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Recent reviews by IronWolf【JP】

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123.4 hrs on record (49.5 hrs at review time)
Early Access Review
時とともに進化を続ける“可能性の海”

「クラフトピア」はゲームの概要にもある通り、実に様々なジャンルをひとまとめにしたカオスなゲームと言える。
このレビューを執筆した現時点においては未だアーリーアクセスの状態で、ゲームとしては不完全な点も少なくない。
ただ開発チームの熱意はまぎれもなく本物であり、ユーザーのために創意工夫と試行錯誤を繰り返して日々進歩を続けている。
もしこのゲームを購入するのであれば、単に見返りを求めるのではなく“今後への期待を込めた投資”をするつもりで買うのもいいだろう。


終わりと始まり、そして進化への軌跡

物語は唐突に現れた「赤いボタン」から始まる。
そうして1つの世界の終わりを経てプレイヤーキャラクターは謎に満ちつつも生命力あふれる大地「クラフトピア」へと降り立つ。
この世界では何をするにも自由で、その判断はプレイヤーの意思に委ねられる。
ただ、開始地点近くのNPCとの会話やチュートリアルミッションを経て基本的な歩み方は一通り教わるので、初心者でもひとまず安心だろう。
「クラフトピア」での営みの基本は素材からアイテムを生成する“クラフト”に終始すると言っても過言ではない。
最初は簡素な素材から単純なクラフトしかできないが、“時代進化”を行うことで次第にレシピが拡張され、それに伴い出来ることや行動範囲が広がっていく。
幾度もの時代の進化を経験し、その高みに達したとき、最初の頃に素手で原木や石を集めていたのが懐かしく思えるだろう。


冒険に建築、狩りに農業、何でもござれ

「クラフトピア」では、その自由さゆえに様々な生活様式を実現できる。
未だ見ぬ大地を目指す冒険家、牧歌的な日々を送る農家、戦いに明け暮れる戦士、工業化で富を生む実業家・・・
それらの基本となるのもやはり“クラフト”となる。
資材を集めて開拓への礎を築く。農園で作物を育て日々の糧にする。万全の装備を整え戦地に赴く。機械の力で自動化を実現する。
地に足を着け、一歩一歩確実に歩みを進めることがこの世界で生きるコツと言えるだろう。


プレイヤー次第で楽しみ方は無限大

開発チームの日々の努力により次第に様々なアイテムが提供されるが、それらをうまく扱えるかどうかもプレイヤー次第と言える。
便利なツールを作れたとしても使い方を理解できなければ宝の持ち腐れとなるし、うまく使いこなせればより豊かな生活を送れるという訳だ。
これらをより一層深く探究し、高いレベルで実現しているのが「クラフトピア学会」と呼ばれるユーザーの集団だ。
研究熱心な彼らの成果は、時として開発チームの予想もつかないほどの“驚き”を提供してくれる。
もし興味があれば、彼らの軌跡の一端を覗いてみるのもいいだろう。


あらゆる要素を集約した“全部乗せ”のゲーム、クラフトピア。
今日もまた、人々の営みにより少しずつ進化していく。
Posted 25 September, 2020.
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22 people found this review helpful
951.4 hrs on record (682.0 hrs at review time)
※筆者は前作「討鬼伝・極」については未プレイです

我、“鬼”討つ鬼とならん

「真・三國無双」シリーズでもお馴染みのコーエーテクモが贈る和風ハンティングアクションの第3作のSteam版。
前作「極」と比べて新たなる武器やミタマスタイル、オープンワールドの導入、新アクション「鬼ノ手」など追加要素が多く加わっており、前作をやりこんだプレイヤーや初めて討鬼伝シリーズに触れるプレイヤーも存分に楽しめるボリュームとなっている。

物語を彩る粒揃いのキャラクター達

コーエーテクモの3Dゲームと言えば、やはり伝統と実績の美男美女。
仲間となる主要キャラクターはもちろんのこと、プレイヤーキャラクターのカスタマイズにおいてもそのクオリティに抜かりはなく、数ある狩りゲーの中でもこだわりのマイキャラを作りやすくなっている。
そしてそれらの個性的なキャラクター達が織り成す物語は、王道であるとともにプレイヤーを大いに世界観に引き込む魅力に富んでいる。
エンディングを迎える頃には、どのキャラクターに対しても感慨深い思いが残ることであろう。

