180
Products
reviewed
2856
Products
in account

Recent reviews by Kusshie

< 1  2  3 ... 18 >
Showing 1-10 of 180 entries
6 people found this review helpful
2.9 hrs on record
Void Bastardsと同じ世界観の別ゲー。Void Bastardsはとんでもなく面白いローグライクFPSだったのでとても期待していた。普段あまりネガティブなレビューをしないのだけれど、今回ばかりはどうにも。前作が大好きで期待が高かっただけに辛口レビューになってしまいますがご容赦を。

自律的に動く宇宙船に助けられた宇宙のならずもの?が、死んだ仲間を集めて蘇生しつつ、ホームスタッド?という安息の地を求めて宇宙を旅する。それを阻止しようとする敵が船の移動を阻害してくるので、地上に降りてその施設をぶっ壊してアイテム集めたり戦ったりしながら先に進む。これだけ見るとけっこう楽しそうなのだけれど、いろいろどうにも。

Void Bastardsでは閉塞された空間を「どう攻めるか」をルートを考え、扉を使って敵の動きをコントロールし、アイテムを集め、弾薬リソースとにらめっこしながら戦闘して、危険を感じたらそそくさと脱出し、素材をやりくりして新しい武器や装備を作り、広域マップでもアイテムやら敵の状況を確認してまたルートを考えて進む、頭と反射神経を両方とも駆使するよいゲームだった。

しかし今作は、前作の良いところがほぼ全部失われている気がする。だだっ広い戦闘エリアで、どこから狙われているかもよくわからない戦闘。弾数無制限でとにかく撃ってればいい。マップに落ちているものも回復とスペシャル攻撃くらいなもので、見つけて「嬉しい!」ってなものもない。やたら死ぬし、ちょっと時間がたつと無敵に近い敵が出現して追い立てられ、アイテムもろくに集められず逃げるだけ。武器もキャラクター固有でほぼ選択肢なし。成長要素はあるがランダムすぎて頭を使う余地がない。

例えばBorderlandsなら、全方位から敵が来るにしても隠れながら戦うとか戦略性があるし、アイテムドロップという楽しみもある。しかし今作は中途半端な広さのマップでろくに隠れるところもなく、理不尽に攻撃してくる敵とただ撃ち合ってやられていく。見返りは特にない。そんな戦闘を強いられる。腕が上がればそれでもこなしていけるのかもしれないが、正直そこまで頑張る気力も出ない。

残念。これなら素直にVoid Bastards 2を出して欲しかった。
Posted 23 December, 2024.
Was this review helpful? Yes No Funny Award
1 person found this review helpful
16.6 hrs on record
最近よくあるカードゲーム+建築のカジュアルシミュレーション。島を舞台に、住民を増やし素材を集め信仰を集め建物を立て迫りくる敵を撃退して繁栄させていく。まだ数度クリアしたくらいのレビューですが。

プレイヤーは神視点で建築したり奇跡を起こしたりして住民=信者を助け導いていく。建築や奇跡はカードから選択して実行する。カードを実行するにはお金や信仰心、素材などを必要とする。そして信者を働かせてそれらの素材を確保していく。信者は生きているだけで食料を消費するし、幸福度がたまると立ち去ってしまうので、そのあたりのケアも必要。

マップは四角いマス目状の島。各建物にはサイズがあるので、島内の空きスペースにそれらを詰めるように配置していく。また島を拡張するカードもあるので、元の島を拡張したり、隣の島と繋いで領土を広げたりすることもできる。

1ターン1季節だが、カードの引き直しが比較的簡単にできるので、引き直しをしながら必要なカードを使っていく感じ。4ターンで1年となる。

倉庫系以外の建物には労働者が必要で、どの建物に何人割り当てるかはプレイヤーの采配が必要になる。近くに資源がなくなった建物や、素材が満杯になった建物から住人を外し、他の作業に回したり、食料が足りないので一時的に食料生産の人数を増やしたり、といったわりと細かいケアが必要になる。特に食料は不足しがちなので気をつかう。

使えるカードの種類は最初は少ないが、「学校」で研究してから、夏ごとに開催されるカード購入イベントで入手することで新しいカードを使うことができるようになる。またカードには使用回数が限られているものがあるので、一度入手したカードも使いすぎるとなくなってしまう。ゆえにお金をためて夏ごとに必要なカードを入手するのも重要な要素と鳴っている。

