Tower Unite

Tower Unite

评价数不足
planetary pianoのしばき方
由 yamanoimo 制作
tower uniteのarcade内にあるplanetary pianoというミニゲームの偏った楽しみ方・ポイントをご紹介
   
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はじめに
アメリカテキサス州の田舎町。そこにある少年が一人いた。

「ん〜んん〜...」

そう彼は、ただただ、鍵盤をしばき続けていた。

一体なぜ?そして今彼はどこで何を?

そう彼は、今もあの惑星で、鍵盤をしばき続けていた。
planetary pianoとは
tower uniteのarcade内で最も奥深いミニゲームである。

warpzoneの2階にこの筐体が4台並んでいる。1プレイ8トークン。
好きな台の前に立ち、Eボタンでプレイ開始。
※2020/4/23現在、2人プレーには非対応。

◆遊び方
4レーンの一番下で点灯しているノーツに対応したキーを打つのみ。
左から順に Q W O P に対応している。

人間工学的に考えるならば、QとWに左手中指と人差し指、OとPに右手人差し指と中指を当ててプレイすると良いだろう。

1ノーツに付き2秒の制限時間が与えられており、そのまま2秒経過するとゲームオーバー。
あるいは、間違ったキーを押下してもゲームオーバーとなる。

上から無限に降りてくるノーツをひたすら正確に叩き続け、ハイスコアを目指す。

最初のノーツだろうと1000ノーツ目だろうと2秒の猶予は変わらないため、正しく打鍵し続ければ無限にスコアが加算されていく。

他の運任せの筐体と違い、只管に実力が試されるのだ。

◆scoreについて
残り時間が多い状態で打鍵するほど1ノーツ当たりのスコアが高い。
よって、ノーツを『素早く』『連続して』処理することがこのゲームの肝である。
早速間違った遊び方へ
2秒。

慣れるまではとても短く感じられるかもしれないが、たった4レーンしかない上、どうせ殆どの場合空き台があるので、これからじっくりと筐体に向き合い、QWOPキーと仲良くなって頂きたい。

この2秒という制限時間が不変であることから、やろうと思えば永遠に鍵盤をしばき続けることも可能である。

8トークンがチケット何枚に化けるかはプレイスキル次第。コスパ最高!

上記の理由から、トークンを買う余裕が無い貧乏人にはオススメのゲームと言えるだろう。

ウィークリーランキングのトップ目指してひたすら打鍵だ。


…しかし、そんなマッタリとした遊び方で満足して良いのだろうか?

こんな疑問を抱いたあなたに本ガイドを読み進めて頂きたい。
高速でしばく際のポイント
planetary pianoを敢えて高速でしばき続けたいと思い立った方々に基本的なアドバイス。

◆ピアノのサウンドは徹底無視、ミュート推奨
このゲームの特徴的な打鍵音。
ノーツを正しく処理することで、美しいメロディが館内に響き渡る。
感情込めてエモいフレーズを周囲のプレイヤーに叩きつけてやりましょう。

…これいる?

そう、要らないのである。

要らない理由①:聞こえにくい
tower uniteで使われるピアノのサウンド。
高音はわりかし粒立って聞こえるものの、低音に関してはモゴモゴして聞こえ辛い。
更にはwarp zone内の様々なノイズに混ざってしまうもんだから聞けたもんじゃない。

要らない理由②:キー押下から出音までの遅延
一音に1秒くらいかけて丁寧に演奏していると気づかないかもしれないが、慣れれば慣れる程、この遅延がバカにならなくなってくる。
スムーズにバチバチ打鍵しているとこの遅延で逆に自分の打鍵数を惑わされることになる。気を付けたい。

要らない理由③:音ゲーではない
リズムに乗ってビートを刻むとスコアが加算されるわけでもないし、筆者のような『高速でしばく』事が目的になっている人間はエモいフレーズとは無縁の世界に存在している。
信じるべきはキーボードの打鍵音のみ。

以上の理由から、planetary piano高速しばき勢にとって、ゲーム内のピアノサウンドは不要だという説が有力とされている。
TUをミュートにしてしまうか、適当なBGMでも流してピアノのサウンドをかき消してしまうことをオススメしたい。


◆好みのカメラ位置を見つける
1人称視点の大画面で演奏したい気持ちも分かるが、ちょっと待って欲しい。
このゲームのレーンは湾曲しており、当然画面が近いほどその歪み方も大きくなる。
更にはノーツのスクロール速度が早く感じられるため、目の疲れが凄いことに。
もしノーツの認識が難しいと感じたら、カメラを数段階引いてからプレイしてみてほしい。
丁度良いカメラ位置を見つけたら格段にプレイしやすくなるはずだ。

加えて、後述の『ノーツを塊として認識する』際にも、カメラを引いておくと都合が良い。

一人称視点で見た場合・・・


カメラを引いて見た場合・・・


線が太すぎて三人称視点の魅力が一ミリも伝わっていないが、各自試してみて欲しい。
筆者のオススメは最遠の状態からマウスホイールを1回か2回くらい転がして近づけた程度。

