無心で鉱石掘って集めて売って強化するだけのゲーム
作業をしたい方にお勧めです

前作に引き続き今作も実績コンプ
対戦ありがとうございました

2ステージ目以降から現れる
定期的な進行不能要素(特に雪山ステージの方)は
正直不愉快でしかないので
ステージの左右どちらかの端からC4連打で
一度地底まで爆破すると快適にプレイできるようになります

低評価レビューで
説明不足でステージ２で詰みかけた と書かれている方がいますが
ステージ２に進む前段階で同じ工程を説明を受けながらこなしているはずなのに
説明も読んでなければ自分のやったことも忘れてる変な人なので
普通の知能をお持ちで普通に遊んでいれば詰む事は無いです

スタート地点の地上から地下へと掘り進めていく、半ば定番化している作業ゲー。

この手のゲームは単純性を維持しつつも如何にして「プレイがだれないようにするか」が肝心となっているが、本作はそこが壊滅的だった。

普通に楽しめたのは6時間目ぐらいで、10時間目あたりで雲行きが怪しくなり、13時間でプレイをやめた。


WASDで移動。左クリックで決定というスタンダードなものとなっており、QとEでアイテムの切り替え、Fでアイテム使用、Bで機能画面の切り替えとなっているが、Bだけ離れていてやや使いにくい。

またアイテム切り替えで頻繁に使うことになるQとEをまったく異なる操作で使うことになったりとあまり洗練された操作性ではない。


日本語対応となっているが、細かいところは日本語に訳されておらず、英語表記のまま。それのせいで一部操作がわかりにくく、進行への影響を感じた。

キャラクタの台詞や掛け合いは情緒が乏しいものや口調に違和感があったりとあまり自然な訳され方ではないように感じた（このあたり、前作を知らないので何とも言えないところではあるが）。


ゲーム以外の部分で言うと画面サイズの変更がゲーム側で用意されておらず、Windows側のサイズ変更を使って自分から調整しないといけない上に起動するたびに同じことをしなければならないのが、面倒くさかった。

ゲーム本編では説明不足に感じるところがちらほらあった。またさほど高くない翻訳精度のせいでわかりにくい部分もある。

具体的に粗を感じたのはステージ2のヒーターの電力供給について説明不足さを感じた。

ヒーターを設置すると「電力がない」と言われているが「そもそもどうやって電力を確保して供給するの？」というクエスチョンに対するアンサーが欠けていた。

まず「どうするか」の根本的な部分で日本語に訳されていなかったのがもう致命的。

正直、ここでやめたかったが少し頑張ってみるかと試行錯誤してみた結果、ステージ1に戻って最初から完成されている電力供給部分を見てそこで合点がいき、コネクターと電源とヒーターを繋げばいいことに気がついた。ちなみにコネクターの使い道は一切説明されていない。電源もどこに設置すればいいのかも説明されていない。

銀行でアイテムを売却した際も散らばった金の回収がただ面倒くさいだけでまるで楽しくない。しかも回収が遅れると地面に沈んで消滅するのはストレスでしかなかった。何が楽しくてこんな仕様にしたのか理解に苦しむ。


プレイを開始すると掘っては地上に戻り、掘っては戻りと繰り返すことになるが土とアイテムのインベントリが少なく、頻繁に往復させられることに開始早々ちょっと面倒くささを感じたが、苦痛とまではいかなかったので普通に進めてステージ1をクリアする。

ここまでは普通に面白かった。

ステージ2は雪ステージである程度地下へ掘り進めると嵐がやってきてヒーターを設置する必要が出てくるが上述の通りのわかりにくさに直面して投げ出そうかと思った。

試行錯誤して使い道がわかるとそこからは勢いよく進めるかと思いきや、定期的に新しいヒーターを設置しなければならず、そしてヒーターには電力を供給しなければならないので電源元からコネクタをつなげて、と「掘る」以外の要素が出てきたのはいいのだが、このコネクタを繋げる頻度が多くて本作の遊びのメインである「掘ること」のテンポを阻害してつまらない作業でしかなかった。

ステージ3は溶岩ステージとなり、今度はポンプによって熱さ対策をするのだが、やっていることはヒーターと同じで遊びの使いまわしを感じた。

ステージ4はどんなギミックがあるのかと思ったらステージ3とまったく同じことをさせられてさすがに辟易して途中でやめた。

気持ちのいい作業ゲーなら歓迎だが、本作はまったく気持ち良くない。

ここまでのプレイで感じた他の問題点としては「宝箱から得られる金が少なすぎて開ける意味がない（そんなものより手に入りにくい素材を出してくれ）」「ステージ3に入る頃には使い道がないほど金が貯まってしまい、金を集める意味が早い段階でなくなる（恐らくもっと先へ進めば強化周りで使い道が出てくるのかもしれないが、プレイした範囲だとそのように感じた）」「掘削作業が途中からC4を連打するだけの退屈な作業になる」「設置したポータルの使い勝手が悪い（複数設置した場合にポータルで移動しようとすると、移動先のポータルを指定するのではなく、上か下かだけなので例えば上に2つポータルを設置して2つ先のポータルへ行きたくても、まず1つ上のポータルへ移動することになり、次に再び同じ操作を行って上へ移動する、という無駄な手間としかいいようがない操作を行う必要がある）」というところか。


言ってしまえば「安さを免罪符にした出来が悪い作品」以外の何物でもない。

気持ち良さ、中毒性、未知への期待感を感じたのはステージ1だけだった。

好意的な見方をするなら「安い割には実績が多くて長く遊べそう」とも言えるので楽しくない単純作業でも構わないという人は楽しめるかもしれない。

穴掘りメカをアップグレードして最下層をめざすカジュアルゲーの続編
ゆるい雰囲気はそのままに様々な要素が改良・追加されてボリュームもアップ。コンボシステムが採用されて掘るルートを模索する楽しみが増えたのはでかい。使わんでもいいけど

遊びやすさもスーパーに進化…していたら良かったんだけどブラッシュアップ不足。アプデを気長に待った方が快適に遊べるかもしれないけどさ、掘りたいじゃんね？

ぼけーっと作業ゲーしたい人におすすめ。掘るのに飽きたらC4で発破してしまえばいいのです