ランダム、またはイベントによって、島に敵が攻めてくることがあるので、兵士や塔、軌跡を使ってこれを撃退していく。イベントによってはめちゃ体力のあるボスや、建物を焼き尽くしてしまうドラゴンなども出てくるので、繁栄のための建設だけではなく防衛の準備も必要。

カジュアルなカード建設ゲームとしてはよくありそうな感じだが、島にテトリスのように(というほど複雑ではないが)建物を配置していくというのはちょっと新しいかも。それなりにシビアなところもあるが、序盤プレイした感じでは理不尽さはないので、何度か遊んでいればクリアできるようになると思う。日本語もちゃんと対応しているので問題ない。
Posted 21 December, 2024. Last edited 21 December, 2024.
Was this review helpful? Yes No Funny Award
2 people found this review helpful
14.4 hrs on record
リソース(動物)を増やしながら、六角形のマスを開いて見える領域を増やしていくシンプルなパズルゲーム。

陣地取りゲーム、といえばそうなのだがストラテジーというほど複雑ではない。森や花畑などの植生地から、その地域に生息する自分が持っている動物を周囲の地形に移住させられる。移住させると周囲の雲が晴れてエリアが見えるようになる。また移住先が別の森や花畑などの植生地に隣接していれば、その植生地を併合した上で新たな動物を得られる。雲があると植生地がどこにあるかわからないが、食生地周辺は地面の色がその色に変わっているので、当たりをつけながら移住先を決めていく。

動物をただ移住させていくとすぐに尽きてしまうが、植生地と植生地をつなげると多くの動物を得られる場合もあるし、複数の種類の植生地をつなげるとそのどこからでも含まれる食生地の動物を移住させることができるので、うまく植生地をつなげつつリソースを無駄にしない方法でエリアを広げていくことが重要となってくる。

とまあ、言葉で説明すると難しいがそんな感じ。最初はどうやって移住させればいいかわからなくてすぐゲームオーバーになってしまうが、プレイを続けていれば特殊な地形を得られたり、プレイヤー自身もだんだん「こうすれば動物が増える」というのが感覚でわかってくるようになってくるので、生存時間も長くなっていく。

一度方法がわかってしまうと、わりと問題なく最後までプレイできるようになる。なかなか面白いゲームだけに、もう一押し長続きするギミックが入っていればもっと楽しめたと思う。

軽く頭を使うが難しすぎない、そして雲を開いていくのが心地よい、カジュアルゲームらしいカジュアルゲーム。
Posted 21 December, 2024.
Was this review helpful? Yes No Funny Award
3 people found this review helpful
51.3 hrs on record (31.7 hrs at review time)
ほぼCivilizationな4Xとカードゲームが融合。Civilizationといってもほぼ1かそれよりカジュアルでかなり大味。それでもカードとの組み合わせでランダム性が生まれ、けっこう楽しい。

入植者が町を作り、住民が周辺の地形から得た収入を使ってあれやこれややっていく。建設やユニットの作成、新しい技術の発明は持ち札からランダムに出たものから選んでいくので、常に思ったような行動が取れるわけではない。序盤は少ないカードしかないが、技術の発明によってカードが増えていき、選択肢の範囲も広がる。

カードには建築コストがあり、プレイヤーの持つ建築ポイントを使って使用する。また建築コストだけでなく素材やお金、研究ポイントが必要なカードもあり、生産や取引でそれらを入手することで選択肢も増える。ただし持てる素材の数は限られているのでなんでもかんでも持っていればいいというものでもない。

任意のタイミングでカードを「破棄」することで建築ポイントや研究ポイントが得られる。ただし破棄すると二度と出現しなくなる。いらないカードを見極めたり、ここぞというときに破棄してポイントを使っていくというのも戦略の一つ。

先にも書いたが、けっこう大味な印象。難易度もCivilizationほどではない。またカードの種類や研究ルートは固定なので、だんだんプレイする手順が決まってくる。それでもカードのランダム性と4Xをけっこううまく融合させている。プレイ時間はCivに比べるとかなり短めに設定されていて、週替り、日替わりのチャレンジなどもを用意して工夫もしている。カードや軽い4X好きにとっては良いゲームだと思う。
日本語も違和感なくちゃんと翻訳しているので、その点はご心配なく。
Posted 21 December, 2024. Last edited 21 December, 2024.
Was this review helpful? Yes No Funny Award
1 person found this review helpful
187.1 hrs on record
ごちゃまぜ無双シリーズ。戦国無双、三國無双にあれやこれやのキャラも加え、総勢130以上のキャラを使用できる。異世界に迷い込んだヒーローたちが、協力したり戦ったりしていく。
先に言っておくと3は遊んでないので2だけの感想。

