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80.3 hrs on record
マゾ向けスカイリム
1400年代のヨーロッパ・ボヘミア地方(現チェコ共和国)を舞台にしたリアル系中世RPGゲーム。
当時の風習や信仰、生活をリアルに描いているが、一言で説明するならば「マゾ向けスカイリム」となる。

個人的にはとても面白いゲームだったが、ハマる人はハマるしハマらない人は全くハマらないゲームだと思う。

ゲーム性
はっきり言って、ゲーム性はかなり悪い。箇条書きすると

・特定の消費アイテムがなければセーブできない(クイックセーブできない)
・一人称視点しかない(三人称は会話時やインベントリでしかみれない)
・弓を使うときにドットサイトなどの目安がない(感覚で放て!)
・サブクエストに明示されない時間制限が存在することがある
・草に当たり判定があり、移動時にめちゃくちゃ引っかる
・バグがかなり多い

と酷いものなのだが、まあそういうものか……と納得すれば特に気にならなくなる(調教済み)。
また、このゲームにはmodが豊富なので上記の要素は一応は解決可能。

といっても、世界観に寄りすぎてゲーム性をすべて放棄したわけではなく
・世界のどこにいても口笛を吹いたら来てくれる謎の馬
・宿屋にある四次元ポケット風共有チェスト
などのマジカル要素もある。

世界観
このゲームは世界観が8割で、プレイしていると嵐のように「写本」が出てくる。
写本はもはや歴史の教科書で、歴代法皇や各地の領主から当時の食文化までを網羅して記載されている。これを面白いと取るかダルいと取るかは個人の判断に委ねるが、自分としては設定資料集を読んでいるみたいで楽しかった。

ネタバレを避けてメインストーリーの印象を書くと、かなり王道。この点もスカイリムに似ている。

歴史へのこだわりが強すぎて変な部分にまで凝って描写しているのはかなり印象的。
特にゲームの中にトイレがあるのだが、う●こが出た先にあるのは普通に路上で、昔のヨーロッパはう●こだらけだったというのがよくわかる。

戦闘面
このように様々な面でクセが強めのゲームだと言えるが、特にクセ強なのが戦闘。箇条書すると

・剣技のようなものを習得できるのだが格ゲーみたいに順序を覚えないと発動できない
・1対多での戦闘はほとんどタコ殴りにされる
・戦闘中の回復がほぼ不可能
・骨折、出血するとほぼ負け確
・犬がクッソ強い

総じて序盤の戦闘難易度がベリーハード。しかし慣れてくると割とうまくこなせるようになるので自分は割と楽しかった。

まとめ
戦闘面がかなりシビアで、1対多数で戦闘を始めると直ちに袋叩きにされる。そこらへんの追い剥ぎにも数の暴力でリンチにされるゲーム体験はなかなか貴重。
凝った世界観、メインストーリーは王道、しかしゲーム性は良くない……これらをまとめるとまさに「マゾ向けスカイリム」と言える。
Posted 21 September, 2024. Last edited 2 November, 2024.
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0.5 hrs on record
モキュメンタリー風ホラーゲーム(ジャンプスケアあり)
まずはじめに、このゲームにはジャンプスケア(デカい音などでびっくりさせる系)があります。

ネタバレを抜きにした内容としては、じんわりとした嫌さがある和ホラーを意識し、そういった要素をゲームに落とし込もうとした実験的なモキュメンタリー風ホラーゲームのように思えました。
じんわりとした怖さとは、「少し先の暗い曲がり角が気になる」「カーテンの隙間が妙に怖い」的なものです。
「みさき る」「近畿地方のある場所について」「西濱氏に関連する分類待ちの情報」のような作品を意識している気がします。

しかし冒頭にあるとおり、ジャンプスケア要素があるためにそういったじんわりホラー要素がぶっ飛び、びっくりホラーになっているような気がします。
ゲームとして見ると、フラグがよくわからないため狭いステージをウロウロするのが主な作業です。
私は途中で妙に退屈になり、キッチンにある洗い物のグラフィックを見ながら、人生の意味と宇宙の広さについて考えていました。

総評としては、じんわりホラーにもできず、ゲームにも落とし込めず・・・という、悲しみを背負ったゲームのように思えました。あと一歩感があるため、すごく惜しいホラーゲームだと思います。
一方、200円前後という値段はコーヒー1杯分の金額(Wikipediaの謎の寄付お願い風)で魅力的ですので、ホラーゲーム愛好家の方々は試しに買ってみてもいいと思います。
Posted 30 June, 2024. Last edited 30 June, 2024.
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3.8 hrs on record (2.9 hrs at review time)
基本VC必須ゲームです

ソロでプレイするにはボリュームが足りないため、フレンドとプレイするのが基本です。
フレンドとプレイするならばわちゃわちゃしながら楽しめる神ゲーですが、一転、ランダムマッチに飛び込むと

  • 「謎の音楽を爆音で流すやつ」
  • 「生活音ダダ漏れ外国人キッズ」
  • 「すごいイライラしながら指示する謎の上級者」
  • 「謎の無言日本人」

というこの手のゲームにありがちなネット民と格闘するのが主題のゲームとなり、もはやモンスターはおまけになります。
Posted 29 June, 2024. Last edited 29 June, 2024.
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610.8 hrs on record (585.8 hrs at review time)
基本的にゲームバランスがガバガバ運営の(適当な)さじ加減によって調整されており、ユーザーはそれに右往左往するゲームである。

とはいえ、マイケルやフレディ、ゴーストフェイスなどの版権キャラを使ってバイオハザードのジルをしばき倒すなどという体験はこのゲーム以外では出来ない。

アップデートのたびにユーザーが翻弄される運命を背負った悲しきゲームだが、唯一無二の体験ができるのは否定できない。
また、本体価格がセール時には1000円を切る価格であるのに数千時間やれるゲームであることは、このゲームのコスパの良さを示している用に思える。

よって大っぴらにはおすすめできないが、すでに数百時間(現時点で)やっている身からすればおすすめできないとは口が裂けても言えない。

長々と書いたが、頼むからバランス調整をしっかりしてくれと切に願っている。
Posted 6 December, 2022. Last edited 6 December, 2022.
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