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6.3 hrs on record (5.8 hrs at review time)
 サイケでポップな世界観は抜群に好みなのだが、2024年1月現在、「ノスフェラタウンのボスを倒す」の実績を解除不可能な不具合が存在している。

https://gtm.steamproxy.vip/app/1795010/discussions/0/3372657330751794757/

 2022年10月時点で不具合の報告と、それに対する開発者からの「なる早でアプデします」との返答がなされているのだが、以降修正は行われないまま放置されているようだ。
Posted 9 January, 2024.
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20.5 hrs on record
 実績全解除済み。ハードモードはまぁまぁ歯応えあり、理不尽に感じるミッションがいくつかちらほら、という感じだが、難しいというよりは的が硬くて面倒臭いと言ってしまったほうが近い。ACTゲーの高難度なんて大体そんなもんだが。

 評価の難しいゲームだと思う。
 粗削りながら値段相応には楽しめたし、貴重なロボアクションとして今後を応援したい気持ちもある。反面で、コレジャナイ感もひしひしと感じている。ロボゲーという時点で、俺たちはどこまでいっても過去の名作の影を追い続けてしまうのだ。ACにもZ.O.E.にも通ずるところがあるということは、それらへの郷愁を呼び覚ますと同時に、本作が廉価なモンキーモデルでしかないという事実も突き付けてくる。
 ACシリーズなんかが好きなら問答無用で買い、というようなレビューが散見されるが、俺はむしろ、既存のロボゲーに思い入れのある人間ほど本作へのハードルを下げまくってから購入に踏み切るべきだと思う。少なくとも「ACfaとANUBISを足して2で割った名作」では、決してない。2ではなく4くらいで割って薄めまくったものと考えておいたほうがプレイ後のガッカリ度は少なく済む。

 ならつまらなかったのかと言えば、そういうわけでもなく――なんだろう、こう、ACとかを期待すると違うんだけど、でもロボゲーに飢えすぎてダマスカスギヤとかアサルトガンナーズ買ったときの虚無感まではいかないというか。前述の通り、値段(もちろんセール価格での)相応には楽しめてはいるのだ。だからこれまた前述の通り、結局のところ、全てはユーザーの期待値からくる相対評価でしかないんだろう。「廉価なモンキーモデル」は、「金のかかったファンゲーム」とも言い換えられるし。
 極力フラットな姿勢で評価するのならば、「セール中ならまぁ、なしではない……かなぁ」くらいのオススメ度だ。



 戦闘に関する個人的なアドバイス。
 初期キーバインドがY(△)が上昇でA(×)が下降になっているのだが、これのせいでカメラを動かしながらの高速での立体的な機動が面倒になっている。俺はRBを上昇に、LBを下降に設定し直した。初期設定はあまりユーザーフレンドリーとは言えないので、下手に慣れる前に自分の好みに合わせてカスタマイズしたほうがいい(歴戦のアクションゲーマー諸氏には今さらだろうが)。
 ミサイルは急には曲がれない。敵のそれも、己のそれもだ。当てられるタイミングで撃て。当てられないように動け。
 AIは総じて賢くない。敵にするにも味方にするにも苛つかされるかも知れないが、その頭の悪さを利用できる場面もまた多い。例えば某白い悪魔とサシで戦うミッションでは、敵は残体力によって行動パターンが変化する。相手が遠距離射撃を主体にしている間は足を止めてシールドを貼り続けているだけでほぼ完封できるし、近接戦主体のときはブレードでの接近に合わせてミサイル引き撃ちでもしてやればいい。
 敵は硬く、速く、一撃が重い。対してこちらは最新鋭機に乗ろうと、パイロットが最初から強化人間であろうと、墜ちるときはあっさり墜ちる。綺麗に勝とうと思うな。姑息に戦え。生き残った奴が勝者だ。
Posted 5 January, 2021.
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8.0 hrs on record (1.9 hrs at review time)
Early Access Review
読んで字の如くのジオラマ作成ゲーム。
 トレーラーを見れば分かる通り好きに作成できるわけではなく、決まった場所に決まった部品を(ある程度)決まった手順で配置してゆくゲーム性は、言わば立体ジグソーパズルとでもいった趣きで、そこに自由度の類は存在しない。配置も配色も、あらかじめ定められた通りにしか作れない。
 これに物足りなさを感じるか、はたまた美的センスが壊滅していても一定のクオリティに仕上げられると安心するかはプレイヤー次第だろう。僕は後者なので、おおむね満足している。アーリーということで作成できるジオラマがまだ三つしかないが、ちょっとした空き時間で、ちょっとした単純作業に没頭したいときには悪くなさそうなゲームだ。

