Tree of Savior (Japanese Ver.)

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[ガイド]フェンサーのすすめ
By hoshiusa
正直な話、フェンサーはなんで強いの? と一度は思われたこともあるかと思います。筆者もその一人です。
ここでは相棒であるマタドールのことも含めながら、フェンサーの解説をしていきたいと思います。
   
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1.フェンサーについて
  1. フェンサーの歴史
     フェンサーはもともと強さの最底辺に位置していたクラスでした。火力が低いし、攻撃範囲も狭いし、ペルタストのスワッシュバックリングのほうがお似合いだと言われていました。
     そんなフェンサーも攻撃範囲が広くなったり、マタドールが追加されたり、いくつもの改変の末、現在は強クラスのひとつとしてプレイヤーに親しまれています。

  2. フェンサーの強み
     TOSでダメージを出すのに必須なのは「攻撃を当てること」です。
     フェンサーマスターもそう言ってます





     そして、大きなダメージを出すのに必要なのは「クリティカルを発生させること」です。
     フェンサーはクリティカルダメージを中心にしてダメージを稼ぐクラスであり、保有する2つのスキル「エペ・ギャルド」と「プレパレーション」が大いに貢献します。
     「アタックコンポーゼ」「エスキーヴタッチ」「セプトエトワール」「バレストラフェンテ」「フレーシュ」など、クールダウン(以下:CD)が短く、オーバーヒート(以下:OH)もそこそこあって、取り回しのよいスキルたちもフェンサーの魅力を引き立てます。
     以上のスキルの詳細については「スキル振り」の項にて後述します。
     また、少数向けのスキルが多く、ボスとの戦闘で強みがでます。
     といっても、チャレンジやレリックでも十分活躍することは可能です。

  3. ハートン家について
     今では素晴らしいフェンサーも、元は貴族の嗜みの一つでした。第3次王位継承紛争の頃に、フェンサーは武芸発展の道を示し、その中でもハートン家は剣術で目覚ましい活躍を見せ、下流貴族から上流貴族になるほどの影響力を持ちました。しかし、フェンサーの中には平民や下流貴族の出身が多く、上流貴族との交流の際には高価な衣装を用意するのに苦労をしました。そこで多大な影響力を持っていたハートン家が、公式衣装として現在のフェンサーコスチュームを奨励したのです。それが派手さや高価さを競い合っていたこれまでのフェンサーコスチュームを一掃するきっかけになり、さらなる人材拡大につながったといわれています。
     現在のフェンサーマスターはソルシャ・ハートンです。
     ハートン家の関わるレイピアもあり、ソルミキレイピアの製造にハートン家が関わっています。





2.スキル振り
スキル振りの例を示すにあたり
 3つのスキル振りの例を示します。
 ①「バイボラレイピア-レベンタドルなしのスキル振り」
 ②「バイボラレイピア-レベンタドルLvのスキル振り」
 ③「バイボラレイピア-レベンタドルLvのスキル振り」
 現在はバイボラ武器がかなり安くなっている(実装当時は10億シルバーぐらい)。
 ②のバイボラレイピア-レベンタドルLv1(以下:レベンタドル)を握ることを将来に見据えてスキル振りをするとよいのかなぁと思います。

 それではそれぞれ見ていきましょう。






2-①バイボラレイピア-レベンタドルがない場合
スキル
スキルLv
スキル
スキルLv
スキル
スキルLv
セプトエトワール
15MAX
エスキーヴタッチ
0~1
アタックコンポーゼ
15MAX
プレパレーション
1MAX
バレストラフェンテ
3~4
エペ・ギャルド
5MAX
フレーシュ
5MAX
 スキルLvにMAXとあるのは使い勝手の良いスキルです。
 「エスキーヴタッチ」や「バレストラフェンテ」の扱いですが、このスキル振りを参考にする人の多くがフェンサーがはじめて、もしくは不慣れであると思います。
 オススメはエスキーヴタッチに1振り、残りをバレストラフェンテに振る。
 この場合、エスキーヴタッチのアーツ「完全回避」を習得して置くと使い勝手があがります。エスキーヴタッチの使用時にかなり長い無敵時間を得られるようになります。
  テルハルシャの即死技を余裕をもって回避することが可能です。
 エスキーヴタッチの完全回避にこだわらない! もしくは回避の選択肢を増やしたい! という人は[2-②バイボラレイピア-レベンタドルLv1がある場合]も読んでみましょう。
  