新たなる“鬼”討ちは「鬼ノ手」とともに

プレイヤーとなるモノノフは、最初に数ある武器種の中から好きな武器を選んで戦うことになる。
  • 全体的にバランスがよく、残心開放で追加ダメージを与えられる「太刀」
  • 手数と攻撃速度に優れ、空中戦に強い「双刀」
  • 多彩な溜め攻撃で間合いを取りつつ戦える「槍」
  • 超接近戦で強力な攻撃を行い、防御も抜かりない「手甲」
  • 地上では自在な間合いで攻撃、空中では高速で飛び回る「鎖鎌」
  • 遠距離から様々な特性を持つ矢で攻撃できる「弓」
  • 中距離から圧倒的な爆発力を誇る打撃を放つ「金砕棒」
  • 敵の攻撃を受け流しながら連続で広範囲攻撃を行う「薙刀」
  • 種類により異なる弾種で狙撃から零距離射撃までこなせる「銃」
  • “型”を切り替えて守りも攻めも自由自在にこなせる「盾剣」
  • 攻撃範囲の広い鞭攻撃と苦無射撃で、あらゆる間合いで戦える「仕込鞭」
これらに加えて、新アクション「鬼ノ手」を活用することにより、急接近や攻撃の受け流し、“鬼”の部位を完全に消し去る“完全破壊”など戦略性の高い戦闘を行うことができる。
また、鬼討ちを通じて出逢う「ミタマ」をその身に宿すことにより、様々な特殊能力“タマフリ”を使うことができる。
これらをいかに使いこなせるかが、モノノフとしての実力に直結するといえよう。
ちなみに、同行者として連れていける仲間のAIは非常に優秀なため、立ち回りに悩んでいる時は彼らの動きを参考にしてみるといいだろう。

オープンワールドで“異界”を攻略せよ

今作のストーリーは主にオープンワールドの探索によって進行する。
拠点となるマホロバの里の周辺に広がる“異界”にはびこる“鬼”を倒しつつ瘴気を浄化し行動範囲を広げるにつれ、里の住人やこの世界に秘められた真実が次々と明らかになってゆく。
また、フィールドに点在する「しるべ」や「碑文」など、オープンワールドならではの探索要素も充実しており、特色のある風景も相まってプレイヤーを飽きさせない。

仲間とともに、“鬼”を討て

オンラインマルチプレイにおいては他のプレイヤーとともに任務に挑むことができるほか、「人別札」を交換することで相手がいなくともそのキャラクターを集団任務に連れていくことができるようになる。
見聞を広め仲間を増やす意味でも、積極的に仲間を集めるといいだろう。
※残念ながら、PS3/PS4/PSVita版との共闘はできません・・・


≪以下、個人的なちょっとした悩み≫

どうしても価格がネックになってしまっていますので、大体年3回程度の大型セール辺りを狙わないと出費がきついかもです。
ただ、少なくともお値段相当は遊べますので、やはり個人的にお勧めのゲームではあります。
また、異界において「天狐」を同行させることができるのですが、これを任務や集団任務にも同行させられれば良かったとは思いました・・・!
あとは、追加鍛錬で低い等級の武具も高い等級に近い水準まで性能を引き上げることができるのですが、そこでどうしても高等級(下級:3、上級:6)に比べ差がついてしまいます。
オシャレも楽しみたいのにィ!
Posted 5 June, 2019.
Was this review helpful? Yes No Funny Award
15 people found this review helpful
32.4 hrs on record (31.6 hrs at review time)
大自然と人々の温かさに触れる、冒険と癒しの物語
Steam内のゲームの中では数少ないかもしれない癒しゲーです。
血で血を洗うような戦闘要素は一切なし、壮大な大自然に心を打たれ、島の住民の多くも協力的で、とにかく干ばつのように渇いた心を潤したいという方には是非ともお勧めしたいです。

自分探しの旅路は妖精とともに
プレイヤーの分身となる主人公は、自分のルーツを探るために不思議なコンパスを頼りに嵐の中ジェメアという島に辿り着きます。
主人公には普通の人間には見えない妖精を見ることができる能力があり、彼らの力を借りて島を覆うをはらいつつ先へと進みます。
この霧の謎を解くことがこのYonderにおける主たるストーリーとなっています。
青い光を見かけたら調べてみましょう。

集める、作る、人々を助ける
ジェメアには様々な採取ポイントが点在し、最初の村とその周辺の人々の厚意により様々な道具を託され、それらを利用することができます。
鎌で草を刈り、ハンマーで丸岩を砕き、まさかりで木を伐採するなど(切った後は植えましょう)。
そうして得た多様な素材を基にクラフトを行い、クエストや取引など様々な行動に役立てていくのですが、開始直後はレシピも少なくなかなか素材を持て余しがち。
そこで島中の村にあるギルドに加入することで、新たなレシピを習得し活動の幅を広げていきます。
一部のギルドはストーリーにも関わってきますので、なかなか無視できない存在です。