通常モードでは3人でチームを組み、入れ替わったり、同時に戦ったりする。入れ替わりによるコンボは強力で、難易度が低い間はそれを繋いでおけばよほど強い相手以外は倒せる。このあたりはいわゆるお祭りゲームで、戦国、三国と比べると多少大味。しかし無双はこのくらいでいい。技も演出も派手で、敵もそこまで固くなく、さくさくと遊べる。

ストーリーは完全オリジナルファンタジー系。キャラを登場させるためにかなり強引な展開もあったりする。メイン以外ではおふざけストーリーもあったりやりたい放題だが、お祭りゲーなので特に問題なし。

複数の世界が交錯しているので、実際には合うはずのないキャラ同士が会話したり、戦ったりしていく。キャラ同士の会話のバリエーションは多いわけではないが、戦闘以外でも親密度が上がると特定のキャラとは会話が発生するなどのおまけもある。

やり込み要素が異常で、レベルカンスト後の転生が9回もできる。さすがにこれはやりきれなくて心が折れたが、必須ではないのでやり込みたい人だけやればよいだろう。

メインモード以外にカードを使ったバトルとか、ローグライクみたいなモードもあるが、正直あまりやっていない。Empiresのような戦略的なモードもあればよかった。

無双としては異端だが、簡単操作でさくさく戦えて小気味いい、ある意味とても無双しているゲーム。メインモードでひととおりストーリーを遊ぶだけでもそこそこなボリュームがあるし、おすすめ。
Posted 21 December, 2024.
Was this review helpful? Yes No Funny Award
1 person found this review helpful
3.1 hrs on record (1.3 hrs at review time)
女の子が主人公の横シューティング。機械の敵と戦争している国で徴兵されて前線に立たされるという話。

横スクの全方位シューティングで、狙った位置に銃撃する。敵は背後の壁を攻撃してくるので、ダメージを受けないように敵を殲滅しなければならない。横移動はできるけど、基本一番うしろで構えて打ち続けることになりがち。

複数の武器があり、そのうち1つを使う。威力、連射、拡散、射程、段数、リロードなど能力がそれぞれ違っている。武器には耐久度があってある程度使うと壊れてしまうのでずっと同じ武器を使い続けることはできない。

メイン武器の他にバリケードや一撃必殺の強力兵器などのサブアイテムもある。また1人だけ仲間を雇うこともできる。

各ステージの終わりに、上記の武器や仲間、また能力アップできるカードがランダムに提示され、戦功で得たお金で購入して強化いく。

キャラクターは女の子だけど、そのへんは特にゲーム性に関係ない感じ。いちおうストーリーもあるけど。

しかしこのゲームやられても繰り返しトライできるものなの? 初プレイで1.2時間でクリアしてしまった。繰り返し遊ぶ感じなのかな。あとサブ武器は1回しか使えないのでコストパフォーマンス悪い気がする。序盤は能力強化した方がよさそう。

シンプルだけど(短いけれど)最後まで遊べる楽しさはある。もっとやりこめばもっと面白くなってくるのかな。
Posted 31 August, 2024.
Was this review helpful? Yes No Funny Award
2 people found this review helpful
107.0 hrs on record (85.9 hrs at review time)
トラップ系タワーディフェンス。クリスタルを目指して迫りくるモンスターの群れに対して、通路の壁や床に罠を仕掛けたり、兵士を召喚したりして対抗する。

使用できる罠はカード形式で、マップクリア時やイベントで3つの選択肢の中から1つを選んで追加していく。カードは2回まで強化可能。また配置した後も複数回強化が可能。罠の他にスペルが使え、ここぞというときの助けになる。また能力値や環境などを有利に変えてくれるアーティファクトもあり、この3つを強化しながら進んでいく。

序盤は敵の出現箇所も1ヶ所だし、敵の種類も弱いので、適当に罠を配置していれば倒せる。本番は敵の出現箇所が2ヶ所になってから。通路を塞ぐことで敵のルートを誘導できるので、敵を上手に誘導し、効率的に罠を配置していく必要が出てくる。

プレイヤーキャラは3種類いて、それぞれ特徴のあるカードを取得できる。またゲームクリアまたはゲームオーバー時に得られるポイントを使って新しいカードを取得したり、永続的に強化したりできる。なので途中でやられても繰り返し遊ぶモチベーションを保ってくれるし、やりこみ要素にもなっている。