【スキルの使用順】
 ビルド構成によるところが大きく、CDの短さやOHなどを考慮してスキルを回すことになります。フェンサーだけで言えば、
「セプトエトワール」→「アタックコンポーゼ」→「フレーシュ」→「バレストラフェンテ」
ではありますが、基本的にはCDがあけたスキルから使用していくことになるでしょう。





2-②バイボラレイピア-レベンタドルLv1がある場合
スキル
スキルLv
スキル
スキルLv
スキル
スキルLv
セプトエトワール
15MAX
エスキーヴタッチ
0~1
アタックコンポーゼ
15MAX
プレパレーション
1MAX
バレストラフェンテ
3~4
エペ・ギャルド
5MAX
フレーシュ
5MAX
 スキル振りに対する考え方は①と同様です。
 レベンタドルLv1がある人は、かなり戦闘にも慣れてきた頃だと思います。
 そんな人へのオススメは、すべての残りをバレストラフェンテに4振る
 フェンサーに組み合わせるクラスとしてマタドールがあります。
 マタドールには、バックスライド(完全回避)や、ムレタ(反撃+ダメージバフ)でも即死技を乗り越えられる可能性があるので、エスキーヴタッチは必ずしも1振りする必要はありません。ただし、この2つのスキルはタイミングがシビアになりがちなので訓練しましょう。

【スキルの使用順】
「セプトエトワール」→「フレーシュ」→「アタックコンポーゼ」→「バレストラフェンテ」
 レベンタドルを握っている場合、セプトエトワールとフレーシュはCD10秒になります。一番のダメージソースとなる「フレーシュ」を積極的に使うことを意識してスキル回しをするとよいでしょう。

 また、ボーナススキルポイントはバレストラフェンテに振ったり、ソードマンのベアーやスラストなどに使うと良いでしょう。





2-③バイボラレイピア-レベンタドルLv4がある場合
スキル
スキルLv
スキル
スキルLv
スキル
スキルLv
セプトエトワール
15MAX
アタックコンポーゼ
15MAX
プレパレーション
1MAX
バレストラフェンテ
10MAX
エペ・ギャルド
5MAX
フレーシュ
5MAX
 レベンタドルLv4を将来的に目指す人向けの説明です。
 ボーナススキルポイントを全てバレストラフェンテに注ぎ込んでください。
 レベンタドルLv4で習得するレベンタドルスキルは、バレストラフェンテのスキル係数に依存します。例えば、バレストラフェンテのスキル係数が60000%だった場合、レベンタドルのスキル係数はその10分の1で6000%となり、それが合計10連打されることなります。単純に考えればバレストラフェンテのスキル係数が2倍になります。
 ダメージ上限により、本体は1000万ダメージに引っかかっても、レベンタドルで300万×10=3000万ダメージで合計4000万ダメージになるなんてこともあります。筆者が確認した限りでは本体+レベンタドルで1000万+1000万×10=1億1000万ダメージがありました。やばい。

【スキルの使用順】
 レベンタドルスキルによることと、バーバリアン・マタドールと組まれやすいことから、
 「バレストラフェンテ」→「セプトエトワール」→「フレーシュ」→「アタックコンポーゼ」→「パソドブレ」「サイズム」→「パウンシング」のように回し、以降はCDが開けたスキルから使っていきます。たまにムレタを用いることによって火力をさらに上げていきましょう。






 
3.フェンサーのバフについて
フェンサーは強力な最終ダメージアップバフによってその強さを支えられています。
【エペ・ギャルド】特性100推奨
 レイピア装備時、突属性攻撃の最終クリティカルダメージを上げるスキル
 →クリティカルが発生した場合のみ作用します。
【プレパレーション】持続時間40秒 CD60秒
 レイピア装備時、凸属性攻撃の最終ダメージをあげるスキル
 →クリティカルが発生しなくても作用します。

