The iron never stops. It can't stop. I tried to step away, I really did. I thought I'd be free, just a quick break to touch grass and maybe talk to another human being... BUT THE BELTS! ooooHHHH, those beautiful, cruel conveyor belts kept calling me BACK. They whisper in my sleep, "YoU’rE oNe cOnvEyOr shOrt of PERFECTION." And I listen. I always listen. My friends are long gone. My social life? Disassembled and repurposed as modular frames. I don’t eat unless it's biofuel. My house is just a storage container for reality, while my mind is powered by somersloops.

They say there's an end, that you can finish the space elevator, but I know the truth: Satisfactory never ends. There’s always another node, another resource to exploit, another mega structure to build. My soul belongs to the factory now. Efficiency is my religion. And somewhere in the distance, I can hear a miner churning... forever.

アーリーアクセスで一通りプレイしましたが、Ver.1.0でさまざまな要素がアップグレードされたため、2周目を始めてまた時間を溶かしています。アーリー経験者も新規プレイヤーも、ぜひプレイしていただきたい傑作。

舞台は1枚の大きなオープンフィールドマップ。ランダム生成ではなく、細部まで丁寧に作り込まれた手作りのマップで、各バイオームも美しいです。鉄鉱石や銅鉱石などの資源を採掘し、加工機械で素材にし、それをさらに組み合わせて製品を作り上げていくという工場を建設していきます。目標は、段階的に提示される納品目標を達成していくこと。

フェーズが進むにつれて、やれることがどんどん増えていきます。最初はベルトコンベアで近場の資源だけを運んでいたところが、トラクターによる自動輸送や鉄道による大規模輸送が可能になり、ワールド各地にハブ工場ができるように。ところが、納品目標となる製品もどんどん複雑化していき、最初は単工程で作れたものが、複数の資源や中間加工を必要とするようになります。その工場設計に頭を悩ませ、目標に到達したときの達成感、そして出来上がった工場を眺めたときの満足感(Satisfaction)が最大の魅力。

最初は工場を無計画に建てても問題ありませんが、工場が拡大するにつれ、さまざまな要素を考慮しなければならなくなります。

1つ目は電力問題。すべての採掘機械や工作機械は電力を消費するため、工場が拡大するほど電力不足に悩まされます。最初は木を手動伐採してバイオマス発電を行い、次に石炭を自動採掘して完全自動の石炭発電へ移行し、やがて石油や原子力へとアップグレードしていきます。電力は工場の規模と生産力を決定する要素なので、常に不足に苦しむことになります。発電設備の解放は納品フェーズごとに進行し、納品を進める大きなモチベーションになります。

2つ目は物流問題。鉄鉱石や銅鉱石はどこでも採取できますが、原油やボーキサイトなど希少資源はマップの一部にしか存在しません。これにより、物流網を遠方まで伸ばす必要があります。ベルトコンベアを延々と敷く、トラクターで自動運転による配送、あるいは鉄道による大規模輸送など、手段には一長一短があり、どの方法を選ぶか考えるのが楽しいです。

３つ目が土地問題。工場を建造する用地をどこに確保するのか、頭の悩ませどころです。資源に近いところにするか、広い平地に大きな工場を設置するのか、縦に積みあげていってタワーのようにするのかといったように、選択肢は万別です。

こうした問題をどう解決して工場を建設していくかを考えるのが、このゲームの醍醐味です。

3Dで作り込まれた工場設備が自然の中にそびえ立つ光景は圧巻です。崖の上から広がる工場群を見ると、思わずうっとりします。工場の建造についてですが、3Dであることを活かした立体的な配置ができることがこのゲームの特徴であり魅力です。建造に適度な緩さもあり、コンベアなどは設備や他のコンベアと3Dモデルが衝突しても普通に動作します。見た目にこだわりたい人は3Dモデルが干渉しないようにうまく立体交差させて作ることも出来ます。基本的に設備を建てるためには土台を敷くことになりますが、この土台は謎技術により設置制限がなく、マイクラみたいに宙に浮かせることができます。もちろん宙に浮かせるのに抵抗がある人はデコレーションで柱や壁などがあるので、それをつけることで違和感なく多層構造の工場を建造することができます。自分の満足のいく形で自由に工場をレイアウトできるのが魅力です。