ここで、デメリットについても触れておく。
カメラを引くと筐体以外の情報がイヤでも目に入ってきてしまう。
即ち、ほかのプレイヤーの妨害をモロに受けることになる。
クソデカモデルのゲエジがカメラ近くで立ち止まったら素直に諦めるべし。
アチラさんは我々がカメラを引いていることなんて毛頭考えてないのだ。


◆一番左の台は避ける
上記の カメラを引いた際に視界を邪魔される という点に関して、左端の台は不都合である。
背後に通路が伸びている為、ギャラリーや待ちのプレイヤーが列びやすい状況なのだ。
よって、快適に鍵盤をしばくのであれば右側3台のどれかを選ぶのが好ましい。
もっと気持ちよく鍵盤をしばくために
鍵盤を高速でしばけるようになるステップは大体以下のような流れになるだろう。

①QWOPを意識せずともキーを押せるようになる
②ある程度の個数のノーツを塊として認識できるようになる
③縦連を無意識に処理できるようになる
④1秒につき6ノーツ以上をコンスタントに処理し続けられるようになる

正直、この段階まではコツというものは無く、ただただ慣れる他に無い。
辿り着けば段々と高速でしばくことに喜びを覚え始め、腱鞘炎に一歩ずつ近づいていくに違いない。


そしてこれからはメンタルの問題に傾いていく。

⑤縦連が続くと恐怖心が湧いてくる(打鍵速度が落ちるため)
⑥縦連以外の配置が続くと悦びを感じると同時に自然と加速してしまう
⑦1プレイで50ノーツ以内にゲームオーバーになってしまっても何も感じなくなる
⑧縦連が降ってきた時、その次の展開に備えた休憩時間だと認識できるようになる

この頃には、乱打が降ってきたら10ノーツ/秒の速度で打鍵できると自負できるようになっているはず。
そしてplanetary pianoの虜になり、最早後戻りできなくなってしまっただろう。
おめでとう。


以下、この深みにハマるためのポイントをいくつかご紹介。

◆GRAPHICSの設定を下げて、フレームレートにゆとりを持たせる
warpzone内は人が密集していたりオブジェクトが多かったりしてFPSが低下しやすい。
当然のことながらカクついた状態ではノーツの認識が難しくなるため、最大限PCのパフォーマンスを高めるべき。

そもそも人が居るだけで重くなるのだから、誰も居ない過疎サーバーを選ぶのも良いだろう。


◆目線を上げる
始めたての頃は「一番下のノーツを処理する」ことに精一杯で、目線が下がりがち。
ただ、上記の③の辺りに至ると段々目線を上げていくことができるはず。
数ノーツ先を意識できるようになると、例えば、
□□□■
□□■□
□■□□
■□□□
こんな配置の時、Q→W→O→Pという4ノーツをズダダダっと一気に処理できるようになる。
こうしたノーツの塊の意識・経験の蓄積によって、少しずつ鍵盤しばきが加速していく。

この目線を上げて、塊で捉えるためにも、カメラは遠目にしておくことを強くオススメする。


◆リズムの良さをかなぐり捨てる
音ゲー経験者の諸君は打鍵に慣れてくるとある一定の速度でしばき続けると安定することに気付くだろう。
恐らく⑤の辺りでこのような状況に陥るはず。
これは音ゲーマーならではの『ノーツが一定速度で降ってくる感覚』を疑似的に作り上げていることに由来する。

しかしその速度は決して信用してはならない。
なぜなら、その安定したリズムは間違いなく縦連をしばいているときのテンポに合わせてあるからだ。
押しにくい縦連のテンポ、即ち遅い打鍵速度を基準にしていることになる。
コレに合わせていては、いつまで経っても速度の追求が実現できない。
縦連とその他の乱打は速度に差が出て当然である、という意識を是非とも身に着けて頂きたい。


◆速度を求めすぎて落ちるくらいが丁度いい
上達すればするほど、特に乱打が続いた時なんかは、キーを打つ速度に対して認識が追い付かなくなってしまう。
その限界を無理やり突破していく事が我々の最終的な目標であり、かつ終わりのない鍛錬の始まりだ。

たった10ノーツで落ち続けようが、自分のノーツ認識の限界まで速度を追い求める。
⑧の段階まで到達すれば、もはやチケット効率なんぞ度外視して鍵盤に齧り付いているに違いない。
長い縦連がやってきたら、その先にある乱打を如何に素早く処理できるかワクワクしながらしばいてやろう。



さて、planetary pianoをとことんしばいて気持ちよくなれただろうか?
きっとここまで読んだあなたは手首の痛みも心地よく感じ始めているはず。
その姿を見てギャラリーの輩はドン引きしているが、そこにまた気持ち良さを求めるのだ。
おわりに
48年間、planetary pianoをしばき続けた、ある少年。

彼はなぜ、鍵盤をしばき続けたのでしょうか。

世界アンビリバボー、また来週。