 操作性はあまりよろしくない。
 「カメラの水平移動」が「ホイールクリック押しっぱなしでのマウス移動」に設定されているのだが、普通、これはWASDに配置しないか……? 左クリックで部品を把持し、右クリックでカメラを回転させるので、これだけで右手の二本の指が埋まっている。ここにホイールクリックまで加わると煩わしさしかない。素直にフリーな左手を使わせてくれ。
 細かな部品を小さく見づらい接合部に合わせてゆく、という作業を延々続けるゲームなため、こういったささやかな不便さも徐々に鬱積してくる。今後のアップデートでより高難度なジオラマが追加されれば、きっとなおさらだろう。

追記
 アップデートで「WASDでのカメラの水平移動」が、ついでに「Z,Xでのズーム」が追加された。これだけで操作性は大分改善されたように思う。このズーム周りにはまだ若干のストレスがないでもないが(飽くまで画面の拡大縮小であって、前後に移動できるわけではない)、まぁ許容範囲だ。
 正式リリース後にはいくらか価格が上がるかも知れないとのことなので、気になったならセール中にでも開発しておくのもいいだろう。
Posted 23 November, 2020. Last edited 27 December, 2020.
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1
68.7 hrs on record (27.8 hrs at review time)
助けて!
頼む、助けてくれ!
なにもしていないのに、なぜか急に
俺のパソコンが動かなくなっちまったんだ!
最近寒いから、この子がつらくないように
毎日暖房に当ててやるくらい大切にしてるのに!
よくないサイトはたくさんクリックした気がする。
明日までになんとかなるかな?

追伸、AMDのコンポーネントって最高にクールだよな。
工費: $100
予算: $200
目的:
・診断と修理を行う
・明日の閉店までに終わらせる



 こういう奴らのために、馬車馬のようにひたすらPCを組み立て続けるだけのゲーム。
 たったそれだけなのに、やめどきの分からなくなる奇妙な中毒性がある。PCの自作に興味がある人、ちまちました単純作業が好きな人にはオススメ。
 この依頼者からのメールにもそれぞれ、短いながらも豊かなストーリー性があって、それは未だにタイプライターから抜け出せない売れない小説家の奮闘記であり、プロゲーマーを夢見る少年が成功を手にしてゆくサクセスストーリーであり(こいつが成功するたびに徐々に増長してゆくクソガキ感もまた面白い)、孫とチャットがしたいという爺さんのために組んでやった低予算低スペックのPCがなぜか次第にハイエンドのモンスターマシンへと変貌してゆく物語でもある(メモリ32GBを組み込んでくれ? youtuberにでもなる気か爺さん?)。こういった部分に没入できるならば、単純なPCビルド・シム以上の楽しさも見いだせるだろう。

 言うまでもなく、お手軽な自作PC入門としてもオススメできる。
 個人的にゲームのよい部分というのは、「何度でも失敗が許される」という点にあると思う。トライ・アンド・エラーで上達してゆく楽しさだ。これが現実だったら、「よく分からんけどとりあえず高性能っぽいCPU買ってみたぜ!……あれっ、ソケットが合わねえ!?」とか「この電源、全然パワー足りてねえじゃん!?」とかなるたびに少なくないリアルマネーが吹き飛んでゆくところだが、このゲームならば、失うのはいくらかの時間だけだ。何度も間違えながら覚えてゆけばいい。それを笑う奴だっていやしない。思う存分にPCをいじくり倒せ。

