Recent reviews by 落胆

ゲーセンのメダル落としゲームを再現した無料のクリックゲー｡
画面上部からマウス左クリックでメダル投入｡
残りメダル数付近の＋ボタンをクリック連打で残りメダル増加｡

最初のうちは､リアルでは味わいたくない散財感を
バーチャルで気兼ねなく味わえて気持ち良いだけの地味な内容｡
しかし､各種アンロックやアップグレードを繰り返すうちに
ぬいぐるみやフィギュア､宝石や美術品などが大量に降り注いで
モリモリ積み上がっていくカオスなおもちゃ箱と化す｡
ゲームとしての鮮度は数時間しかもたないが､一抹の癒やしと
トキメキをもたらしてくれる､感じの良いゲームという総評｡
数十時間放置し続けて全実績解除を目指してみるのも一興｡

クリぼっちの肌寒い夜､おすすめゲーム一覧の中で偶然見つけて
雑に遊んでみた本作は､荒んで冷え切った筆者の心に
明かりを灯してくれる素敵なプレゼントだった｡おすすめ｡

見た目・内容はよくある死に覚えアクションだが
すべての動作をプログラミングによって行うマゾゲー｡
プログラミングと言っても､基本的には
ゲーム内コマンド（入力補助あり）を打ち込んでいくだけなので
非プログラマーでも問題なく遊べる｡
ただし､内容自体はしっかり死に覚えゲーという体裁｡

やることはシンプルで自キャラをゴール地点に誘導するだけだが
ギリジャンやフック引っ掛け移動の挙動が
ウェイト指定0.01秒か0.02秒で違う結果になると書けば
本作の難しさ・奥深さ・ユニークさが伝わるだろうか｡
しかし､あれこれ試していればそのうち必ずゴリ押し突破できる
という意味では､むしろ低難易度だと言えなくもないのかも｡
自作ステージの公開もできるので､遊ぼうと思えば長く遊べる｡
ドMゲーマー向けの新鮮な高難易度ゲーとしておすすめ｡

プログラミングの基礎知識が要求される､一筆書きパズルの
ようなゲーム｡コード記述式でもブロック配置式でもなく
移動に制約のあるパネル上を渡り歩く形で
コードを書いていって､指定されたプログラムの完成を目指す｡

「レビューが足りなくて知名度が上がらない」とのことなので
マジレスさせてもらうと､問題はレビューが足りないこと以前に
買い手となり得るターゲット層を狭めすぎている点にある｡

まず､ゲーム紹介文で太字を使ってまで「プログラマー向け」と
強調している時点でノンプログラマーお断りの警告と受け取れて
しまうので､その分レビュー数が伸び悩むのは当然だと思う｡
実際､本作はパズルゲーが好きというだけで楽しめるほど
カジュアルな内容ではないため意図的な文章なのかも知れないが
難易度を下げてノンプログラマーも抱き込んでいくか
玄人への挑戦状路線の文面に差し替えた方がウケは良いはず｡

次に､本作はパズル式の本格的プログラミングゲーということで
ジャンル的には高難易度パズルゲーに分類される｡
この仕様､好きな人には刺さるのかも知れないが､個人的には､
書くべきコードはわかっているのにパズルでいちいち
お預けを食らわされる感じで､プレイ体験全体を通じて
気持ち良さよりもストレスを感じる局面の方が多かった｡
かと言って､パズル要素自体に真新しさがあるわけでもなく
レバガチャプレイで打開できる難易度でもないため､
「制約を楽しめる心の余裕を持ったプログラマー」
という狭い層しか楽しめなさそう､というのが率直な感想｡
（ゲーム紹介文での想定層にズバリ向けられている形ではある）

とは言え､賞までもらっている作品なので､これはこれで
一つの立派な完結作であり､手直しの必要はないのだとは思う｡
それでも知名度や売れ行きが気になるというのであれば
日本語だけでなく多言語に対応して間口を広げたり､
奥深いシナリオや派手な演出を盛り込みまくって
ゲームとしての面白みを追求したり､解説を充実させて
プログラミング学習者向けツールとしての有用性を高めたり
といったことが改善案になるだろうか｡マジレス長文失礼｡

総評から言うと､2D版Minecraft､あるいは
Minecraftに寄せたTerrariaという
曖昧な括りの需要に､今日現在最も応えてくれているゲーム｡
似たようなゲームをたくさん遊んできたが
ソロでも多人数でも楽しめる本作の完成度は抜きん出ている｡
本作は早期アクセスゲーとして進化の途上にあり
最近実績が実装されたのを機に購入したが大満足な内容だった｡

