけば制圧できます。

 ミッションの目的は、ランプがついている列車二つにライトを当てるだけなので、大して難しくありません。なんなら、対象の二両の列車のうち片方は、リフトが湧いているであろう操作盤から見える列車なので、そこから応戦していたら勝手にクリアしています。もう一両は操車場の建物内の北西側に止まっている列車で、緑のランプがついているので、そこにライトを当てればOKです。
 儀式を終えると、敵と同じ質感(真っ黒で輪郭がうごめいている状態)の列車が現れ、牽引されている空の荷台にアーティファクト反応が出るので、それを回収したら列車が拠点まで連れ帰ってくれます。ただし、荷台は遮蔽物が何もないので、BTRやミミックなどの巡回タイミングとかち合ってしまうとハチの巣にされます。その場合は荷台から飛び降り、列車を遮蔽物にして帰りましょう。その都合上、操車場からショートカットまでのBTR以外の敵はあらかじめ掃討しておくことをお勧めします。


ペチョルスク城のミッション
 報酬やミッションの場所から察するかと思いますが、最終ミッションです。ネタバレのさらに若干ネタバレになりますが、目的を達成すると強制的に拠点まで戻されるので、帰路のことは考えなくて良いです。

 古い城の中を進んでいくので、道中は基本的に屋内での近距離戦になります。スナイパーライフルはごく一部を除いて基本的に役に立たないので、近~中距離戦の装備で挑みましょう。
 特に気を付けないといけないポイントは二か所で、一つ目は中盤エリアにある電撃地帯です。狭い屋内に電撃エリアが発生しており非常に厄介なので、電撃の音が近づいてきたら、踏み込むより先にそのあたりの敵を警戒し、敵を先に倒してから進みましょう。いっそのこと強行突破することも視野に入れ、突破する場合は手に武器を持たずに無理矢理押し切りましょう。ちなみに私はうかつに踏み込んでしまったせいでFN-17の耐久値が赤くなりました
 二つ目は最終フロアの直前エリアで、一階・二階の全方位に展開する10体以上の敵を全滅させないと進めない中庭を通ります。かなりの難所になりますので、中距離を狙い撃てる装備と近距離で戦う装備をうまく組み合わせて、ハンドガンと二つのメインウエポンを総動員しましょう。