 不満点もいくらかはある。
 まず大きなモノとしては、モニターについて。現実のPCモニターの中でゲーム内のPCモニターを眺める、という関係上、Eメールやらショップやらのフォントが大きめに設定されていて、アプリ一つ一つの画面の占有率が非常に高い。Eメール・アプリで客からの依頼内容を確認し、部品ランキング・アプリで性能を確認し、ショップ・アプリで必要なパーツを探し出し――と必要な情報があちこちに分散しているにもかかわらず、全てのアプリを一つのモニター上に並列で配置しておくことが難しくなっている。
 で、このゲームは多様なPCビルドが可能になっているわりに、なぜかマルチモニターにすることはできない。モニターの増設は、PCの利便性を向上させる上で最もお手軽な方法の一つだと思うのだけれど、なぜかできない。これは飽くまでPCをビルドするゲームであって、モニター等の周辺機器のアップグレードは本旨ではない、ということなのかも知れないが……プレイする上での快適さに大きくかかわってくる部分なので、対応して欲しいところだ。
 あとこれは完全に個人的な趣味としてなのだけれど、マウスにトラックボールも追加してくれ。

 小さな不満点としては、パーツの交換依頼を実現不可能な予算で要求されることがあったり、まだ解放されていないパーツへのアップグレードを要求されたり、それからこれはおま環かも知れないが、変更したキーバインドがいつの間にか初期設定に戻っていることもある。アップデートはちょくちょくされているようなので、この辺りもいずれは改善されることを願いたい。
Posted 13 November, 2020. Last edited 13 November, 2020.
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6
22.7 hrs on record (8.9 hrs at review time)
 起動してみたら、なんかゲームの動きがクッソ速ぇぞ? 速すぎてチップの腰振りダンスがヤベーことになってるんだが? 人間の処理能力を凌駕していてマトモにプレイもできねーんだが?

 という人は、ディスプレイ設定を確認してみてくれ。
 このゲームは60fpsで動くのだけれど、どうやらこのフレームレートが、モニターのリフレッシュレートと強制的に同期してしまうようだ。だからゲーミングモニターを使用していて144ヘルツなんかに設定されていると、倍速でゲームが動いてしまう。逆に30ヘルツに設定すれば、スローモードで遊ぶこともできる。

 そんなところで客の手を煩わせるなよ……とも思うが、リリースから1年以上経ってもアップデートが入る様子はないので、遊びたければ諦めて各自で調整しよう。
Posted 22 September, 2020.
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7.6 hrs on record
前作は箱でクリア済み。

 僕らのフェイスが、より華麗になって帰ってきた! もう片桐はいりなんて呼ばせねえ!
 しかし主人公のいくらかの美容整形と引き換えに、失われてしまったものもある。一本道のルート進行だった前作から、オープンワールドへと変化したことだ。これを進化と捉える向きもあるだろうが、俺にとっては退化でしかなかった。
 というのもこのゲームのビジュアルは、一面白一色に赤のワンポイント、とひどく単調なのだ。白く染まった世界の中で、進行方向を赤で示すことでプレイヤーが道を見失わないようになっているのだけれど、近未来的な鋭角で真っ白で退屈なビル群がどこまでも続いてゆくだけのオープンワールドを延々と走らされるというのは――正直、飽きる。全くワクワクしない。オープンワールドという開けた世界であるはずなのに、そこに住まう人々の営みに触れることも、感じることもできず、ただ無機質な街並みを飛び跳ねることしか許されない。ここがアサシン・クリードとの大きな差異だろう。(清潔で潔癖で閉鎖的な管理社会、という世界観はよく表現できているとは思うが、それがゲームとして面白いかはまた別の話だ)
 アサクリにはミラーズ・エッジほどの疾走感はないが、オープン・ワールドとの高い親和性があった。リアルな街並みを躍動する爽快感があったからだ。逆に初代ミラーズ・エッジは、ルート進行であったからこそ、レース的でパズル的なタイム・トライアルを堪能することができていた。街を自由に走り回れないからこそ、退屈なビジュアルがさほど大きなマイナス点にはなっていなかったという点もある。そもそも、両者が目指すべき方向性は全く違ったはずなのだ。そこだけは勘違いするべきではなかった。

