World of Subways 4 – New York Line 7

World of Subways 4 – New York Line 7

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WoS4 Japanese Manual
By PigeonBB
Japanese translation of the game's manual
   
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はじめに
World of Subways 4のマニュアル日本語訳です。
クイックスタートの章から翻訳してありますので、癲癇についてや取扱い上の注意、及びDVD-ROMからのインストールガイドは元のマニュアルを御覧ください。
クイックスタート
クイックスタートで素早く運転を開始し、路線の探索に向かうことができます。どの駅にも停車する必要はありません。出発の準備はすべて整っています。

注意: [8]キーで表示されるルートモニターをよく見て、赤信号では停止し、制限速度を守らなければ運転は中止になります。

レッツゴー:
「Staff」と書かれた当直長のオフィスに行きます。
 
当直長のスティーブ・フリントに話し掛けると自動的に時刻表の選択画面になるので、「クイックスタート」を選択してください。
 
ブリーフィングに従ったら出発時刻まで待機します。
ヒント: [TAB]キーを押すと、出発時刻へ時間を早送りさせることがきます。
チュートリアル
チュートリアルを始めるには2通りの方法があります。
  1. 初めてゲームを始めると、イントロムービーの後でチュートリアルをプレイするかどうか2度尋ねられます。
  2. いつでもチュートリアルを選択してプレイできます。
「Staff」と書かれた当直長のオフィスに行きます。
 
当直長のスティーブ・フリントに話し掛けると自動的に時刻表の選択画面になるので、「チュートリアルを開始」を選択してください。
 
プレイしたいチュートリアルを選択してください。


列車のセットアップ
このチュートリアルでは列車の出発準備を整えるのに必要な操作を学びます。

列車の運転
列車は出発準備が整っています。このチュートリアルでは、列車の発進とブレーキ、勾配での対応、停車駅での適切な停止手順を学びます。
難易度レベル
ゲームには2つの難易度があります。これらのレベルは定期路線と一部のミッションに適用されます。

ビギナー
ビギナーモードでは、列車の出発準備とシャットダウンの際の手順をダイアログボックスで表示します。路線の運行時には、分岐の通過の警告などのヒントが表示されます。

このダイアログボックスは自動的に表示されますが、[F1]キーを押すことで手動で表示・非表示を切り替えることができます。このモードでは、ノーマルモードよりもミッションのクリア時間に余裕ができます。

ノーマル
ノーマルモードでは、列車の出発準備やシャットダウンの手順に係るダイアログボックスや、運行中のヘルプは表示されません。また、ミッションのクリア時間はより短くなりますので、チャレンジしてみましょう!

ヒント: WOSシリーズのプレイの経験がなく、このゲームを初めてプレイする場合、ビギナーモードで始めることを強くお勧めします。
定期路線
車両基地でドアに「Staff」と書かれた当直長のオフィスに行きます。

 
当直長のスティーブ・フリントと会話 (マウス左クリック) するとスケジュールメニューが開くので、「乗務を開始」をクリックすれば路線が読み込まれます。

ダイアログボックスが自動的に開きますが、[F1]キーを押すことで表示・非表示を切り替えられます。列車の出発準備をするには画面の下に表示される指示に従ってください。

ヒント: [TAB]キーを使用すると出発時間まで時間を早送りすることができます (この機能は車両基地では使用できません)。

出発のためのステップ・バイ・ステップガイド
  • レベルは「ビギナー」を選択
  • 車掌AIを有効化: はい
  • 運転台ライトを点灯: [S]キー
  • ブレーキレバー挿入: [Num *]キー
  • ブレーキレバーをレベル4にセット: [←]キー
  • ブレーキレベルをもう一段左へ: [←]キー
  • リバーサーレバーを挿入: [Num /]キー
  • リバーサーを前進位置にセット: [Num 8]キー
  • 客室灯を点灯: [A]キー
  • ヘッドライトを点灯: [D]キー
  • 再び車掌AIを有効化するか聞かれたら「はい」を選択
  • 運転台ライトを消灯: [S]キー
HUD (ヘッドアップディスプレイ)
  • タイムモニターを表示: [7]キー
  • ルートモニターを表示: [8]キー
  • ステーションモニターを表示: [9]キー
出発時刻まで待機します。
タイムラプスを使用すると時間を短縮できます: [TAB]キー