動物も島の仲間。牧場経営でもっと便利に
島で暮らすさまざまな動物も、仲良くなって牧場で飼えるようになれば主人公の助けとなってくれます。
例として、最初の村近くにある牧場で飼うことになるグロッフルという牛のような動物からはミルクを供給できます。
ただし、牧場で動物を飼育すると敷地内にゴミ(湾曲表現)が散乱するようになるので、定期的に掃除するように。
島の住民に食べ物を振る舞ってお手伝いさんとして雇うようになれば、代わりに仕事をこなしてくれます。
生産物をより効果的に供給できるように、飼料と水のご用意も忘れずに。

広大な島を、じっくり、気ままに冒険
Yonderにはメインストーリーこそあるものの、制限時間といったものは特にありません。
このストーリーも流れとしては割とあっさり目で、むしろ冒険の中で発生する様々なサブクエストの方にボリュームが割かれている感じです。
どのクエストから始めるのも、どれだけ時間をかけるかもプレイヤーの自由です。
ジェメアはあまりに広大なために移動に時間がかかるという問題がありますが、そこで既に開放した牧場の元にワープできるクラフトアイテムや、試練をこなすことでワープポイントとなるセージストーンなど、移動を便利にするものを使いこなすことで素早く移動することができます。
長いようで短いような、それでもやっぱり長いようなそんな旅なので、マイペースで歩んでいきましょう。
Posted 5 October, 2018.
Was this review helpful? Yes No Funny Award
12 people found this review helpful
5,402.4 hrs on record (288.3 hrs at review time)
誰でも遊べるライトなTPS

TPSという敷居の高そうなジャンルであるにも関わらず、
デフォルメ調のグラフィックとゆるい雰囲気が特徴。
全体的な難易度も基本的に低めで親しみやすい。

プレイヤーはゴッコスタジオジャパン“GSJ"に遊びに来た子供として、
様々なクエストを経て個性的なキャラクターとの“ごっこ遊び”に興じていく。
クエストごとに様々なテーマがあり、
そのどれもが現実世界に通ずるものがあるために奥深さがある。

単純だからこそはまりやすいゲームシステム

ゲームの一連の流れとしては、
  1. クエストカウンターでクエストを受注し、出発
  2. 敵を倒しながらゴールドや素材を集める
  3. クリア時にステータスが変化するバッジを獲得
  4. これらのアイテムを持ち帰り、バッジを装備したりコスチュームなどを作る
といった感じのものである。

先のクエストになるほど良い素材が手に入ったり、
難易度が高いほどより多くのゴールドや強力なバッジが手に入るようになる。
慣れないうちはソロでもやりやすいイージーから始めてみることをお勧めしたい。
ハードモードでもオンラインで仲間を募ればクリアは十分可能なので、ご安心を。
もちろん慣れればこれらもソロで攻略することも可能。

極端な話、中途半端なバッジでも高難度クエストは問題なくクリアできるものの、
コレクターであればレアなバッジが欲しくなるものなので、
受け入れる層はだいぶ広いといえる。

衣装も武器も個性的

クエスト中から持ち帰った素材を合成し、様々なコスチュームを作ることができる。
このコスチュームの種類も実に豊富で、様々なコーディネートが楽しめる。
特にレアモンスター「フラン」からドロップするレア素材からは、
特殊な染色用コスチュームを作ることができるので、
腕に自信があればチャレンジしてみるのも一興。

武器についてもそれぞれが個性を持っており、
癖がなく使いやすい初期装備の「ハンドガン」「エアセーバー」、
連射力があり当てやすい「マシンガン」、
弾速が遅い代わりに火力の高い「マグナム」、
特殊な弾を放つ「ランチャー」など。
これらの武器はショップで購入できるほか、
合成によって作ることができる特殊な武器もある。
色々使ってみて、自分に合った武器を模索してみよう。

遠くの人と、誰とでも友達に

チャットやジェスチャーといったコミュニケーションツールも充実している。
特にチャットについては、外国にも通じるショートメッセージ機能もあるため、
国境の垣根を越えて一緒に遊ぶこともできる。
ジェスチャーを出し合って遊んでみるのも楽しい。
クエストの合間の息抜きに、またロビーでのんびりしているときに、
チャットで気軽に雑談できるのもGOCCO OF WARの魅力の1つ。
疲れた時にいつでも迎えてくれる、GSJにあなたもいかが?


注:グラフィックボードなどの相性によっては
グラフィックが崩れたり、エラーによりプレイできないことがあります
Posted 2 July, 2018.
Was this review helpful? Yes No Funny Award
Showing 1-4 of 4 entries