 一応このゲームにはこのゲームで、タイム・トライアル的な要素――定められたスタートからゴールまでのタイムを他のプレイヤーと競い合う、ちょっとしたレースのようなモノもあるのだけれど。まぁいつもの通り、上位陣はチーターが席巻しているようだ。
Posted 6 September, 2020. Last edited 6 September, 2020.
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15.4 hrs on record
 オールドスクールなアクション・アドヴェンチャーに見えて、遊びやすさをしっかり追求した現代の名作。

 歳を重ねるに連れ、膨大なボリュームを謳ったゲームに魅力を感じなくなってきてしまった。時間的な。体力的な。あるいは金銭的な理由で。ゲームを遊ぶためのリソースを割くことができない、そういう人間は多いだろう。
 ゼルダの伝説は、昔よく遊んだシリーズだった。今でも新作は出ているようだが、ハードウェアの進化に比例して情報量の増大してゆく「探索系アドヴェンチャー」を、はたして今の俺は、かつてのような純粋な冒険心をもって楽しむことができるだろうか? 正直、その自信はあまりない。そういったジャンルが嫌いになったわけじゃあない。脂っこい肉々しい肉をいつの間にか胃が受け付けなくなってきてしまったように、濃厚すぎるゲーム体験というものを、摂取したくとも摂取できない体になってきているのだ。今の俺が寒い日の夜に食うのは焼肉ではなく湯豆腐だし、蒸し暑い日にはアイスクリームより冷ややっこをワサビ醤油で頂きたい。大体そんな感じだ。

 だからこのミニマルな本作は、よい意味でゼルダ的で、よい意味でゼルダではなかった。

 手に入れたアイテムを活用することで。
 何度も死にながら培った、知識と技術で。
 新たな道が、着実に開けてゆく。
 そうして、それまで見えなかった光景が次々と目の前に表れてくる。試行錯誤と閃きによる成長と前進、そしてまた新たな発見という、ゲームの本質的な楽しみがReventureには詰まっている。100種類のエンディングを見るのに要した時間は、筆者は10時間といったところだった。短く濃厚な10時間だった。そして先述の通り、「短さ」は必ずしも短所とはならない。また、特定のエンディングを見るごとにマップ上に新たなギミックが追加され、ゲームを進めやすくなってゆく、といったユーザーへの遊びやすさの配慮も心憎い。


 一応個人的なマイナス点も挙げておく。
 100%達成後のオマケとして、その先の125%を目指すやり込み要素があるのだけれど、これがいささか作業的にすぎたり、攻略情報にあたらないと自力での達成が中々困難なモノが含まれている。フィールド上の草を全て破壊しろとか、ニワトリとニワトリを合体しろとか。クリア後のやり込みだからと言ってしまえばそれまでではあるが、これについてはゲーム内にヒントの類もないようだし、これらを達成できないと実績がラスト一つというところで止まるのでモヤッとする点でもある。2020/07/31現在、100%達成者が12.7%に対し、125%達成者が1.5%という辺りからも色々と察せられると思う。
 試行錯誤だの閃きだのと書いておいてなんだが、詰まってどうしても進めなくなったら素直に調べてしまったほうが精神衛生上はよい。大人になるって、そういうことなんだ……
Posted 31 July, 2020.
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17.7 hrs on record
 重婚(トロコン)とはかくも厳しい道のりなのか。


 ゲーム性皆無っつってもまぁ、武装神姫 BATTLE MASTERSをちょっと劣化させたくらいの遊び応えはあるんでしょ? なんだかんだそこそこ遊べちゃうんでしょ? と思っていたら、別にそんなことは全くなかった。完全に原作ファンがお布施するための賽銭箱でした。ありがとうございます。なので、原作もアニメもほぼほぼ触れていない僕はゲーム性云々については語らない。そりゃ野暮ってモンだろう。「キャラが立体で動いているだけで満足できるファン向けもなにも、動いてるトコ見れるのなんてほとんど後ろ姿だけ(そして後ろ姿も艤装で隠れてる)じゃねーか……」とか思ってしまうのは、僕が訓練されたファンじゃないからだろうし、フォトモードの自由度があまりにも低すぎてろくすっぽ動かせず、神姫ネット・ジオラマスタジオはよかったなぁとか思い出してしまうのも僕が懐古厨だからだろう。これはこれで、熱心なファンはきっと満足して遊んでいるに違いない。裸MOD入れたりして。