ジャンル的には見下ろし型全方位アクション｡
舞台は地下世界｡探検隊の一員だったプレイヤーは
謎の遺跡｢コア｣と接触したことで､魔物が跋扈する地下世界に
閉じ込められてしまう｡真っ暗な洞窟を練り歩いてマップを
埋めつつ活動圏を広げていき､地下世界からの脱出を目指す｡
広大な世界を少しずつ掘り進めて資材を集め､装備を整えて
各バイオームのどこかに陣取るボスを倒していくのが主な流れ｡
採掘・戦闘・クラフト・農業など､各行動を繰り返す度に
スキルポイントが上がっていき､徐々に幅広い立ち回りが
できるようになっていく｡そして気づくと
リアルで数時間が過ぎている時間泥棒ゲーである｡

日本語完全対応｡早期アクセスの現時点では
エンディング未実装ながら､ソロで全要素を遊び尽くす場合
たっぷり200時間程度は遊べる｡正式版の完成は遠そうだが
開発側の意欲は十分なので安心して待っていられる｡
すぐにじゃなくてもいいので､買っておいて損はない良作｡

壁にぶつかるまで止まれない一筆書き移動で
コインを集めて扉を開けて進んでいく､死に覚えアクション｡

操作は上下左右移動だけ｡即死罠に触れないように
タイミングを見計らって移動するのを繰り返していく｡
遊んでいるうちに勝手に実績が解除されていく仕様｡

日本語未対応だが問題なし｡価格相応の内容だが
ボリューム・難易度共に程良い､模範的な廉価ゲー｡

なんのギミックもなく､ただひたすら
WASD移動でゴールを目指すだけの迷路｡
全60面｡全実績解除まで30分｡

ゲー無だと承知の上で遊べばどうにか許容できるつまらなさだが
移動時にいちいち壁に引っかかる挙動のせいでイライラする｡
移動以外に何もないゲー無で､その移動が苦痛というのは
さすがにどうしようもないのでサムズダウン｡

前作と全く同じ趣旨の､大量のトゲやデカい回転機械を避けて
画面端へ到達すればクリアになるカジュアル死にゲー｡

死んだら1面から｡100面へ到達すればED｡
全実績解除まで30分～1時間｡
ステージ構成が前作と多少違うだけのコピペゲーなので
デベロッパーへのお布施用という感じ｡
内容自体は悪くないので評価としてはおすすめ｡

クリックしたパネルの上下左右のパネルが点灯するので
すべてのパネルを点灯させてステージクリアを目指すパズル｡
昔売られていたおもちゃのライツアウトと同じようなもの｡

そのルールの特殊性から高難易度に感じられるかもしれないが
解法パターンさえ理解すればサクサク解けるようになる｡
なんだったら全50面の全回答網羅のガイドもあるので
クリア自体は余裕｡

終始やることが変わらないので徐々に退屈さが増してくるが
謙虚な価格で長く遊べるという意味で､評価としてはおすすめ｡

※α版メインストーリー終了時点での感想になります

砂漠の街サンドロックを舞台としたアクションRPG｡
主人公は新進気鋭のビルダー（要は便利屋）として
多様なクエストをこなして､荒んだ街を活気付けていく｡
探索､採取､建築､戦闘､住人との交流からの結婚要素など
冒険生活シミュらしい各種要素が取り揃えられている｡

砂漠の街が舞台ゆえに水が貴重で農業要素は現状控えめ､
かといって工業ゲーや経営ゲーという感じでもなく､
家内制手工業による街おこしゲーのようなノリ｡
次々に課されるお使いを完了していくことで
メインストーリーが進んでいくが､毎日がクソ忙しい｡
その忙しさに対抗するようにうまくリソースを管理して
少しずつ街と私生活を発展させていくのを楽しむ趣旨｡

長期に渡る開発ロードマップが示されていて
まだまだ未完成のゲームではあるものの､今日現在実装済みの
メインストーリーだけでも､たっぷり50時間以上は遊べた｡
マイナーバージョンアップは頻繁にされていて開発意欲の高さを
感じるし､今後どんどん良くなっていくゲームだと確信している｡
とりあえずウィッシュリストにぶっ込んでおいて損はない｡

価格相応のシンプルな倉庫番｡
全50面クリアで全実績解除で終了｡

40面だけがやたらと難しく､それ以外の面は終始楽勝｡
そのほかには特筆すべきところがない凡ゲー｡
嫌な思いはしなかったから一応おすすめ､という評価にとどまる｡