概要でも話しましたが、このゲームは作り込まれた1枚マップです。ただマップが広いというだけでなく収集アイテムが点在しており、後述しますが工場の生産性に直結する価値を持つアイテムなので探索して集めたい！というモチベーションになります。バイオームも多様性に富んでおり制作者のこだわりが感じられます。マップには敵性生物もおり、主に各資源や収集アイテムのあたりを徘徊しているので戦闘は避けられません。戦闘要素はフレーバー程度で、多少の近接武器と単発式ライフルみたいな銃があるだけです。設定で敵性生物の敵性をオフにすることもできるので、うっとおしければオフにすること推奨です。ちなみにオフにしても実績の取得には影響ありません。
マップに点在する収集アイテム紹介
　●パワー・スラッグ … でっかいナメクジ。パワーシャードというアイテムに加工できる。工場設備に投入することができ、性能をブーストできる。例えば120個/分の採掘機に対して最大3個のパワーシャードを投入すれば2.5倍の性能を発揮でき300個/分も生産できるようになる。(その分電力も2.5倍かかる)
　●ハードディスク … このゲームの特徴である代替レシピの開放に必要。解析することでランダムに代替レシピを入手できる。代替レシピというのは、例えば通常では銅のインゴット→ワイヤーというレシピを鉄のインゴットで作ることができる別レシピを開放できるというもの。代替レシピは一長一短あり、電力消費が多くなったり入力素材が複雑になるかわりに生産性を向上させるものがあったり、例のように資源自体変えてしまうものまで様々。これがあることで工場の柔軟性が上がり、様々な対応ができるようになる。余談だがこの代替レシピが本当に良く出来ており、絶妙なゲームバランスが設定されている。
　●マーサー・スフィア … 次元デポの拡張に必要。次元デポはいわゆる四次元ポッケで、遠隔でもアクセスできるインベントリを提供する。例えば遠く離れた場所でモーターを生産しており、そのモーターをコンベアで次元デポアップローダーに投入すると、どこでもそのモーターにアクセスして使用できる。使えばわかる便利さ。このマーサースフィアでその次元デポの容量などをアップグレードできる。
　●サマースループ … 公式チート。電力増幅装置として使えばノーコストで総発電量を1.1倍にできる。生産増幅装置として製作機械に使えば電力の消費と引き換えに、1回分の素材で生産物を2倍生み出すことができる。この生産増幅装置としての効果が強力で、生産が複雑な製品をサマースループを投入するだけで何倍にも生産性を高めることができる。ただサマースループは貴重で、マップでも入手し辛い場所にあります。


このゲームは、小目標を達成していくことでモチベーションを維持し、最終的に大目標に到達する、いわゆる「時間泥棒系」ゲームの構造を持っています。しかし、その小目標を自分で自然にプランニングして進めるデザインが秀逸で、何度遊んでも飽きが来ません。プレイヤーごとに異なる工場が作れる点も、コミュニティの活性化につながっているのでしょう。非常におすすめです。

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ここからはアーリーアクセス経験者向けに、Ver1.0で拡張された内容を一部記載します。
ちなみに私はVer1.0で追加されたティア9にはまだ到達していないのでティア9の新規要素は記載出来ておりません。
これからティア9に到達して新しい設備群を扱うのが楽しみでなりません。

●実績の対応
古いセーブデータを開いても過去に遡って実績は取得されません。つまり、イチから始める理由になります。

●バイオマス発電機にコンベア投入口がついた
バイオマスをコンテナに投入→製作機で固体バイオマス燃料に→バイオマス発電機に直接投入ができる。バイオマス発電機ひとつひとつに燃料を投入していた時代は終わり。序盤が格段に楽になりました。

●複数の新代替レシピの登場
代表して"鉄のパイプ"を紹介。なんと鉄のインゴットから直接、鋼管を作成可能。石炭不要になりとても便利。

●ロケット燃料の登場
ロケット燃料の燃焼効率がヤバい。代替レシピが揃っている前提だが、原油300から60000MW超を生み出せるヤバさ。

●次元デポ便利すぎ
上のマーサースフィアの項に記載しましたが、よく使う素材を次元デポに自動アップロードできるようにしておけば、拠点まで毎回取りに戻らず遠隔地の開発が出来ます。墜落船のコンテナ開けにも便利。

●サマースループは壊れ
上のサマースループの項に記載したとおり、生産増幅装置の力がヤバい。

●ハードディスクのリセマラが簡単に
これまでは10分待たないといけなかったリセマラが、再抽選ボタンが出来たことでセーブ→ロードですぐリセマラができるように。狙った代替レシピがすぐに入手できる。

●地熱発電機がティア7になってすぐ作れるように
原油加工が出来るタイミングで地熱発電機が使えるようになりました。大規模発電所までのつなぎとしていい感じ。

●ドローンにいろんな燃料が投入可能に
バッテリーしか使えなかったドローンに、燃料やロケット燃料、ウラン燃料棒といったものが投入可能に。バッテリーは磁界発生装置の必要素材からも外れ、オワコンに。なおウラン燃料棒を投入しても謎技術によりウラン廃棄物は発生しない模様。

●コンベアの直線設置モード
コンベアの設置モードで直線が選べるように。カーブが自動的に90度の直角になる。きれいなコンベア配置ができるようになりとても嬉しい。

悪魔の作った悪魔のゲームです。時間が溶けに溶けます。
セールとか待たずに今買って遊んでみて欲しいです。

この手の作業ゲームですとインターフェースが悪いだとか操作感が悪いだとかがあると非常に苦痛ですが、
このゲームにはそれがほぼ無いと言っていいと思います。
とても良いインターフェースと操作感で、無限に作業に没頭できます。