 ただ、ゲーム性皆無なキャラゲーだからこそ、KAN-SENとのケッコンにはもうちょっとこう、なんか欲しかった。
 それなりの労力を払ってようやくケッコンしても、プレイヤーに向けてキャラクタが二言三言ほど愛を囁いて、右手に指輪をはめるイラスト(全キャラ共通)が表示されて、それでおしまい。……質素すぎないか? 一枚絵もない、衣装替えとかもない。専用装備が解放されるとかもない。秘書艦にしたときのセリフがちょっと変わって、ちょっと強くなるだけ。これを全キャラ50人分ほど繰り返さないと実績はコンプリートできない。ただただつらい。悪い意味でブラウザゲー的というか……キャラゲーとしてさえも、ちょっと色んなモノが試されすぎるのでは。いつものアイエフと言ってしまえば、それまでではあるんだけども。友達が買おうとしてたら、僕は間違いなく止める。

 でも綾波ちゃんの下乳と鼠径部は最高にキュートだったので、親指は立てておきたいと思います。えっちなMODが充実してきたらまた呼んでください。
Posted 8 July, 2020.
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1.4 hrs on record (1.2 hrs at review time)
ゲームとしての粗はもちろんある。
 尺が短いとか道中のザコ敵が弱すぎるとか、弱点属性をヒットさせてもSEが変わらないので爽快感に欠けるとか(そもそも効いているのかも分かりづらい)、走りながらマナショットを撃てないことに若干のストレスを受けるとか、まぁ色々だ。
 だが俺は、「日朝アニメがコンセプト」というゲームをsteamで配信したこと、それ自体に敬意を表したい。

 いい加減、ゾンビやナチスどもをぶち殺すのには飽き飽きしていないか? 一瞬のミスも許されないような緊張感あふれるアクションに、疲れきっていないか? もしそうなら、このゲームをプレイするといい。血と臓物と硝煙にまみれた心を浄化してくれる、優しく温かな世界、愛らしいキャラクターたちが君を待っている。思い出すんだ。大人になって薄汚れちまった俺たちの内にも、かつてはトレフィちゃんのように無垢な冒険心が輝いていたことを。steamの暴力的な作品に染まりきったゲーマーたちにこそ、俺はコイツをオススメしたい。もちろん、薄汚れたままの心と目でトレフィちゃんを愛でる自由も俺たちには残されている。


 それはそれとして、やっぱりプレイ時間が短いのは若干気になるところだ。ユーザーとして長く遊びたいというのも無論そうだが、それだけでなく、1時間程度の内容だと「遊ぶだけ遊んで、全クリしたら返金する」ということも可能になってしまうからだ。そう考えると2時間は欲しい。
 あとは折角のsteamゲームなのだから、次作ではトレカと実績にも対応してくれると、個人的には嬉しい。
Posted 4 July, 2020. Last edited 4 July, 2020.
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0.5 hrs on record
 「初回起動時に強制的にチュートリアルが始まって、それを終了するまでセッティングを一切いじれない」っていうゲーム、たまーにあるじゃないっスか。アレってなにを考えてそういう作りにしてるんでしょうね。音量も画質もいじれない、フルスクリーンとウィンドウの切り替えもできない、言語の切り替えさえもできない。

 非常に好評だし、ゲーム部分はよくできているんじゃないですか? ただ、こういう改善できたはずの無意味な不親切さで出端を挫かれるのが心底嫌いなんで、僕はもうコレを起動することはないでしょう。設定だけ済ませてから改めてチュートリアルやり直そうと思ったらどこにも見当たらなくて、ルールもろくに把握できないし。
Posted 19 May, 2020.
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