メディックといえばセカンダリで味方を回復するのが主ですが、セカンダリによって長所短所などの特徴があります。

今回全セカンダリを使ってみて使用感がわかったので使用感とどれがおすすめかをまとめてみました。


なおガイド作成者はまだまだ初心者メディックなので、こうしたら良いよ！などのアドバイス歓迎ですm(_ _)m

※通常マップでの話です。MvMではKritzKrieg一択なのだとか
＜参考ガイド＞https://gtm.steamproxy.vip/sharedfiles/filedetails/?id=290126268




初心者には一番おすすめなセカンダリ。


他のセカンダリと違ってデメリットがないため使いやすく、オーバーヒールが150％と最高値でユーバーも無敵化で攻撃にも防御にも使えたりと汎用性は最高。
特に無敵ユーバーは必須になる局面が多い。

他のセカンダリは長所だけでなく短所があるものも多いため、ぶっちゃけこれだけ使っていても問題ないレベル。




高回復レートが魅力のセカンダリ。


本当に目に見えて回復量が異なり、鬼のような回復量。
ユーバーも高速回復による疑似無敵＆エアブラストなどのノックバック無効と便利。

一方でロケットジャンプなどのヒール対象が行った爆発によるジャンプに同期してジャンプするのがかなりのデメリットであり、あらぬ位置に飛んで孤立したり敵陣の真っ只中に入ったりとデメリットがかなり痛め。
もちろん上級者ばかりの場合はメディックのことも考えてロケットジャンプを行ってくれるが、そうでない場合は事故が多発するので念頭に置くこと。
（逆にちゃんとわかっている人と組むとかなりの強さに）

また高速回復中でもスナイパーのヘッドショットやスパイのバックスタブは防げないことにも注意。

地味にオーバーヒールも125％までとメディガンより低いことに注意。


そんなQuick-Fixの利点は回復レートの速さ（とノックバック無効のユーバー）であり、これが役立つのは主にキングオブザヒル。
キングオブザヒルでは場合によってはCrusader's Crossbow使う暇すらないほど戦況の変化が激しく、メディガンの無敵ユーバーもほぼ必要ないためほぼこれ一択（場合によっては次点でVaccinator）なほど。




使いこなせば（平時においては）最強のセカンダリ。


他セカンダリと違って耐性付与＆ユーバーが25％刻みとかなり特殊。

耐性はリロードキーでいつでも変更でき、相手の攻撃に合わせて臨機応変に耐性を変えることが重要。
ユーバーチャージ率が高く25％刻みで発動できるため、かなりの頻度でユーバーを発動可能。

そのため耐性変更とユーバー発動のキー操作を頻繁に行う必要があり、他セカンダリと違ってかなり忙しくなる。

だが通常時ですら特定の属性攻撃10％軽減は強力であり、ユーバー中は75％軽減とほぼ落ちることはないレベルの高耐久。
オーバーヒールレート減少こそあるがQuick-Fixのような上限値減少がないのも利点。

さすがに無敵ユーバーが必要な局面では話が別だが、それ以外は非常に堅牢な守りとなるためこれを使いこなせるかどうかがメディックの腕の見せ所と言えるだろう。


耐性は銃弾、爆発、炎の3種類あるが、筆者は爆発をメイン耐性にしている。

理由としてはソルジャーとデモマンの爆発系攻撃が瞬間ダメージとしてはかなり痛いため。
それ以上の瞬間ダメージであるスナイパーのヘッドショットは射線がほぼ決まっているため対応しやすく、ヘビーの銃弾攻撃やパイロの炎攻撃は一撃食らっても死ぬ威力ではないため。

また爆発耐性だと味方ソルジャーやデモマンのロケットジャンプ（粘着爆弾ジャンプ）の被ダメージを抑えられるのも利点。


ただしQuick-Fixと同じく、ユーバーはスナイパーのヘッドショットやスパイのバックスタブを防げないため注意。

またあくまで単体の守りが固くなるだけであり、Quick-Fixの高速回復のように複数人にかけて全員を生き残らせるやり方も難しい。
ユーバーも防御特化の性能で攻撃に転じれるかと言われると微妙なところ。