 エペ・ギャルドは常時使用、プレパレーションはCDごとに使いたいスキルです。
 斬属性スキルにはかからないので、突属性スキルを使う前に使用できると効果的です。

 また、アーツの「フェンサー:パーリングダガー」も習得していると、ブロック時に3秒間ダメージが30%アップするバフが付きます。





4.フェンサーと組み合わせるクラスについて
【1位】マタドール
 永遠不滅のAIBO。フェンサー:もうひとりのボク!/えっ!
 Oleによるクリティカル発生上昇と最小クリティカル率アップが、クリティカル中心のフェンサーと非常に相性が良い。バックスライドによる完全回避やムレタによる反撃+ダメージアップバフは使い勝手がよく、テルハルシャの即死技、ギルティネの大技をもしのぎきってくれる。ただし、タイミングはシビア。ポイントが余るからファエナに振るんだけど、バイボラレイピア-バンデリラLv4を持ってないとそこまで強くない。スキル回しの埋め合わせに使おう。

【1位】バーバリアン
 フレンジーによる強力なバフや雑魚mob相手に強力なパウンシングがある。
 また、インバウエルはあまりパッとしないスキルではあるが、使用時に1秒間の状態異常無効バフが付与される。モリングフォニアのレイズによる行動不能や週間ボスレイドの空虚爆発による与ダメージ減少低下などを無視できるため、わりと使い勝手の良いスキルである。

【2位】んー……、ない!!!!!!!!!!
 ないです。だってないんだもん。

【私的好きなクラス】テンプラー
 ギルドレイドなどの大規模戦闘を行う際に非常に有用。PvEならボルタでのみ日の目を見る。
 テンプラーと書いてバトルオーダーズと読む。範囲内の味方のダメージが24%アップします。アーツのプレートマスタリ:神聖は必ず習得しておこう。(馬に乗ってなくてもバトルオーダーズすることができる)

【過去の相性のよかったクラスたち】
  • ペルタスト(ペルフェンマタ)
    ハードシールドが強かった。今はエペ・ギャルドと仲違い中。
  • ホプライト(ホプフェンマタ)
    エペ・ギャルドがピアスとスタビングに乗っていた時代。ボス相手に非常に強く出られた。
  • レティアリイ(レテフェンマタ)
    片手槍に全てを奪われた……かもしれない。対少人数ならまだ可能性はある……かもしれない。




5.フェンサーの装備について
?????:一番いいのを頼む。
ゴッデスアプデで変わってくるので変わらなさそうなところだけ触れます。
  • 制作アーク
     天罰一択。
  • アクセサリー
    • ドラコナスファシウテスブレスレット2個+モリングフォニアピクティスネックレス
    • カラリエンピクティスセット
    • ルシフェリーピクティスセット
  • エンブレム
    ボルタエンブレム- ソードマン(共用可)
  • モンスターカード
    • レッドカード
      プリズンカッター(出血)、ソルシャ・ハートン(突攻撃)、各種族対象
    • ブルーカード
      フェリクシア(ボス被ダメ)、ヌアエーレ(魔防)、ジャウラ(物防)
    • パープルカード
      ストーンホエール(被ダメ減少)、ヴィリウス(命中)、ノア(ブロ貫通)、メイ(クリ発生)
    • グリーンカード
      ラシュア(力)
    • レジェンドカード
      マルノックス(最小クリ率)、ボルタorギルティネ(ボス対象)
    • 女神カード
      アウステヤ
  • 武器イコル
    アシオレイピア→スキアクリプスエペ→バイボラレイピア-レベンタドル
  • 防具イコル
    ジブリナスレザー-オーバーロードセット




6.最後に
  いろいろ書いてきましたが、一番優先するべきは「楽しいということ」です。
 僕は一番楽しいのが「フェンサー」なのでフェンサーについて書きました。
 だからといって、これを読めば他の人がかならず楽しくなるとは思いません。
 フェンサーに興味を持っている人にぜひ読んでいただけたらなと思います。
 あわよくば、フェンサーの人口が増えることを願っています。
  以上。