出発
  • デッドマンスイッチ (SIFA) を押す: [スペース]キー
  • ブレーキレバーを左一杯に回してパーキングブレーキを解除: [←]キー
  • レベル1で加速: [↑]キー
  • 必要な速度までスピードを上げる: [↑]キー
  • 必要であればハイビームを点灯: [R]キー
基本操作
  • [F1]: サポートのダイアログボックスの有効無効化
  • [A]: 客室灯のON/OFF
  • [S]: 運転台ライトのON/OFF
  • [D]: ヘッドライトのON/OFF
  • [R]: ハイビーム点灯
  • [T]: ハイビーム消灯
  • [7]: HUDの時刻表示をON/OFF
  • [8]: HUDのルートモニターをON/OFF
  • [9]: HUDのステーションモニターをON/OFF
  • [F3]: 押し続けてモニター類の説明図を表示
  • [Num /][Num *]: リバーサーとブレーキレバーの取付け/取外し
  • [Num 8][Num 2]: リバーサーの前進・ニュートラル・後退の切り替え
  • [←]: ブレーキレベルを下げる
  • [→]: ブレーキレベルを上げる
  • ブレーキレベル1-4で電磁ブレーキが作動
  • ブレーキレベル5-8でエアブレーキが作動
  • ブレーキレベル9で緊急ブレーキが作動し、空気タンクのエアが完全に抜ける。
  • 現在のエア圧は運転台の右下の空気圧計に表示される。
  • 圧力が120を示すと出発できる
  • [F2]: 押し続けてレバー類の説明図を表示
  • [↑]: 加速レベルを上げる
  • [↓]: 加速レベルを下げる
  • 加速レベル1: 発進、最大速度6mph
  • 加速レベル2: 登坂、最大速度16mph
  • 加速レベル3: 巡航、最大速度34mph
  • 加速レベル4: フルスロットル、最大速度55mph
一般情報
  • 進行方向右にある信号機のみが運行に関係します
  • 赤信号は守りましょう!
  • 主信号が黄のときは次の信号が赤を示します
  • カーブで速度を超過すると列車は脱線します
  • 分岐の制限速度は19mphです
ミッション
注意: ミッションは、難易度をビギナーに設定したとしても、運転経験が豊富なプレイヤー向けにデザインされています。

World of Subways Vol. 4には合計8つのプレイアブルなミッションが用意されています。これらのミッションは、車両基地にいるバーチャルな同僚達の物語をベースに進行します。ミッションを一旦完了しても、後からまたいつでも再プレイすることができます。

以下のリストで、プレイできる物語を持つ同僚を確認してください。
氏名
難易度
選択可能難易度
スコット・スティール (メカニック)
ビギナー / ノーマル
ジェフ・ティーチ (車掌)
ビギナー / ノーマル
マット・シルバー (消防士)
超高
ビギナー / ノーマル
ティム・ジョンソン (警備員)
ビギナー / ノーマル
ブラッド・ポメロイ (運転士)
ビギナー / ノーマル
アダム・リブジー (運転士)
超高
ビギナー / ノーマル
ジェイク・ジョーンズ (コック)
標準
ボーナスミッション
ブライアン・ドレイク (車掌)
標準
イントロダクション
1970年代後半のニューヨークで、NYC (ニューヨーク市) 地下鉄の職員を体験しましょう。

インターネットはまだありません。ニクソン大統領の辞任を受け、ジミー・カーター大統領がアメリカを率いています。携帯電話はまだ産声を上げたばかり。

オイルショックで燃料費は高騰し続けています。ボイジャー1号と2号が私達の太陽系への旅に乗り出しました。ファンクとソウル・ミュージックでディスコのミラーボールが回転し、ブロンクスの界隈で初のヒップホップが誕生する、そんな時代です。
多国籍急行
IRTフラッシング線は、クイーンズ区からイースト・リバーをトンネルで潜り、活気あるマンハッタンの中心地であるタイムズ・スクエア駅まで15キロを運行します。

1964~65年の国際博覧会で主要な路線を担った第7系統は、ニューヨーカーから「多国籍急行」と呼ばれました。大都市の中でも特に多彩な民族が数多く住む地域を通るのが、第7系統です。
第7系統の歴史
1915年6月13日、グランド・セントラル駅からヴァーノン・ブールバード駅間で最初の試運転が行われました。営業運転は翌年1月22日のことです。それから13年間で路線は拡張され、マンハッタンのタイムズ・スクエアからクーンズのメインストリート駅まで走る現在の姿となります (訳注: 2015年9月にタイムズ・スクエアから西のハドソン・ヤード駅へ延伸されました)。1970年代、経済の悪化でコストの削減対策が施行され、第7系統は老朽化が進み始めます。ガソリン代を節約したい人々にとってこれは無視できない問題となり、対策に取り組む必要が生じました。
各駅停車と急行列車
第7系統は、各駅停車と急行の2種類が運行されています。急行列車は朝のラッシュアワー時にクイーンズからマンハッタン方面へ、夕方のラッシュアワー時はマンハッタンからクイーンズ方面の逆方向に運行されます。
Aディビジョンのブリキの鳥
番号の付いた路線はすべて、IRTとして知られるAディビジョンの一部として運行されています。1940年以前はインターボロー・ラピッド・トランジット社 (IRT) が運行していました。Bディビジョンと比べてその車体は細く短く軽量で、幅2.6 m・高さ3.6 m・長さ15.5 m (幅8.75フィート・高さ11.86フィート・長さ51.04フィート) となります。電気モーターにより車軸当たり100馬力を出力し、最高速度は89km (55mph) に達します。シャーシはLAHT (低合金高張力) 鋼で作られ、重量はおよそ33トン (72,900ポンド) です。