個人的に好きなのが、敵の位置を移動させる罠。押し出したり弾き飛ばしたりフックで引っ掛けたりして移動させ、落とし穴に落としたり、手前に押し戻したりできる。他にも蛙にする罠や敵を最初の位置に戻す罠など、個性的な罠もある。タワーディフェンスにしては罠の種類がかなり豊富なので、そういう点でも楽しい。

1つの戦闘は数分から十数分だが、その戦闘を20回くらい繰り返さないといけないので、1ゲームのプレイ時間は結構長くなる。途中セーブはできるのでご心配なく。

日本語対応で、翻訳も良い感じ。たまに単語のブレや誤訳はあるけれど、遊ぶのに支障があるほどではないので問題ない。

ゲーム自体は少々大味であることは否めないが、なぜか繰り返してしまう楽しさがある。
Posted 15 August, 2024.
Was this review helpful? Yes No Funny Award
8 people found this review helpful
51.8 hrs on record (34.9 hrs at review time)
ロボットSFのSteam Worldシリーズ。横スクロールタクティカルシューティングの続編。前作もとても良いゲームだったが、ゲームの基本はそのままにいろいろなフィーチャーが追加された。

どういうゲームかは前作のレビューを参考にされたし。
https://gtm.steamproxy.vip/id/tetsux/recommended/322190

2で追加された要素としては、

- クラスチェンジ(クラスを変更して別クラスで覚えたスキルをいくつか使える)
- ワールドマップでの船のシューティング(移動と戦闘)
- キャラの疲労度(ミッションをこなすと披露して、宿で休まないと出撃できない)
- 宿での報酬(評判とは他にミッションクリア等で得たポイントでアイテムをもらえる)

# 良い点
- 船の強化やクラスチェンジなどやりこみ要素が増えた
- クラスチェンジや疲労度の導入でいろんなキャラを使いやすい
- 船での探索シューティング楽しい
- キャラクターのドラマが深くなった

# 悪い点
- クラスチェンジのため戦闘におけるキャラの個性が薄れた
- スナイパー以外は射線が出なくなった
- 逆にスナイパーは必中スキルのために狙いのドキドキ感がない
- 跳弾をあんまり使わなくなった

# 良い?悪い?
- 難易度は下がった?
- 戦闘でのデスペナがない(船がやられるとデスペナあり)
- 武器性能依存が強い(ゲーム中でも言及されている)

前作よりは全体的に大味になった感はある。そのぶんとっつきやすくはなったかも。弱いと思ったらクラスチェンジしたりレベル上げしたりアイテム買ったりして強化して挑む、というRPGっぽいこともできる。
そして前作は英語だったが、今回はしっかりと日本語対応している。ストーリーもよく練られているし、キャラのセリフも面白いので日本語化は非常に嬉しい。
横スクロールで射撃タクティカルって他にあまりないと思うので、唯一無二という点でもおすすめ。
Posted 15 August, 2024.
Was this review helpful? Yes No Funny Award
2 people found this review helpful
48.5 hrs on record (19.6 hrs at review time)
カード選択とタワーディフェンスを組み合わせたカジュアルゲーム。似たようなゲームは過去にもいくつか存在するが、このゲームには特徴的な点がいくつかある。

基本的には、ランダムに提示される通路やタワー、その他の施設などマスをマップ上に配置し、迫り来る敵を撃退する。通路を敵が通っていき、通路に面して配置されたタワーが敵を攻撃するという、いわゆる典型的なタワーディフェンスゲーム。基本的に提示されるアイテムは1つのみで、選択の余地はなく、できるのはスキップのみ。

タワーにはいくつか種類があり、上手に配置することで効果が高くなる。一部、タワーをアップグレードする効果を持つカードもあるが、お金でアップグレードすることはできない。置いたら置きっぱなし。

マップの足場は狭く、配置できる箇所が限られている。通路やタワーを配置するには、足場をはみ出して配置できる土台を使うか、「旗」や地面拡張カードで足場を増やしていく必要がある。

水ブロックについて。提示されるブロックには、水ブロックが付随しているものがある。これがいわゆるお邪魔ブロックで、このお邪魔な水をどう邪魔にならないようにするかを考えなければならない。また、水ブロックは特定の施設の発動条件になっている場合もある。

