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3Dパズルアドベンチャー。
林檎みたいな形のロボットを操作して、捉えられた場所から脱出を図る。

フル3Dで描写された地下世界は、タイトル通りメカニカル。
歯車が回り、レーザーが走り、パイプが縦横に這う。

操作は上下左右、物を摘まむビームと、とてもシンプル。
物理エンジンを利用したパズルはそこそこの難易度。
プレイ時間２～３時間ほどで、クリアできるのではないだろうか。

暗闇の奥深く。水の奥底。一瞬だけ広がる1シーンに、はっとさせられた。

HalfLife2(以下HL2)の追加コンテンツその2。
Episode1(EP1)の続きから物語が始まる。

新しい敵、新しい謎、新しい発見。
難易度は本編よりも高めだが、システム面もいくつか改善されており、本編よりも楽しめる要素もあるのではないだろうか。
何よりフラッシュライトが、メインエネルギーと分離されたのが個人的に嬉しかった。

要塞で手に入れた情報を持って行くというのが物語の柱となるのだが、そのデータの中身がラストに開示される。
その中身に驚いた方も多いのではないだろうか。
もしエピソード3があるなら、あのGunを利用し、ゴードンが縦横無尽活躍することだろう。

その光景を思い浮かべるだけで、月にまで行ってしまいそうだ。

HalfLife2(以下HL2)の追加コンテンツその1。
本作品はHL2と物語がつながっているが、話の核心に触れることはない。

前作のラストすぐのところから物語が始まる。
ある状況を解決し、街から脱出するまでの話となっている。
しかし特筆する点は特に無く、HL2をもっと楽しみたい人向けのコンテンツだろう。

名作と名高いFPS。
だが2013年現在の視点で語ると、さすがに古臭さが拭えない。

物語は前作HalfLifeの続きらしいのだが、2から始めるとよくわからない場面が出てくる。
なぜ主人公であるゴードン・フリーマンがあのような状況なのか。
なぜ周囲はゴードンを英雄視しているのか。
あの謎の男は何者なのか。
本作のDLC(EP1,EP2)でも、それらが十分に語られることはない。

またシステム面では、昨今のFPSではお目にかかれないシビアさが多々ある。
知らないと回避できない罠。殺しにかかってくる敵。
死んで覚えて進むというのが基本になる。

と、ここまで文句を連ねてきたが、決して今プレイしてつまらない作品ではない。
物理エンジンを遺憾なく発揮した謎解き。
異世界と繋がり混沌と化した世界。
そこで生きる人々と異形の生物。反抗する人々。道具へと改造された人々。

また、この作品が後進のゲームへと与えた影響は非常に大きいらしく、そこかしこにあのゲームの元ネタかなと思わせるものも存在した。
それらを探してみるのも、面白いかもしれない。

崩壊した世界を生き抜くFPS。
核戦争により荒廃した地上を捨て、人々は地下鉄で生きていくしか無かった。
異形の生き物達が跋扈する世界で、社会が崩壊しても人々は争っていた。

武器や装備、小物が非常に凝っていて、世界に没入させてくれる。
銃を構えた時、リボルバーのシリンダー内にある銃弾に刻まれた文字まで読める。
登場するのは全て架空の武器だが、ベースとなる実在の銃は存在する。
壊れた世界で改造された様々な武器は、癖もあるが味もある。

主人公アルチョムは何のためにメトロを進むのか。
ご自身で確かめてほしい。

3Dパズルアドベンチャーの傑作。
PortalGunという空間を接続する機械を使って、施設からの脱出を図る。

ルールは簡単。
青に入るとオレンジから出て、オレンジに入ると青から出る。
施設には他にも重力逆行、跳ねる、早くなるなどの仕掛けがあり、それらを上手く組み合わせて、テストをクリアしていく。

パズルとしての出来も秀逸だが、物語やキャラクタも魅力的。
操作する主人公は何者なのか。
施設を管理するGLaDOSとは。
丸っこいあいつは。
タレットかわいい。

慣れないうちは酔いやすいかもしれないが、ぜひ一度プレイしてみていただきたい。

ポイント＆クリックアドベンチャーの傑作。
機械の国の、ロボットのお話。
朽ちたゴミ捨て場に打ち捨てられた主人公を操作し、ある目的に立ち向かう。
ゲームアイコンが一昔前の英雄を称える絵画のようにも見えるのは、多分彼がそのつもりだからなのだろう。
目を細めればアーサー王に似ているような気がしないでもないような気がする。

クリックで動かし、調べ、時にはアイテムを組み合わせて、最適な場所で使う。
進み方がわからなければ、ポインタを上に持って行って電球マークをクリックしよう。
それでもわからなければ、その横の日記のようなマークをクリックしてミニゲームをクリアすれば、手書きの未来日記が待っている。

細部までアーティスティック。どこまでも言葉を排除したゲーム性は、ただ素晴らしい。
何も操作しなかった時に主人公が手持ち無沙汰にしていたり、妄想がアニメーションで出たりと、いつでもどこでもプレイヤーを飽きさせない。

前作AlanWakeの続編。番外編のが正しいかもしれない
アリスを救ったアランだが、自身は未だに闇の中に囚われたままだった。

舞台はナイトスプリングスと呼ばれる荒野。
前作よりもシステムの改善が見られ、戦闘が楽しくなった。
尻切れトンボで終わった物語に、一応の決着は見られる。
ストーリーは3～4時間ほどでクリアできる。

この場所はどこなのか。現実世界はどうなったのか。どうすれば元に戻れるのか。
道中拾える原稿や聞こえてくるラジオにより、徐々に明らかになっていく。

また、ストーリーとは別にアーケードモードがある。
10分間を闘いながら生き延びるのだが、これがなかなか面白い。
ストーリーで集めた原稿により武器がアンロックされるので、ストーリー後が吉。

ストーリー重視、一本道のホラーTPS。
小説家アラン・ウェイクが、妻を助けるために大自然の中で闇と対峙する。

光で闇を無力化し、銃で敵を倒す。
アランは戦闘のプロではないので、一般的なTPSの主人公のような身体能力はない。
そのリアリズムのせいか、操作性が悪いのが欠点。
描かれる大自然、グラフィックや音楽は素晴らしい。
また、様々な小物が世界を補強しているので、そこらを見渡すのが楽しい。

タイトル画面のエピソードから「特別編」という本編終了後の物語が遊べる。
が、完全な蛇足でストーリーの進展が一切無く、高難易度でストレスが溜まる。

Alien Breed Evolutionと銘打った三部作第一部。
クォータービュー(俯瞰)TPS。

操作に少々癖があるが、慣れれば意外とすんなり動かせるようになる。
日本語に対応している、が、漢字が謎変換されていたり、ちょっとわかりづらいことも。
某有名エイリアンTPSによく似た表現があったりする。
見下ろす地球や、死体など、細かいところまで綺麗に作りこまれていた。