R36/R33 国際博覧会仕様 - "ブルーバード"
ターコイズブルーに塗られたR33は、国際博覧会で特別に製造され、1964年に運行されました。

R36/R33 - 純白仕様
1980年には、全面的なオーバーホールの一環として全ての車両が純白に塗装され、それは新鮮さを感じさせるものでした。このとき装備されたエアコンは、当時最も重要な革新技術でした。

R36/R33 - "レッドバード"
その後、グラフィティアーティストの落書きを阻止することができず、車体は赤く塗り替えられました。これにより伝説の「レッドバード」の名が残ることとなります。このレッドバードは80年代後半まで運行されました。この路線で最も人気の高い車両であり、World of Subways 4で再現される車両もこちらです。
メインメニュー
新しいゲーム
新しくゲームを始めると、プロファイルが自動的に作成されてイントロムービーが流れます。ムービーの最後に上司の部屋に行き着くと、プロファイル名を入力するように促されます。

コンティニュー
最後に自動保存されたプロファイルが読み込まれ、続きからゲームが始まります。

設定
ここでWorld of Subway Vol. 4の設定を変更できます。

ゲーム

 
グラフィック

 
オーディオ

 
コントロール
一般

 
プレイヤー

 
車両



 
ゲーム終了
現在のゲームを終了してデスクトップに戻ります。
オートセーブ
World of Subway Vol. 4には自動保存の機能があります。シフトやミッションを完了すると進行状況が自動的に保存されます。メインメニューから「コンティニュー」を選択すると、この保存データが読み込まれます。
AGGROモード (アグレッシブモード)
注意: AGGROモードは経験豊富な地下鉄運転士を想定したチャレンジングなモードです。初心者運転士には適していません。

World of Subway Vol. 4にはオプションとしてAGGROモードが備わっています。このモードでは運転評価が取得できます。次章の「HUDと車両」を参照してください。

AGGROモードを切り替えるには、車両基地でブルース・ホーキンスに話しかけてください。このモードではプレイ中に運転評価チャートが画面に表示されます。


加速レスポンス
加速が急過ぎるとバーが上昇します。バーが3/4埋まると加速度に応じてAGGROバーが上昇します。

ブレーキング
ブレーキレベルが高すぎるとバーが上昇します。バーが3/4埋まると減速度に応じてAGGROバーが上昇します。

AGGRO
AGGROバーは加速度や減速度に応じて上昇するだけでなく、停車駅の到着が早すぎたり、出発が遅すぎたり、通過してしまった場合にも上昇します。バーは時間とともにゆっくりと減少します。停車駅で列車が「停止位置バー」の緑色の領域で停車し、ドアが開いた後も位置を保持しているとAGGROバーは減少します。

停止位置
このバーは停車駅での停止位置を示します。バーが緑色のとき、列車は正確な位置に停車しています。この状態であれば、車掌は位置ボードを確認でき、駅のプラットフォームから全てのドアにアクセスできることが保証されます。

車掌AIが有効であればドアは自動で開き、手動操作でもドアを操作できます。
HUD (ヘッドアップディスプレイ) と車両
時刻表示
[7]キーを押すことでタイムモニターをON/OFFできます。

ルートモニター
[8]キーをを押すことでルートモニターをON/OFFできます。このモニターは路線全体の情報を表示します。
  • 現在の速度と制限速度
  • 各駅停車や急行などの種別
  • 次の信号の色と次の制限速度までの距離
  • 始発駅の出発時刻と終点の到着時刻
ステーションモニター
[9]キーを押すことでステーションモニターをON/OFFできます。現在の駅と次の停車駅の情報が表示されます。
  • 現在と次の停車駅
  • 予定出発時刻と実際の出発時刻
  • 停車駅までの距離と開扉方向
  • 左右扉の開閉状態
[F3]キーを押し続けると、各種モニターのヘルプが表示されます。
 