そのためメディガン以外のセカンダリという通例に習い、使う場面が重要なセカンダリとなっている。




攻めのセカンダリ。


基本性能こそメディガンと同じだが、ユーバーがヒール対象を常時クリッツ化と攻撃特化な性能。

他セカンダリのようにユーバーを防御用に使うことができず、ユーバーをかけるタイミングを学ぶ必要がある。
具体的にはペイロードの防御側など無敵ユーバーが必要でない場面に活躍「しやすい」。

この活躍しやすいというのが厄介であり、ペイロードの防御側だとしてもメディガンの無敵ユーバーで突っ込んで戦線を持ち上げることが重要な局面もある（特に攻撃側がディスペンサーやセントリーガンを設置している場合など）。

そのためセカンダリの中では一番状況を選んで使用する必要があり、戦況を誤ってはむしろ普通のメディガンのほうが強かったりもするため注意されたい。

本格的にメディックでプレイする場合、ユーバーチャージ完了まで何秒か、オーバーヒールは何秒かければ最大になるのかなど知っておくと役に立つ数値があるためまとめました。



各クラスの基本の移動速度は日本語wiki[http//thttps]の通り。

このことからわかることは

・基本的にはメディックより速いのはスカウトのみ

・メディックとスパイは等速のため走っても逃げ切れない
※ただしOverdoseを構えていてユーバーチャージが70％以上の場合はスパイの前進速度を上回るため逃げ切れる

となる。
ただし以下の点に注意されたい。

・Powerjackを構えているパイロは前進時の移動速度が300*15％＝345となりメディックより速くなる

・Gloves of Running Urgently（G.R.U.）を構えているヘビーは230*30％＝299となりメディックよりも遅い（ただしパイロ・エンジニア・スナイパーとほぼ等速）

・ソルジャーやデモマンは通常時はメディックより移動速度が遅いが、ロケットジャンプ（または粘着爆弾ジャンプ）を使った場合メディックでは追いつけないほど速くなる

＜回復レート＞

基本となるメディガンは最低でも 24/秒 回復。
Quick-Fixは最低でも 33/秒 回復。

一方でCrusader's Crossbowは最低でも瞬間的に 75回復 と、瞬間回復レートではセカンダリ武器以上。
ただしCrusader's Crossbowは最大でもユーバーチャージ率が150回復で7％しか増えず[wikiwiki.jp]、メディガンで150回復する場合、

150/24～72＝約6秒～約3秒

となりユーバーチャージ率にして

7.5％～15％　※回復レート 24/秒 の場合
3.75～7.5％　※回復レート 72/秒 の場合

も回復する。

実践においてCrusader's Crossbowで150回復できることは非常に稀であり、基本的には100回復すれば良い方のため実際にCrusader's Crossbowで上昇するユーバーチャージ率は7％より低い。

そのため通常時はCrusader's Crossbowで回復すると前線の維持に貢献できるが、（メディガンの無敵ユーバーなど）ユーバーチャージが必要とされている場面では却ってCrusader's Crossbowを使用しないほうがユーバーチャージを溜めやすいだろう。


＜オーバーヒール＞

オーバーヒール分は毎秒3.33％分減少し、最大15秒で初期最大値になる。
（ソース[wikiwiki.jp]）

一方で体感で初期最大値からオーバーヒール最大までは5秒ほどかかる。（これはヘビーの場合。クラスによっては2～3秒で完了）

つまりセットアップ残り10秒の段階で2～3人までオーバーヒールすることが可能（ただし接敵までの時間を考えると実用性があるかは別の話）。


＜ユーバーチャージ＞

各セカンダリのユーバーチャージが完了するまでの時間は以下の通り。
（ソース（リンク先の各武器ページ））

メディガン：40秒～80秒
Kritzkrieg：32秒～64秒
Quick-Fix：37秒～74秒
Vaccinator：24秒～72秒　※ただし他セカンダリと違って4分の1溜まればユーバーチャージが発動できる点に注意

そのためメディガンの無敵ユーバーが必須な局面の場合、残り時間1分20秒ほどがデッドラインとなる。
ただし野良でも上手くプレイが噛み合って残り10秒ほどで逆転勝利…ということも結構あったため、気を抜かずにプレイされたい。