既に配置されたブロックの上に別のブロックを置きたい場合は、爆弾を消費する必要がある。爆弾がない場合は、もちろん上書き配置はできない。既存の設備や先に挙げた水ブロックなどをうまく上書きしながら、足場や爆弾のリソースを考慮してブロックを配置していく必要がある。

お金について。基本的にはターンごとにお金が収入として入り、それを使って買い物をしたり、次の提示アイテムをスキップしたりできる。この収入の額は、現在持っているお金の量によって増えるため、お金を貯めるほど収入も増えるが、使ってしまうと減る。これが、お金を使いたいが使えないというジレンマを生んでいる。

タワーカードの種類による性能の差は大きく運任せなところがあり、強力なカードが出ないと不利になる場合もあるが、配置方法である程度はカバー可能。何度かプレイすれば徐々にカードの種類も増えていき、初期段階では繰り返し挑戦することでクリアできると思う。日本語にも対応しており、カードの内容に困ることはない。じんわりとカジュアルに楽しめるゲーム。
Posted 27 March, 2024. Last edited 6 April, 2024.
Was this review helpful? Yes No Funny Award
6 people found this review helpful
57.1 hrs on record (23.6 hrs at review time)
Early Access Review
スペースドワーフの穴掘りFPS「Deep Rock Galactic」(以後、DRG)のスピンオフ作品。ゲームシステムは「Vampire Survivors」系。スペースドワーフが武器とツルハシを手に、エイリアンが巣食う地下で資源を集め、脅威を排除して脱出するゲーム。

DRGは立体的な地下洞窟を探検していったが、こちらでは平面的なマップを探索していく。いわゆるバンサバ系で、攻撃は自動、プレイヤーは移動のみを行う。マップは比較的開けた平面だが、所々に岩壁や鉱床があり、ドワーフが近づくと自動的にツルハシで壁を削ってくれる。この壁を掘ることがこのゲームの特徴的な部分で、壁を掘り進めて押し寄せる敵をかわしたり、通路を作って敵を一方向に集めたりできる。また、鉱床はDRGでお馴染みのナイトラやゴールド、その他サブクエストのモーカイトや希少鉱石など。鉱石によって一時的、あるいは恒久的なステータスアップができるが、鉱石は壁より崩すのに時間がかかるので、敵の接近を見つつ掘るタイミングを考える必要がある。

クラスはDRGと同じく4つ。ただし協力プレイはなく、単独での任務となる。クラスごとにステータスの特徴や使える武器が異なる。また、DRGとは違い、ゲーム中のレベルアップがあり、敵を倒したり鉱床を崩すと出てくる経験値玉を集めてレベルアップしていく。レベルアップするたびに武器性能や能力をアップできる3つのカードが提示され、1つを選択する。このあたりはバンサバ系でおなじみのもの。

マップは5階層構成。各階層に中ボスがいて、最後の階層に中ボスx3とラスボスがいる。各階層のボスを倒すとドロップポッドが降りてくるので、30秒以内に乗り込んで脱出する。バンサバ系では無限に戦えるのが一般的だと思うが、このゲームでは階層ごとのクリアでマップがリセットされ、最終階層のクリアでゲーム終了。レベルアップや集めた武器アイテムなどすべてリセットされる。せっかく「俺TUEEEE」となったのに、必ずリセットされてしまうのは少し寂しい。エンドレスモードも将来的には導入されて欲しい。

各階層のクリア後にはショップでカードの購入ができる。ナイトラを使って武器系、ゴールドを使って能力系のアップが可能。敵を倒すだけでなく、マップ内を探索して鉱石を掘り出すことも重要な戦略となる。

死亡後、またはクリア後には、収集したゴールドや希少鉱石を使って恒久的な能力アップができる。また、実績に応じて新しい武器やアイテムが解禁される。これにより、途中でやられても少しずつ能力を底上げしていけるので、モチベーション維持に役立つ。ただし全解除してしまうとその先のモチベーションを上げるはちょっと辛いかも。

バンサバ系はそれほど多くプレイしているわけではないが、壁を掘って回避とか、お馴染みの武器とか、DRGをやっているとニヤけてしまう演出を上手に取り込んでいる。DRGとバンサバ系の要素が上手くミックスされたこのゲームは、非常に楽しい。
Posted 27 March, 2024. Last edited 15 May, 2024.
Was this review helpful? Yes No Funny Award
< 1  2  3 ... 18 >
Showing 1-10 of 180 entries