運転台
 
[F2]キーを押し続けると、運転台のレバー類のヘルプが表示されます。
 
操作盤
 
運転台からのドア操作 (ミッションでのみ関係します)
車掌
車掌としてプレイすると、列車が駅に到着した際に手動でドアを開閉することができます。

[F9] キーを押して車掌AIのON/OFFを切り替えます。このAIは駅のプラットフォームに車両全体が停止すると、ドアの開閉を自動で担います。

正しくドアを開閉するには以下の手順に従ってください。
  • [B]キーを押して鍵を挿入し、ドアの操作パネルを有効化する
  • [K]キーを押して窓を開く
  • [2]キーを押して車掌視点に切り替える
  • クロスヘアが緑色になるように白黒ボードに視点を向け、マウスを左クリックする。
  • ボードにクロスヘアを向けても緑色にならない場合は、列車の停止位置がずれています。
  • [Num 4]キーを押してドアオープナーを操作し、ドアを開ける
  • [Num 6]キーを押して出発前にベルを短く鳴らす
  • [Num 4]キーを押して左側ドアを閉じる
  • [2]キーを押して車掌視点を出る
  • 必要であれば[L]キーを押して窓を閉める
  • [F10]キーを押して運転台視点に戻る。AIは車掌だけを引き継ぎます。
一般情報:
  • 車掌は駅のプラットフォームに全てのドアが収まっているか確認するために、白黒の位置ボードへクロスヘアを向けなければなりません。
  • ドア操作パネルが有効になっていなければドアは操作できません。
  • [Num 6]で開く右側のドアは、急行列車で両側のドアを開く必要がある場合に使われます。Junction Blvd (ジャンクション・ブールバード駅) とWoodside (ウッドサイド駅) が該当します。
車掌室
 
車掌視点とクロスヘア
信号機
信号機はその経路上で何が起きているかを運転士に知らせます。
 
主信号機は独立したものと分岐信号との組み合わせが存在します。
  • 緑 - 進め
  • 黃 - 次の信号で赤
  • 赤 - 線路は閉鎖され列車は停止しなければならない
赤信号を無視した時点で運行は中止されます。

分岐信号はその上半分が主信号を表示します。下半分の表示は以下のようになります。
  • 緑 - 分岐で進路は転換せず、現在の進路をそのまま進む
  • 黃 - 分岐で進路が転換する
  • 両方の信号で赤 - 分岐が切り替わっていない
進路転換する分岐を通過する際は速度を落としてください。分岐では簡単に脱線してしまいます。もし脱線してしまったら運行はその場で中止になります。
車両基地
車両基地にはニューヨーク地下鉄第7系統の全職員が集まります。運転士や車掌のほかに、管理スタッフや整備士、消防士や警備員もいます。

ここで、シフトの選択、AGGROモードの有効化、ミッションの開始、同僚との会話、そして運転評価を聞くことができます。

オフィス
第7系統を統括するジェイソン・マッケンジーと、シフト管理者である当直長のスティーブ・フリントは、それぞれオフィスを持っています。ジェイソン・マッケンジーからは運転の評価をいつでも受けることができます。当直長のスティーブ・フリントからは好みのシフトを選び、天候の設定も行えます。それぞれの秘書からは、他の職員を紹介され、ミッションのヒントを喜んで与えてくれるでしょう。

食堂
24時間休みなく働く労働者には、食事と休息が必要です。もし同僚を探しているのなら、食堂で彼らを見つけられるかもしれません。また厨房で料理長も見つかります。彼から何か物語が聞けるかも。

整備場
電動工具の金切り声、オイルやグリースの臭い、飛び散る塗料、電気溶接から上がる火花、ここでは列車の運行を維持するために車両に継ぎ接ぎが当てられています。

運転評価
シフトが完了して車両基地に戻ると、その運行の評価を得ることができます。「スケジュールを続けますか?」との問に「いいえ」と答えた場合は、その運行後に評価を得ることができます。

その他に、ジェイソン・マッケンジーのオフィスに赴いて、彼からいつでも運転の評価を聞くこともできます。
Credits
全ての関係者及びAEROSOFTとの素晴らしい仕事と協力関係に多大な感謝を捧げます!

プロジェクト管理:
  • Thomas Langelotz
  • Michaela Vogeler
ストーリー:
  • Thomas Langelotz
プログラミング:
  • Mathias Hübscher
  • René Tschacher
  • Thomas Langelotz
  • Philipp Stelzer
  • Sergej Tschernyschkow
  • Martin Lesser
3Dグラフィックス:
  • Gil Salvado
  • Thomas Schneider
  • Timo Lüer
  • Alexander Bachvarov
  • Johannes Köstner
  • Maximilian Kessler
  • Elisa Glener
  • Vladimir Rubanuk
  • Alexander Peifer
  • Sergey Ovechkin
音楽:
  • John Pierre
サウンド制作:
  • Thomas Langelotz
  • William Lennox
コミュニティマネージメント:
  • Christopher Land
チームのモチベーター:
  • 猫の "Engel"